こんにちは!dsc採用担当です。
今回は、今年5月に当社に入社した横田さんにインタビューを行いました。銀行員からクリエイティブな世界へと飛び込んだ横田さんの思いや、dscでの日々の様子をお伝えします。ぜひ最後までお楽しみください!
【目次】
- 銀行員からディレクターへの決断の裏側
- dscへの入社と環境の変化
- スタジアムを満員にする力になりたい
1. 銀行員からディレクターへ 異業種転職の決断
――まずは横田さんのプロフィールを教えていただけますか?
はい。群馬出身で、学生時代は都内の大学に通っていました。大学生の時にdscと出会い、インターン生として携わっていました。その後、大学卒業後に群馬に戻り、地元の群馬銀行で3年間働いていました。
dscにインターンとして携わったのはJリーグがきっかけでした。幼い頃からスポーツを見ることがすごく好きで、特に地元のプロサッカークラブを応援していました。たまたまSNSでdscのインターン募集を見たのがきっかけです。
当時はサッカーではなく別のインターンとして採用していただきました。当時面接していただいた社員の方に「なんでもやるんで!」と気合いをとにかく伝え、今思うと大学生の時の行動力はぶっ飛んでいたなと(笑)
――大学時代、dsc以外にもさまざまな活動をされていたそうですね。
そうですね。大学1年生の頃から、学生向けイベントの運営や、横浜のフットボール映画祭のボランティアなどをしていました。同じ大学の学生は、インターンやさまざまな活動をしている人が多いので、自分も何かしなければいけないのかなと思っていました。
そんな中で、自分の好きなことと掛け合わせできるのは、おそらくスポーツ関連の活動だろうと考え、いろいろな経験を積んでいきました。
――dscでのインターンはどのような内容だったのでしょうか?
最初は、3x3バスケットボールの大会のレポートをまとめたり、スポーツメディアのSNSアカウントの運用をしたりしていました。サッカー編集部と野球編集部のアカウントを担当していたのですが、私自身がサッカーも野球も好きだったので、とても楽しく取り組めました。
Jリーグのインターンに携わりたいという思いは常に持っていましたが、実際にJリーグの担当になったのは大学3年生の冬頃からです。それまでは他の業務を担当していましたが、念願かなってJリーグ関連の仕事に携わることができました。
――大学卒業後、なぜ銀行で働くことを選んだのでしょうか?
就活する中で、いわゆる社会人としての基本的なスキル的がdscで働くにはまだ少し力不足かなと思っていたんです。
そこで、自分をもっと成長させる環境はどんなところかを考えた時に、研修制度などがしっかりしている大きめの企業に行った方がいいのではないかと考え、そんな中で銀行とご縁があり、地元に帰ることも含めて決断しました。
正直、銀行で特にこれがやりたいというわけではありませんでした。ただ、世の中のためになる仕事ができればいいなという漠然とした思いはありました。
――銀行での経験は、今の仕事に活かされていますか?
はい、活かされていると感じています。銀行では主に営業の仕事をしていたのですが、自分の提案や話し方を常にブラッシュアップしていく習慣が身についたと思います。
例えば、お客様との会話の中で、どういう点がよかったのか、もっとわかりやすく伝えるにはどうすればいいのかを、常に振り返り、アップデートしていました。この習慣は、現在のdscでの仕事にも活きています。
仕事の進め方や、上司や先輩から学ぶ姿勢など、社会人としての基本的なスキルも身についたと感じています。銀行での3年間は、間違いなく自分にとって正解だったと思います。
2. dscへの入社と働く環境の変化
――dscへの入社を決めたきっかけを教えてください。
銀行で3年働いて、ちょうど25歳になるタイミングで、このまま40年近く銀行で働き続けるのかと考えた時に、あまりイメージが湧きませんでした。確かに人の役に立っているし、地域のためにもなっているけれど、自分のやりたいことはこれではないんじゃないかと思ったんです。
そんな時に、dscのインターン時代の先輩:酒井さんが今社員としてご活躍されており、と久しぶりに会う機会があり、「dscで一緒に働いてみないか」という話をいただきました。
自分の中でスポーツに携わりたいという思いは常にあったので、このチャンスを逃したくない!とも思いましたね。
――dsc以外の選択肢は考えなかったのでしょうか?
正直、dscに落ちたら他の選択肢を考えようと、似たような業種を探すつもりでした。でも、戻るならdscがいいなと強く思っていたので、実際は転職活動と言っても選考を受けたのはdscのみでした。
インターンとして携わっていたときに、dscは全員が仕事に対して前向きで、楽しそうに働いているという印象を持っており、そんな環境で尊敬できる人と働きたいと常々思っていました。
――銀行とdscでは、働き方がかなり違うと思いますが、その変化についてどう感じていますか?
ガラッと変わりましたね。銀行員の時は朝7時に出社することもありましたし、定時は8時半から17時でした。銀行は18時半までしか働けないので、決まった時間にきっちり働くというスタイルでした。
一方、dscはある程度自分で出社時間を決められますし、土日に現場対応が入ることもあります。その分、平日に休みを取れたりするので、柔軟性がありますね。
正直、決まっている方が楽だなと思うこともあります。例えば、服装も銀行はスーツだったので選ぶ手間がほとんどなかったですからね。でも、dscの自由な環境には、すぐに馴染むことができました。
自分で自分を律しないと永遠に仕事ができてしまうという面はありますが、納得いくまで仕事ができたり、逆に仕事が少ない時は早く帰れたりするのは、とても良いと感じています。
3. スタジアムを満員にする力になりたい
――dscに入社して、どのような仕事をされているのでしょうか?
主にディレクターとして働いています。例えば、プロサッカークラブの業務では、クラブが企画したイベントなどをSNSで告知する仕事をしています。また、女子サッカーリーグの映像制作や画像制作なども担当しています。
入社して早々に、女子サッカーリーグの最終戦や女子サッカーの国際大会の現地対応にも行きました。
――新しい環境での仕事は大変だと思いますが、どのような思いで取り組んでいますか?
正直、力不足で悔しい日々です。クリエイティブ制作において、クライアントの求めるテイストやトーンをうまく再現できていないと感じることがあります。先輩からのフィードバックを受けても、それをうまく自分の中に落とし込めず、表現するスキルもまだまだで…
でも、少しずつ成長を感じる瞬間もあります。例えば、YouTubeのサムネイル作成では、最初はひどかったものが、最近では自分でもある程度納得できるレベルまで来たと感じています。まだまだ技術と呼べるものではありませんが、目に見えて成長できた部分だと思っています。
――異業種からの転職で、新しいスキルを身につけるのは大変だと思います。どのように取り組んでいますか?
基本的に、フィードバックを全て素直に受け取るように意識しています。
dscには本当に素晴らしい先輩や同僚がたくさんいるので、彼らからできるだけ多くのことを吸収しようという姿勢で日々過ごしています。
特に一番近くで働く酒井さんからは多くのことを学んでいます。酒井さんの仕事ぶりを見ていると、常に100%の完成度で仕上げてくるんです。自分はまだ70%くらいで満足してしまうところがあるので、そこを見習いたいと思っています。
――今後、dscでどのようなことを実現したいですか?
まずは、ディレクターとして一人前になることが目標です。酒井さんをはじめ、周りの方が安心して仕事を任せられるような存在になりたいですね。そのために、1つ1つの仕事を丁寧にこなしていきたいと思います。
また、自分でバズるような企画を作り出せるようになりたいです。インターン時代の方が自由な発想で楽しくやれていた部分もあるので、そういった感覚を取り戻しつつ、新しいアイデアを生み出していけたらいいなと思っています。
そして、入社して間もない頃に女子サッカーの試合の現地対応に行った時の経験から、観客を増やしスタジアムを満員にできることをSNSからやっていきたいと思っています。選手や監督・スタッフの皆さんに加え、スタジアムで応援しているファンの方たちの熱意の高さにも感銘を受け、dscのチームの一員として、スポーツの魅力を多くの人に伝えていきたいです。