おはようございます!
三井滉平です。
demmpaという会社で、個人のキュレーションメディア「knower(ノワー)」を運営しています。リンク+コメントで簡単にあなただけのまとめを作ることができるサービスです。
▼サービス詳細はこちら
https://hello.knower.jp/
相変わらず白湯の美味しさにどっぷりハマってる今日この頃です。
さて。
今日は【D2Cのようにwebサービスを創る】というタイトルで、knowerの構想や進め方で思っていることを書いていこうと思います。
昨日のテスト会が楽しかった!
昨日、「新機能テスト会」と称して、knower上に追加予定の機能をテストする会をユーザーの方に協力してもらいながら開催しました。テスト環境のプロダクトをぽちぽち触ってもらいながら、サービス上のバグやUXについての意見をいただく会です。
これがまあ、めちゃくちゃ楽しかったです!
ずっとknowerの事を考えている自分たちだと、どうしてもフラットな目線で見ることができず、サービスに偏見が入ってしまうことがあるのですが、ユーザーの方からの意見はフラットな目線での意見なので、とても勉強になりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます!!
そこで、「こういう会ってもっと頻繁にやってもいいな、てかやった方がいいな!」と思いました。シンプルにバグ発見やUXの意見を聞くことで有益な時間になるし、自分たちが考えていた世界観を自分たちの口で伝える場所にもなります。
そうなんです。knowerというサービスは世界観とか想いが割と強いサービスで、単純に広がったらいいとか、売り上げが上がったらいいとか、そういうサービスではないんです。作りたい世界観や想いがあって、そこに向けて走っている感じですね。
それをもっと伝えていくことで、ユーザーの皆さんにも共感していただき、より前向きにサービスを使ってもらう機会にもなるかもしれません。そういう意味で、この社内報だったり他の広報活動もしていきますが、FBグループ内でのライブ配信&テスト会はもっと積極的にやっていこうと思いました。
そして、この感覚や進め方ってD2Cのやり方に近いなとも思いました。
D2Cブランドとは?
2020年にビジネス界隈、EC界隈で一気に流行った言葉として「D2C」があります。Direct to Consumerの略で、メーカーが仲介を挟まずにお客さんに直接販売する形態のことです。
ただ、D2Cというのは単なる直販だけでなく、お客さんと直接コミュニケーションを取ることによって新しい価値も手に入れたブランドの事を指す場合が多いです。正直、D2Cブランドとは?は、色々な定義がありますが、一般的な定義は下記3つの要素を満たしている事だと思います。
①直販
②世界観を発信
③お客さんと共創関係を築く
プラットフォームなどを挟まずに直販することで、自分たちが伝えたい世界観をお客さんに直接伝えることができます。SNSでの文言から、ECサイトのデザイン、梱包の箱、クーポンの設定方法などなど、全てに拘ることができます。結果、お客さんはそのブランドの世界観込みで好きになって購入してくれることが多いです。
加えて、ファンになったお客さんと共創関係を築くことで、ダイレクトに需要のある商品がわかり、生産することが可能になりました。プラットフォーム利用時は、誰がお客さんとして買ってくれてるのかの顧客データもなかったので、需要を把握することも難しかったです。
これらがSNSやインターネット、BASEやShopifyなどの発展によって、大きく変化し、D2Cブランドという形がムーブメントとなりました。
そして、このD2Cの作り方はwebサービスにも当て嵌めれるなと思ったんです。というか、knowerで今やろうとしている社内報やSNS・ライブ配信で世界観を発信して使ってもらう、そしてFBグループでユーザーの方から直接声を聞いて反映するってのは、D2Cの作り方と一緒だなーと思いました。(webサービスなので、直販は当たり前です。)
もちろん、ユーザーの方からいただいた意見を全て反映させることは正直難しいです。時間的な制約もそうですし、もしかしたら自分たちが進めようとしていた道と別の道の意見かもしれないので。ただ、全ての場合でも、しっかり意見とその背景を聞きながら、自分たちの意見も話しながら、いい感じの関係で作っていけたらいいなあと思ってます。
D2Cのようにknowerも作るぞ。
knowerの世界観
最後に、knowerの世界観を少しだけ書いて、今日のブログは終えようと思います。(すっごく抽象的な表現が多くなってしまうのと、バシッとハマる言葉を模索中なこともあり、誤解を産むような表現をしてしまうかもしれませんので、なんかこんな感じなのね、くらいで受け取ってもらえると嬉しいです。)
knowerが目指す先は「人の声を介した検索エンジン」です。もっと言えば、検索エンジンに決済をつけて決済プラットフォームにして、そこで流通するお金の一部(僕らの売上)を社会課題の解決に使うというサステナブルなエコシステムを目指しています。
knower上で検索すると、友達や趣味嗜好が近い人のまとめが出てきて、そこから選択・決済まで出来て、そこで決済されたお金の一部は常に社会課題の解決に使われるイメージです。(ユーザーが自分が使ったお金が何に使われているかは全て見える化したいし、自分でこれに使って欲しいを選択できるようにしてもいいかもしれないです。)
そんな方向性を目指しているので、かなり大きなサービス(ユーザー数が多い)を目指しています。
ただ、巨大なプラットフォームにしたい反面、クローズドな関係値を大事にするサービスでもありたいと思ってます。キュレーションの価値って誰がまとめているのか、なので、見ず知らずの誰か、もっと言えば有名インフルエンサーよりも、信頼できる友達がまとめてくれてるものの方が信頼性が高いと思うんですよね。
今、オフラインで行われている「○○くん、この辺でいい感じのお店知らない?」をネット上に持っていったイメージで、既存のSNSのように影響力ゲーム、いいね貰えるかゲームみたいにはしたくないんですね。(既存SNSを否定しているわけではなく、棲み分けとして、です。)
なので、knowerは全体規模としては大きく、でもクローズドな人間関係を大事にしたり、暖かい情報が流通している検索エンジンみたいな感じを目指してます。
そもそも、knower上の検索エンジンでは、ユーザーのまとめがないと何も検索結果がない状態なので「みんなで作る検索エンジン」のような形で、単なる情報だけではなく、人の想いが乗った情報が集まる心温まる検索エンジンにしていきたいです。
なんとなく、そんな方向性を見据えて、日々改善をしている感じです。
今日も頑張ります!!
***
今日はそんな感じです。
おわり。
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