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【社員インタビュー】エンジニアと営業がパートナーであるために…「エンジニアリスペクト」の心とは!?

こんにちは!ダイヤモンドファンタジー人事担当の春木です!

今回は、ITソリューション事業部営業部の中里さんにインタビュー!エンジニア、事業への想いを熱く語っていただきました!

プロフィール
◆中里 勇也(なかざと ゆうや)
2016年 ITソリューション事業部の営業としてダイヤモンドファンタジーに中途入社
現在は、ITソリューション事業部 営業部 HRチームのサブマネージャーとして、エンジニアのフォローや人事制度の運用・設計に携わっている


営業時代から「人に関わること」を任され、立ち上がった”HRチーム”

ーそれでは中里さん、まずは入社までの経歴などお願いします!


はい、よろしくお願いします。
2013年に大学を卒業後、飲食チェーン店を運営する会社に新卒入社しました。
店舗配属になって約3年間、店舗マネージャーまでやったんですが、休みが1か月に半休込みで3~4日、朝7時から終電まで……という生活が続いていて。長く続けるのは厳しいかなと思っていたところに、高校時代からの友人に声をかけられて、それでダイヤモンドファンタジーに入社しました。

―リファラル入社なんですね…!ところで、HRチームとは何をしているチームですか?


チームとしては昨年正式に立ち上がったんですけど、元々僕が、営業でありながら人に関わることを任せられることが多くて、それで後から体制がついてきた感じですね。

ITソリューションの営業部としてはクライアントチームとHRチームに分かれていて、HRは”ヒューマンリソース”、人に関わるところが軸になっています。クライアントチームはその名の通り、主にお客様とのやり取りを担当をするチームです。

たとえば、今うちはエンジニアが40人いるんですが、9割が自分の担当になっていて、数か月おきくらいに現場の状況などを1対1でヒアリングしています。

エンジニアからのキャリア相談、時には意見を伝えることも


それから、現場が変わる、次の現場を探す時にはメインでやり取りをさせてもらっています。その時に、どういう案件に進みたいのかとか、もっと長い目で見るとどういうキャリアを組んでいきたいのか、じゃあこういう案件がありますよ、とかそういう話をすることもあります。

1つ1つの現場経験の積み重ねが、その人のエンジニアとしてのキャリアを形作るので、案件を決める時にはしっかりと方向性の確認をするようにしています。時にはこちらからアドバイスというか、意見を伝えることも必要だと思っています。

あとは、人という部分で、採用について人事から相談を受けることもあります。どういう人をいつ採用するか、採用基準など一緒に考えています。

―その人事とは私のことですが…(笑) まさに「人と関わること」が役割そのものなんですね。

あとは配置戦略というか、チームで参画するための計画を考えたりもします。クライアントチームに向けて、「こういうスキルの人がいつ頃に現場変わるよ」「この人はこういう現場を希望してるよ」とか営業するための情報の取りまとめもしますね。

キャリアのところでいうと、人事制度的なところも考えています。
うちではITソリューションの人事制度はエンジニアとHRチームで作っているんです。現場に即した形ですね。



エンジニアにも、会社にも、誠実でありたい


ーエンジニアと関わるうえでのモットーは何ですか?

基本的にSESで、お客様先で仕事をするということになってくる。そうなると、実際に働くエンジニアの、意思、意見、考えをできるだけ尊重したいという気持ちが強くあります。

あと大切にしているのは、「お互いがお互いを尊重し合える関係でありたい」ということですね。エンジニアの方が偉いとか、営業の方が偉いとかじゃなくて、役割が違うだけなんだと。どちらもないがしろにしてはいけない。同じ組織で違う役割を担っている、その仲間を尊重し合っていきたいと思っています。

参画する現場1つ1つに対しての納得感は、本当に大事にしたくて。ただ、会社として利益や、営業戦略を考えて動かないといけない機会も多くてそこが難しい。そういう時にこう、事業部の方向や目的、計画を話して、会社を大きくする、お客様の役に立つというところに対して、それぞれが違った役割を持って協力し合っていけたらいいなと。

個人と組織のバランスを取っていくところは本当に難しいんですが、その時に何か隠したりとか、言わないとかそういう不誠実なことはしたくない。もし会社側からお願いしたいこととか考えがあるんだったら、それはちゃんと伝えて、理解、納得してもらった上で協力してもらう。
エンジニアに対しても会社に対しても、誠実でありたいです。

ーダイヤモンドファンタジーのSESはどういうところが特徴ですか?


エンジニアと営業がコミュニケーションを取りながら日々業務に当たっているというところですかね。
営業から一方的に「この案件に入って下さい」ということは基本的には無いです。
もちろん、営業状況が厳しいとか、そういうことはあるかもしれませんが、だからといって例えば全く開発じゃない案件に入ってもらうとか、そういうことはやっぱりしないので。その時その時のベストな行動を選択しようと思っています。

納得感を大事にしたくて。想定していたよりは、ちょっとベストじゃないみたいなことも、ちゃんと伝えようとしていて。今ちょっとこういう不利な状況になってしまっている、みたいなことも伝える。話すことでお互い理解し合えると思うので、100%の納得感になるかは分かりませんが、そういうコミュニケーションのスタンスを取るようにしています。

例えば、フロントエンド中心にやってきた人が、次はバックエンドの案件に入りたい、なんていうこともありますよね。そしたら、まずはバックエンドの案件を探す動きをして、 ただそれをずっと続けて待機になってしまうと会社としては健全でないので。「この期間まではバックエンドの案件だけ探して、ここからはフロントの案件もちょっと入れるようにしましょう」と、きちんと相談しながら進めていく、といった風ですね。

ただ、会社からのお願いだけではなくて、お互いがメリットを感じ合えるような関係性を保てるように、ということももちろん意識しています。
「どういう技術が市場価値が高いのか、お客様のニーズが高いのか」とか、そういう情報なんかは営業が結構持っていたりするので、「今後も考えるとこういう案件に入っていくっていうのも1つメリットになると思いますよ」とか、そういった情報共有も積極的にするようにしています。




会社も社員も成長していけるビジネスを考えていきたい


ーもっと良くしていきたいところや、課題はありますか?

個人的には、制度とサポート、マネジメントのところに課題があるかなと思っています。
やっぱりベンチャーとして、0から成長してきたという背景の中で、制度周りがまだ整い切っていないところで手間をかけてしまうことがあったりして、申し訳ないなと。

それから、元々メンバーだった人が、成長してリーダーになっていく時なんかに、そこのところをバックアップするノウハウ、マネジメント手法の体系化が追い付いていなくて。やっぱり個別対応というか、属人化してしまう部分があるなと思います。

もちろん、技術面のサポートや保有する案件の数なんかも、もっと上げていくことが出来ると思います。うちでも、今期からUdemyなどの学習補助が導入されるんですが、そういった福利厚生や、先に挙げた制度やマネジメントの整備をしていくことで、まだまだ伸ばしていく余地がある。人を増やしていくことができると思っています。

ーITソリューションとしての目標はありますか?


やっぱりまずは人数を増やしたいですね。人数の壁を乗り越えて、SES自体の規模を大きくしたい。
ただ、単純に人数だけ増やせばいい訳ではなくて、やっぱり会社の方向性とか考えに賛同してくれる人の輪を広げたいと思っています。

それから、SES以外の事業の立ち上げですね。
一番近いのは受託開発と自社開発になると思うんですが、ただ開発を請け負えばいい、何でもいいからサービスを作ればいい、とはならないですよね。きちんと売上の立つものを選んでいかないといけないですし、その仕事を通して社員の成長がないといけない。売上を上げていくことと、事業を通して社員が成長していくこと、そしてお客様の役に立つこと。この3つがセットになっていないとやる意味がないと思うので。ただ「やる」だけじゃないビジネスを考えていきたいです。






クライアントワークで「お客様の役に立ちたい」という気持ち


ーダイヤモンドファンタジーにはどんなエンジニアが合うと思いますか?

先ほども少しお話した、「会社の方向性や考え方に賛同してくれる人」ですね。
最近よく、”クライアントワーク”というキーワードを営業に対しても、エンジニアに対してもよく使うようにしてるんですけど、 やっぱり、お客様の役に立って、お客様に感謝される。そしてお客様と信頼関係が生まれて取引が拡大する、というところが基本的に目指すべきスタンスだと思っています。
なので、クライアントワークで、心の底から「お客様の役に立ちたい」という人がいれば、それは本当に素晴らしいことだと思います。

技術的な方向性でいうと、在籍している人だとWebオープン系の開発、言語はJavaとPython、フロントだとReactやVueあたりが多いです。ただ、「これじゃなきゃだめ」ということは無いです。
逆に、新しい領域の人が入ってくることで、ダイヤモンドファンタジーとしても領域が広がっていくというのは良いことだと思います。

基本的には、会社のビジョンとか方向性、お客様の役に立ちたいっていうところに感動してくれる人が嬉しいですね。それはITに限らず、うちではどの事業部も一緒だと思います!

うちに、エンジニアをリスペクトしていない営業はいない!

ー営業部の人たちはエンジニアのことをどう思ってるんでしょうか。

一緒にクライアントのビジネスを支援していく、パートナーだと思っています!
営業だけではお客様のプロジェクト支援はできないし、ただ、営業とか、バックオフィスの存在があって、エンジニアとして本来の仕事に集中して取り組めているという考え方もやっぱりあると思うので。役割の違いを理解して、そういう意味でお互いにリスペクトが必要ですよね。
リスペクトがない間柄で、良い仕事は出来ないと思うんです。
エンジニアだったら、例えばフリーランスになるとかそういう道もあると思いますが、そこでも、仕事に関わる人に対してのリスペクトというのは必要ですよね。

昔、ダイヤモンドファンタジーでも「エンジニアファースト」っていうキーワードを掲げていた時期がありましたけど、「ファースト」から「リスペクト」に変わってるかもしれないです。うちに、エンジニアをリスペクトしていない営業はいないですよ!

ー「エンジニアリスペクト」というキーワードはあまり聞いたことがないですね


そうですね、僕も聞いたことないかもしれないです(笑)
これからはそういうコンセプトもありなんじゃないかなと思います。

ーすごくいいと思います。それでは、今日はインタビューありがとうございました!


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