delyのtoB向けマネタイズを担う部署「Solution Business Unit(以下、SBU)」。ビジネス職種のメンバーが集うこの部署では、さまざまな経歴を持つメンバーが活躍しています。
今回は過去の経験を生かしつつ、delyの「リテールチーム」で新たなチャレンジに挑む3名に、なぜdelyに入社を決めたのか、そしてリテール事業の面白さについてお話を聞きました。
目次
- このnoteに登場する社員
- delyへの転職理由は?
- delyで感じた「自身の成長」は?
- delyの「リテール事業」で働くことの面白さとは?
- We are hiring!
このnoteに登場する社員
【左】須田 悠佑(すだ・ゆうすけ)
SBUリテールセールスチームにて営業を担当。前職は大手人材会社の広告営業を7年、その後エンターテイメント領域、ベンチャー企業等を経て2023年1月dely入社。
【中】村上 亮太(むらかみ・りょうた)
SBUリテールセールスチームにて営業を担当。2018年に新卒で大手食品会社に入社し、スーパーマーケットなど量販店に対する家庭用商品の営業に従事。2022年8月dely入社。
【右】福井 彩加(ふくい・あやか)
SBUリテール事業推進チームにて、Ops(営業推進)を担当。前職はクリエイターのエージェント会社に在籍し、作家のマネジメントやコミュニティ運営を行う。2022年5月dely入社。
delyへの転職理由は?
── 転職理由となぜdelyに入社を決めたのか、教えてください。
セールスの須田さん。
元々エンタメ領域志望だったとのこと
須田:
僕は人材系の仕事が7年と長く、自身が働く上でも「人の成長」という部分を重視しています。しかし前職のスタートアップ企業は評価制度が整っておらず、圧倒的に成果を出したにも関わらず評価されないという状況。より成長できる環境を求め、転職活動を進めることに決めました。
転職活動を経て数社から内定をいただきましたが、当初delyに入社する意思はありませんでした。そんな中での内定後の顔合わせ。須田さんならうちで絶対活躍できるよ、と言うのと同時に「でも最後にどうするかは須田さんが選ぶといいよ」と告げられた。
採用って......最後は欲しい人を逃さないように「ぜひうちに!」と踏み込んでくるじゃないですか。でもdelyは違ったんです。僕自身を見て、僕のやりたいことや考えていることを尊重してくれたのが印象的で。最終的にそんな言葉をかけてくれた「人」に惹かれ、delyへの入社を決めました。
セールスの村上さん。
現在、delyではじめてのチームマネジメントに挑戦中
村上:
僕は新卒で入社した大手食品メーカーで働くなかで、この先のキャリアが想像でき過ぎてワクワクしなかったんですよね。加えて「チームマネジメントをしたい」という意思があったけれど大手企業ならではの年功序列制で叶えることができなかった。自分がやりたいことへのチャレンジのために転職を決めました。
自分の経験を生かしながら更なる挑戦ができることは何だろう? と考えたときに浮かんだのがSaaSの営業。加えて将来的に魅力があるデジタルチラシの領域に進もうと考えました。
僕も入社の決め手となったのは面接での出来事ですね。最終面接で事業責任者の柴田さんから、良いところはもちろん改善点も含めて丁寧なフィードバックをもらったんです。いち面接者にも真剣に向き合ってくれる姿勢、そして入社してからのコミュニケーションもリアルに想像できたのが良かったです。
Opsの福井さん。
異業種からCSへの大幅なキャリアチェンジをしました
福井:
私はクリエイターのエージェント会社に勤め、toCに関する仕事をしてきました。少人数体制でクリエイターと深く向き合う会社で、やりがいもあり仕事はとても楽しかったです。
ただ、働くなかで段々と「より大きな組織で、意思決定に関わってみたい」「対企業との折衝の中でビジネススキルを高めたい」と考え、今までとは違うtoBの事業、なかでもSaaSのCSに挑戦してみたいと思い転職活動をスタートしました。
入社の決め手は、おふたりと同じく面接でのコミュニケーションかなと。面接前に下調べするなかで、事業責任者の柴田さんのことをはじめは「ノリと勢いがすごいウェーイ系の人かな? もしかして合わないかも......?」と思っていました(笑)。でも実際にお話して印象が変わりましたね。
ビジネス的な上辺の会話じゃなくて、フラットで熱く接してくれて、私のことを真剣に知ろうとしてくれる。面接での会話を通して、delyって個人の思いや考えに向き合ってくれる会社なんだなと感じました。
── 皆さん、面接でのメンバーとの会話が最終的な入社の決め手になってたんですね......! 「delyの新規事業」という点はどう見えてましたか?
須田:
僕たちが面接を受けていた時「クラシルリワード」は立ち上げの最中で、情報開示できない部分がすごく多かったんです。構想を少し聞ける程度。
その中でも僕は「リテール」の領域はポテンシャルがめちゃくちゃ高いと思っていて。チラシのアナログな販促はいつか廃れていくと思っているからこそ、リテール領域のWillの部分に期待を感じてますね。
村上:
僕も食品業界で働くなかで小売の販促に対しては課題を感じていたので、大前提として魅力的な市場だと思っていました。問題点が明確に見えてるからこそ、次はサービス側で解決していきたいなと。
福井:
私は当時「クラシル」はもちろん、「クラシルリワード」の競合となるアプリを使っていたので、delyのリテール事業として目指したいことに興味を持ったという感じです。なにより、まだ定まっていないことの多い新規事業であることに期待感を抱いていたのが大きいです。
delyで感じた「自身の成長」は?
── 現在の仕事の内容、成長を感じる部分があれば教えてください。
須田:
僕は主にドラッグストアやホームセンターへ「クラシルチラシ」「クラシルリワード」の提案、そしてプレイングマネージャーとしてメンバーの教育や戦略策定をしています。
delyに入社するまでは、きっちりパッケージが決まっている商品を営業したり、コンサルティングのような業務でどれだけ売上にインパクトを出せるのかを重要視されていました。でも「クラシルリワード」はまだ立ち上がったばかりのサービス。内容も売り方もまだまだブラッシュアップしなきゃいけない商品なんですよね。
僕が求められているのは、営業するなかでお客さんのニーズを引き出し、それを社内で提案し、機能開発に寄与すること。それをスピード感を持って推進する重要なポジションです。
競合と同じことやっても仕方がない。彼らを超えるために、「チラシメディア」を超えたサービスを作ろうと日々思考錯誤しています。大変ですが、この先「リテールで世界を変えたい」と素直に思っているのですごく楽しい仕事です。
村上:
僕は須田さんと同じくプレイングマネージャーとして、スーパーのマーケティング責任者へ「クラシルチラシ」「クラシルリワード」の導入提案営業を担当しています。
前職(食品メーカーのセールス)では、スーパーの商品を扱っている部署へ提案していました。当時扱っていたのは食材など有形商材でしたので「じゃあ、これは何個売れるの?」とシンプルに売れるか・売れないかが問われていました。
しかし、いまは自社のサービスで顧客の課題をいかに解決をできるかが鍵。チラシ掲載やターゲティング広告、動画の広告出稿など解決の手法は多くあるので、「売ること」以前に課題抽出のための「ヒアリング」を徹底することが重要だと学びました。
前職との違いに難しさを感じる部分もありますが、入社後のオンボーディング期間に得ることも多くありましたし、今も先輩社員に「この商談同席していいですか?」と相談するとみんな快諾してくれるんです。周りの手厚いサポートのおかげで、成長し続けられる実感があります。
福井:
私はCSの立ち上げメンバーとして入社したのですが、働くなかで営業の効率化や情報整備、対応の均一化の優先度が高いと判断し、現在はOps(営業推進)を担当しています。入社から1年、現在は3人チームのリーダーとして業務を進めています。
リテールはdelyのはじめてのSaaS事業で、CSやOpsもノウハウがない状態でのスタート。とにかく他社の事例をキャッチアップし「これできるかも?」をスモールステップではじめてみるなど、とにかく”やりながら”改善していくことを繰り返して、環境を整えてきました。
前職で培ってきた「分からないこともとりあえずやってみる」の精神はすごく活かされていますね。同様に、周りのリテールのメンバーも適応力があるからこそ、ゼロからのスタートでも挑戦し続け成長することができたと感じています。
delyの「リテール事業」で働くことの面白さとは?
── delyのリテールチームの一員として働く面白さをおしえてください。
須田:
リテールって商品としてまだ成長途中なんですよね。「クラシルチラシ」「クラシルリワード」ともにまだ改善の余地があるし、ブラッシュアップしていかなきゃいけない。進化していくプロダクトというイメージです。
僕の前職では商品の規格がかっちりと決まっていたので、今リテールでメニュー設計などまだ磨き上げができるフェーズなのは新鮮で面白いですね。
村上:
確かに、手探りでプロダクトを作っている感覚はありますよね。
いままでdelyは「クラシル」というスーパーや小売店さんに親和性のあるプロダクトを運営してきましたが、今後さらに広い業種にアプローチしていく必要性がある。そのアップデートのために、僕たちが情報を集めて「こういうのが必要なんじゃない?」と議論し、プロダクトをつくっていくことを僕たち自身が求められているのを感じます。
福井:
メンバーともよく話すんですけどリテールチームって「過渡期」なんですよね。プロダクトやそれに伴うマニュアルを作っていても都度変わるような状態。変化に柔軟に対応できるとか、その変化さえも楽しいと思える人にとってはすごく面白い事業だと思います。
── 組織やチームメンバー、働く環境はどうですか?どんな人が向いていると思いますか?
須田:
僕がいいなと思っているのはリテールチームは「成果主義」であること。そして自由であること。でも自由には責任が伴うということ。それをみんなが理解しているのがいいなと。
村上:
僕も「努力が報われる組織」だなと思ってます。
面接の段階から「マネジメントをやったことないけど、やってみたい」というのをずっと伝えてました。その時にも「成果出せたらそういうチャンスを与えていきたいと思ってるよ」と言ってもらって。
ここまではどの会社でも言ったりするのかなと思うんですけど、入社後にセールスでも成果出してマネジメントのポジションに与えてもらえたので。やりたいことに努力できる人は報われる会社だなと感じましたね。
須田:
あとは社内政治がなく、誰もが意見を言える環境だなと思います。僕自身もチームリーダーとして、新卒をはじめとした若手メンバーにマイクロマネジメントはしません。「自分で考えて行動する」ということを意識するよう徹底してますね。
村上:
確かに自分で考えない人にはちょっと合わないかもしれないですね……。自分の意見をしっかり伝えることができて、行動できる人に合ってると思います。良いと思うのが、リテールメンバーってみんなフラットなんです。上司部下とか関係なく、発言した人の言葉にしっかり耳を傾ける環境が整ってる。
福井:
みんな「コト」に向かっているからこそ、その環境ができているんだなと思います。
意見が出た時、それが全体最適だとおもったら実行に移すし、そうじゃなければ正しく批判する。それができるのは前提として、みんなに共通して「良いプロダクトをつくりたい」「ユーザー体験を良くしたい」「クライアントに向き合いたい」っていう思いがあるからかなと。
本当に仕事がしやすい組織だなあ、ありがたいなあといつも思っています。
須田さん、村上さん、福井さん。
ありがとうございました!
We are hiring!
delyのリテールチームでは新たなメンバーを募集してます。
今回インタビューに登場してくれた3名のように、異業種や別の業界から飛び込みたいという人も大歓迎。小売業界をDXするために、delyの新たなチャレンジを共に成功させたい、という人にぜひきていただけると嬉しいです。
■ 事業の詳細についてはこちら
https://note.com/dely_jp/n/n9471e6ccc2c8