こんにちは!デザミス株式会社の採用担当です。
本日は、セールスの園畠さん、池田さん、岡部さんにインタビューをしてまいりました。
・「U-motion」のセールスとして働くのが面白い理由
についてお話しして参りますので、「自由度の高い環境で自身の力を試したい方」や「プロダクトを通じて畜産農家の経営改善に貢献したい方」はぜひ最後までご覧ください。
ー「U-motion」のセールスとして働くのが面白い理由を教えてください。
- 裁量が大きく、自由に戦略を立てて営業活動ができるから面白い
- 「U-motion」を通じて大きなやりがいを得ることができるから面白い
- 日本の食を代表するブランド牛の生産に携わることができるから面白い
- 仕組み化に携わることができるから面白い
- 一次産業の現状を深く知ることができるから面白い
- 牛が可愛い
ーそれぞれの項目について詳しく教えてください。
裁量が大きく、自由に戦略を立てて営業活動ができるから面白い
園畠:裁量の大きさについてですが、やはり畜産業界の大手企業や全国的に有名な農家さんと仕事ができるというのが大きなやりがいの一つだと感じています。
また、現在、一人あたり50件から100件以上の案件を担当しており、各県に関しても、一人あたり2県以上を受け持つ状況です。非常に責任感の大きい仕事で、大変なことも多いですが、その分とても充実感がありますね。
池田:各エリアの担当者が少人数なので、実績を上げることも、さぼって実績がないことも一目で分かります。そういう意味でも、責任感を持って仕事ができる環境だと感じます。
あとは、自分のペースで仕事ができることも魅力的ですね。自分でスケジュールを立てて、いつまでに何を達成するかを計画できるので、指示を待つのではなく、自分から積極的に動けることが楽しいと感じています。
園畠:型にハマった営業ではなく、お客様の予算や牛舎の広さに合わせた提案など、自分で自由に組み立てながら営業活動ができるのも面白いポイントですよね。
岡部:そうですね。例えば、農家さんへのアプローチの仕方も自由で、直接電話してもいいですし、紹介してもらってもいいですし、たどり着ければ、その方法は何でもいいという感じです。
|どのようなアプローチが一番結果に繋がりやすいと感じますか?
岡部:私個人の意見ですが、農家さんは横のつながりが強いので、他の農家さんに「誰々さんを知っていますか?」と聞くと大体知っているんです。連絡先を知っていたら、紹介してもらえる場合もありますし、紹介がなくても情報を教えてもらえることが多いです。「どこどこに行けば会えるよ」とか「何日に市場にいると思うよ」といった情報をもらえるので、それをもとに会いに行っています。
池田:各県ごとに特徴があり、戦略も変わるのも楽しいですね。例えば、とある県では畜産はJAが強いとか、この代理店が強いとか。一方でほかの県ではその代理店はそれほど強くなく、直接アプローチしても大丈夫というように、戦略が異なるんです。誰と組むかといった部分の戦略が県ごとに変わるので、そういったことを考えるのも楽しいですね。
「U-motion」を通じて大きなやりがいを得ることができるから面白い
|U-motionの特徴を教えてください。
岡部:そもそもU-motionは「牛の気持ちを知る」というところからスタートしたプロダクトです。まずは、24時間行動をモニタリングして、牛がどんな気持ちで1日を過ごしているのかを可視化することから始まり、体調の悪い牛や発情が来ている牛、起立困難が発生している牛をお知らせする使い方が中心でした。
そこから徐々に使い方の意識が変わってきて、現在は経営改善にシフトしています。農家さんが気づいていない赤字の牛を早期発見し、ロスコストを減らすように管理することに注力しています。例えば、疾病を早期に発見し治療すれば、肥育農家さんでは最終的に枝肉の量が増え、繁殖農家さんでは発情を早めに検知し受胎させることで、21日間の発情周期を無駄にしないようにできるんです。こういったコンサルティングのような働きが、U-motionの特徴だと感じますね。
|実際に「U-motion」を通じてやりがいを感じたエピソードはありますか?
園畠:「妊娠しにくい」という課題を持った繁殖農家さんでのエピソードをお話しします。実際にU-motionを導入いただき、発情の周期をデータで分析して的確に把握することで、妊娠に成功し繁殖につながりました。データを活用することで、
ベテランの農家さんでも気づきにくいと畜産業界で言われている部分を改善できたことは、U-motionを通じての一つのやりがいだと感じています。
池田:農家さんの牛の中にも、出荷した時に売上を大きくあげてくれる牛と病気や体調不良などの何らかの原因により、売上があまり上がらない牛に分かれます。これを「黒字になる牛」と「赤字になる牛」と表現します。
黒字の牛をさらに伸ばすのは難しいですが、赤字の牛を少しでも黒字に持っていくためにU-motionを活用しています。例えば、病気の発見や食事量の減少など、U-motionのデータを基にしっかりと判断することができるんです。特に夏の暑い時期には、牛の食欲が減ることがありますが、牧場全体の平均データをU-motionで把握しながらお客様と対策を話し合うことで、実際に改善されるとやりがいを感じますね。
日本の食を代表するブランド牛の生産に携わることができるから面白い
|携わっているブランド牛を教えてください。
園畠:宮崎牛、鹿児島黒牛
池田:松坂牛、近江牛
岡部:鹿児島黒牛
|携わっているブランド牛をいただけるような機会はありますか?
岡部:私と園畠さんが携わらせていただいている農家さんで年に1回、関わりのある様々な業者が集まって田植えを手伝うイベントがあります。その際にお礼として、ふるさと納税で送られている焼肉セットをいただきました。
池田:私は堆肥の販売を手伝った農家さんからアスパラをいただいたことがあります(笑)
仕組み化に携わることができるから面白い
岡部:現状、決まっていないことが多く、例えば、新しい事業が出てきたときにどのようにフローを立ち上げていくかなども自分達で決めながら業務を進めています。皆で話し合いながら、「こうしたらいいんじゃないか」とか、「ここからデータが来たらこっちにメールを転送しよう」といったやり方やルールを作り上げていく経験は、現在のフェーズだからこその魅力だと思いますね。
|具体的な現在のセールスチームの課題を教えてください。
岡部:顧客管理に課題を感じています。具体的には、顧客がどこのエリアに何人いるのか、農場の住所と契約の住所が異なる場合などを一元管理できていない状況です。システムに情報は入っているものの、誤りが多いため、エクセルファイルをいちいち調べて正しい住所を確認しなければならないんです。一元管理を早く実現してより業務の効率化を目指したいですね。
園畠:私は、社内申請関係に課題を感じています。例えば、新しい契約の決済や稟議書の作成について、新しい方が入社したときにすぐに理解できるかというと難しい部分があります。そのため、フォーマットの整備やレクチャーの時間を確保できたら良いですね。
池田:私も、社内申請に関して発注の部分で課題を感じています。というのも、いくつかのシステムを使って作業をする必要があり、工数が多くかかるんです。どの案件がどこまで進んでいるのかを自分で把握していないと、発注されていないことがあったり、うっかりミスをしてしまうこともあります。発注業務の工数を減らしてシンプルに案件を管理できるように改善していきたいですね。
園畠:現状このような課題があるとはいえ、今後入社してくる方には、しっかり時間を取って細かくレクチャーできるようにしたいと考えているので安心してください。また、セールスチームが抱える課題を一緒に解決していただけるような方に参画いただけたら嬉しいです!
採用担当:社内の仕組み化に携われるのも、ベンチャーの醍醐味で良いですね!
一次産業の現状を深く知ることができるから面白い
岡部:デザミスに入社する前までは、消費者の目線でお肉を買っていたので、生産工程などは全く知りませんでした。入社して、実際に一次産業の現場を見て、どのようにお肉や牛乳が、出荷されているのかを知ることができたのは、私にとって非常に大きな経験でしたね。
例えば、以前は牛乳が1L200円だと高いと思っていましたが、酪農の苦労やその背景を知ることで、1L200円で売ることがむしろ安いと感じるようになりました。黒毛和牛も100gで1000円くらいしますが、多くの人件費がかかり、牛舎の設計や餌にもこだわって作られたお肉なので、その値段は安いと感じますね。
池田:私も岡部さんと同意見です。もともと違う業界にいたため、一次産業については消費者側の視点しか持っておらず、特に興味もありませんでした。しかし、実際に自分が畜産業界に携わるようになり、農家の方々の苦労やプロセスを通じて立派なお肉が作られることを実感しました。まだ全てを理解しているわけではありませんが、畜産業界の現状を徐々に知り、理解が深まってきたと思います。
園畠:確かに一次産業について深く知ることができるのは、とても面白いですよね。仕事とは関係ないかもしれませんが、今後、食料危機が迫ってくると思います。その中で、牛を育てる過程やその知見を活かし、農業に携わる方々と関係を築く中で、社会に貢献できることも出てくるのではないかと考えたりするのも面白いです。
牛が可愛い
岡部:仕事の中でモチベーションの一つは牛舎に行くことです。牛舎に行くと、農家さんと話すだけでなく、U-motionのセンサーを牛に取り付けたりすることもあります。牛と触れ合いながらの作業は、動物好きな方であれば楽しいと感じると思います。
園畠:私は実家が牛飼いなので、小さい頃から当たり前の存在で可愛いとは思っていなかったのですが、デザミスでの仕事を通じて牛と触れ合ううちに可愛いと感じるようになりましたね。
池田:私もこれまで動物と触れ合うことは少なかったのですが、仕事に追われながら日々の作業をしている中で、牛舎に行って牛を見ると癒されます。牛もこちらに興味を持って見てくるので、その様子がとても可愛いんです。