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入社3ヶ月の中途入社の社員がインストラクターになった理由 – 親子パソコン組み立て教室で。

土曜日の10時半に会社集合!というのは、とても憂鬱な気がします。早いわけでもなく、遅いわけでもない中途半端な時間。そして、ほぼ丸一日が潰れてしまう。しかも、12月の師走で忙しい時節。社員それぞれ、やらなければいけないことがいっぱいあります。そんな中、緊張の面持ちで、時間より早く前に集合したのは理由があるからです。

その理由は、私たちの部門、デル広域営業統括本部が初めて「親子パソコン組み立て教室」を開催するからです。デルはCSR活動の一環として、子どもや若者がよりITに親しめるプログラムを世界中で展開しており、日本での活動の一環としての活動がこのパソコン組み立て教室です。デルは宮崎県宮崎市に500名の社員を抱える大規模なカスタマーセンタがあります。そこでは既に10年継続している、とても円熟し評価の高いプログラムですが、これをベースに初めて関東地区で実施するものです。営業部門が実施するものですから、エンターテイメント要素を加味しプログラムを少し改良し決定致致しました。今回は、ファミリーデー的な色彩にし、参加対象を小学生の子供を持つ本部内の社員としました。インストラクターチームは、直近の6ケ月以内の中途入社の社員50人の内10人参加、及び入社2年未満前後の社員で構成しました。また現場リーダーは、数ヶ月前に新マネージャーに任命された2人を中心に実施いたしました。大勢の中途入社の素敵な仲間が加わってくれたので、実現した企画です。生徒は、平均すると小学校4年生くらいの元気な子ども達が参加してくれました!


親子パソコン組み立て教室の開始

ノートパソコンはバラバラの部品になっており、1つずつ小さい袋に入って、マニュアルが用意されています。インストラクターの指示に従って、組み立てていきます。社員でもなかなか部品レベルでノートパソコンを見る機会もなく、パソコンを組み立てた経験もある社員ばかりではないので、インストラクターになるまでは何回も何回も夜に練習したりしました。

しかし、子どもたちは、直感的に物事の進行を判断するようで、マニュアルなんか見ることもなく、どんどん進んでいってしまいます。インストラクターが気がつかなかったミスなども、見つけたりしてその進行スピードにはびっくりしました。 1時間半で全部の部品を組み立てて、電源を入れるのですが、うまく組み上がってない子どものパソコンは起動しません。起動すると「Dell」のマークが画面に映しだされ、大歓声で子供が喜びます。

その後、パソコンを使って親子でコミュニケーションを取るゲームを実施しました。パソコンのペイントのソフトを用いて、ある動物を描き、その動物の名前をお父さんが当てるという単純なものですが、 1秒でも早く勝利しないと景品はもらえないという、ゲーミフィケーションを盛り込んだ為、とてもエキサイトしたゲーム展開になりました。賞品を獲得したい子どもは大興奮で、

「お父さん早く早く!」

「これ!わかんないなんて信じられない!」

と厳しい叱責の中、お父さんはたじたじとする中、珍回答続出でした。子どもの大きな溜息が聞こえて、親子親睦のための教室なのですが、親子関係が悪くならなければいいな?と少し心配しました(笑)

そして、全行程が終わって、今メディアでお馴染みのひとり情シス大学校長から修了証書が授与されました。3時間半程度のプログラムですが、時間があっという間も無く過ぎ、インストラクターの社員もグッタリ疲れるぐらい集中したものでした。それから、私たちの部門で行き着けの中華料理屋にて、飲み放題食い放題コースで、いい感じに酔っ払った反省会を実施しました。仕事とは異なった、社会貢献的な何かを皆感じたのか、不思議と大きな達成感を感じたのでした。(笑)


親子 - 親からの感想

教室終了後に、参加したお父さん社員とお話すると、

「子供の将来は、子供が好きに決めることですが、色々な選択肢に幼少期に触れておくことにより、様々な可能性が広がるので、このような取り組みはとても嬉しいです。」

と、このようなプログラムがとてもありがたかったということを聞き嬉しくなりました。

参加している様子を見ると、みんなハキハキして元気な子供が多かったのですが、実は家では、

「行きたくないなー。。。」

「面倒くせーな!」

など、ウダウダ言って(お父さん社員の弁)気が乗らない子どもいたとのことですが、教室で若手社員とワイワイしている姿は全くそんなことはありませんでした。家に帰ってから、この日の起きたことを興奮してお母さん克明に話したりしたそうです。

「職場を見せることが出来てよかった」

お父さんの家の中での地位プレゼンス向上にも協力できた感じがします(笑)。それまでノートパソコンを家庭で開いていると、かまってくれない的に不機嫌になる子どもいたようですが、この教室を境にお父さんが家でパソコンを開くと、USBポートにメモリを挿してくれたりしてお手伝いをしてくれたり、隣でいい子にしてじっと画面やキーボードを打っているところを見ているようです。「お父さんも会社で頑張っているんだ!」と思っているようだとのことです。

「お父さん!パソコン教室頑張ってきて下さい!」

しかし、今でも、会社に行く時、お父さんがこのように言われるみたいです。(笑)


親子 – 子どもからの感想

一番小さい子は3.5歳、その上が、小学校1年生でした。

「さすがに3.5歳は無理では?小さ過ぎるだろう?」

「ハイ、見ているだけでいいので、雰囲気を感じさせてあげたいのです。」

私と3.5歳の子どもを持つマネージャとの会話です。しかし当日の様子を見ていると、積極的に参加し、社員がびっくりするぐらいに元気な声で自己紹介をしていました。これには、社員全員が驚きました。幼稚園で進んだ教育をしているようで、グローバル社会への対応が実はこんなに進んでいるものかと実感しました。女性社員に連れられて、会社の中を見学するツアーで、執務エリアやセミナールーム、データセンターなどを見学したのですが、お父さんもいない中、この子は1人元気に興味津々に見ていたようです。

また、小学校1年生の子も最初は、

「ちょっと一年生でも難しいんじゃないのかな?」

などと社員が言っていたのですが、女の子の成長速度はすごいものでびっくりしました。おませで、6歳の割には、とても大人びていました。

この小学校1年生の子どもは、早く会社に来たので、私の席の近くに座って少しお話ししました。ものおじしない性格らしく、会って数分もしない内に、

「ねえ!ねえ!おじさん!給食ってどんなの出てたの?」

私は、(フッフ。。。やっぱり小学校1年生には無理だったかな。。。かわいいこと聞いてくるな!)など余裕で心の中で悟り、給食についての模範回答をしたりして、会話は成立していたのですが、10分位経った頃でしょうか、突然!

「ねえ!ねえ!おじさん!話しばっかりして、仕事しなくて大丈夫なの?」

と言いだしました!今では、社長にも副社長にも言われたことない言葉でドキっとしましたが、子どもは子どもなりに、会社ですることを冷静にイメージしているようで、とても楽しい気分になりました。その後、プログラミング教室でも、この子は積極的に周りの大人の意見の矛盾をつき、インストラクターも声が詰まるほどでした。そして、この子は家に帰って、

「大きくなったら、デルに入りたい!」

と言ってくれているようです。そういう意味ではいい感じでオフィスを見に来てくれたのかもしれません。将来に向けてのリクルート活動にも功を奏したようです。

高学年の小学生も参加は気乗りしなかったようですが、終わってみると、

「次はいつやるの?」

「もっと難しくしてくれてもいい!」

「来年も参加したい!」

など子どもたちのイベントの評価もまあまあのようです。次は、もっと難しものを用意して困らせたくなりました。


また、今年、娘が産まれたWantedlyの記事でも多くのアクセスを戴きました「コミュ障だったオレが、エルメスのネクタイを締めてクラウドコンシェルジュを目指す時」の社員(下で孔雀のものまねをしている・・・誰もわからないで皆キョトンとしている所)もインストラクターとして参加して、

「すぐ、こんなに大きくなるんですね!」

と目を輝かせ、先輩お父さん社員に、いろいろな子育ての質問などしていました。このイベントには、このような副次効果があります。


入社三ヶ月の社員が変化を感じたこと

ゲームの司会をやったくれた入社3ヶ月の女性社員も、とてもハキハキとわかりやすい言葉遣いで、子どもにゲームのルールを説明しました。あまりに上手いので、大学生の時に教育関連のバイトでもしたのかなと思ったりしたのですが、

「一切、そういうことやったことないです。しかし、何か、今日、私の中で少し変わった気がします!」

などのリアクションがあり、社外の会社行事は最近少なくなっていますが、普段見ることのない社員の側面を発見したり、突然リーダーシップを発揮したりする人がいたりします。親子パソコン組立教室は、参加している子どもに加えて、親、そして私たちの社員にも様々な刺激があったようです

20代そこそこの社員からしてみると、たった10年ほど前の自分の姿を見ているようで考え深いものがあったようです。

「もし、自分が子供の時に受けていたらプログラマーや、研究職に就いていた気がします!」

などと、好き勝手なことを言っていますが、いろいろな可能性に触れるという初期の目的は、達成していたのかな?と思ったりしました。


「パソコンって凄いですね!」

いろいろな人が主役になった、とてもいいイベントでしたが、静かに黙って一番頑張ってくれたのは、私たちの名刺と同じDellのロゴが付いているノートパソコンではなかったのかな?と思っています。パソコン一台で、最近、教育分野で注目されているSTEM教育の入門を学ぶことができます。STEM教育とは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)の教育分野の総称です。パソコンは、子供の将来の可能性を見る教材としてもとても適しています。またパソコン1台で世界中の仲間達ともコミニケーションすることができる、もう当たり前すぎるのですが、改めてパソコンの可能性を皆で感じることができ、製品への高いロイヤリティも得られたとてもいいイベントだったと思います。今後は、私たちのお客様のご子息やファミリーにも展開していきたいと考えています。

ここまで読んで戴いた方で、もしあなたが今転職を考えているのであれば、私たちの職場には、このよう可能性と役割があります。ぜひ下記に働いている私たちの仲間を見ていただき、一緒に働いてみたいなと感じましたら、応募して頂ければ幸いです。長文読んでいただき誠に有難うございます。



コミュ障だったオレが、エルメスのネクタイを締めてクラウドコンシェルジュを目指す時 | デル株式会社
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以下、現在募集の職種です。もうすぐ定員になりますので、実力派の方!応募を急いでください!!


インサイドセールス(内勤営業)
デルの中核を担うポジションを全国から募集/中堅企業のITによる変革をご支援
1984年にハードウェアベンダーとして誕生し、現在はサーバ、ストレージ、セキュリティ、クラウドなど幅広いポートフォリオを武器に総合ITソリューションベンダーとなりました。 2020年にはデルとEMCジャパンが合併。 デル・テクノロジーズとなり、より一層企業のDX実現を加速できる体制になりました。 eコマース、SNSなどのエンターテイメント、あらゆるアプリやクラウドサービスといった、今や当たり前のサービスの基盤となるソリューションを提供しています。 たとえば大手通信キャリアの5G通信基盤構築もデル・テクノロジーズのソリューション。 そのほか医療データを解析するシステムや、スマートシティといった分野も弊社のソリューションが支えています。 ▼アジア太平洋および日本における取り組み・今後の展望について https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/keyman/1347207.html ▼なぜ「PCのDell」から脱却し、大きな進化を遂げられたのか https://forbesjapan-career.com/story/101
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インサイドセールス Mgr候補
DELLの中堅企業のお客様向け戦略を強力に遂行するマネージャー候補を大募集
DELLは世界180カ国以上で事業を展開し、PC、サーバー、ストレージ等、ITにおける幅広い製品群で世界トップクラスのシェアと確固たる評価を得ているグローバルカンパニーです。 中堅企業(従業員100‐999名)のお客様を担当している広域営業統括本部では、さらなるビジネス拡大およびお客様にとっての真のパートナーとなるための戦略強化を推進しており、その一環として、インサイドセールスを中心に募集を行っています。2017年6月から採用活動を開始し、既に約40名の方々に参画いただいておりますが(2017年10月現在)、今回はその中でも、インサイドセールスのマネージャー候補を募集しております。 インサイドセールスとは、DELL創業時から電話やメールでお客様と直接コミュニケーションを取りながら、非常にスピーディーに対応していくことで多くの顧客を掴んできた、グローバルでも実績のあるスタイルの営業職です。 今や、クラウド、ビッグデータ、セキュリティ等も含めた豊富な製品ポートフォリオを提供するITソリューション企業へと進化したデルですが、その営業スタイルは30年経った今も変わりなく受け継がれ、ビジネスの中核を担う存在です。 インサイドセールスのチームを率いるマネージャー候補として、まずはDELLのビジネスを理解するためにメンバーとしてご入社いただき、DELLのビジネスの内容をキャッチアップいただいた上で、現在進めている戦略をさらに強化・遂行するマネージャーとして、ご活躍いただきたいと考えております。 マネージャーを目指し、リーダーのポジジョンを掴みマネジメントに向けて準備いただける方、具体的には以下の要件を1つでも満たす方を歓迎します。 <歓迎する条件>========================================================= ・「マネージャーをやりたい」「マネージャー職を全うする」「メンバーを助けたい」という強い意識を持っている ・継続した勉強意欲があり、自らマネジメントとしての訓練を始める意識を持っている ・会社の方向性やマネジメントからのメッセージを、チーム内に自身の考えを加えて伝えることを積極的に実施できる ・同じ問題意識をメンバーに共有し、建設的な議論を繰り返し、気づきを与え、チームの結束を高めることができる ・権威で人を説得するのではなく、ロジックや意味をきちんとパーソナルに説得することができる ・メンバー個々人の性格や行動様式を理解し、各個人にあったコーチングを実施することができる ======================================================================= マネージャーを目指すことだけがキャリアではありませんが、今は、成長期なのでチャンスは豊富にあります。是非、掴み取っていただきたいと考えています。 なお、インサイドセールスを長期間勤務してコンシェルジュになるキャリアも奨励しており、いろいろな価値観の多様性でのキャリアパスも悪いことでは無いと考えておりますので、そういった方々も積極募集中です。 <ご参考記事> 【マネージャー候補急募】主任・リーダーはつらいよ、でもお弁当はおいしいよ! https://www.wantedly.com/companies/dell/post_articles/72989
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