注目のストーリー
社員インタビュー
D4C.のだれかれ vol.7
みんなが笑顔で楽しそうな仕事沖縄特有の熱い風がやわらいで、子どもたちがセミとりに出かけていく。わたしもお姉ちゃんのサンダルを履いて、みんなと裏山にむかった。「沖縄といえば海」なんてよくいうけど、わたしが小さかったころは、セミとりとか木登りとかお絵かきとか、そういうことのほうが好きだった。高校の卒業が近づくと、わたしはようやく進路について真剣に考えはじめた。机のうえに受験案内を広げて、いろんな学部をひと通り見てみたあとで、観光ビジネスを学ぶことに決めた。沖縄で生まれたから、観光には自然と興味が湧いた。そして、わたしにとって観光ということばは「みんなが笑顔で楽しそうな仕事」に聞こえたのも理由...
D4C.のだれかれ vol.6
貴島 一義。Webディレクター。D4C.唯一の純関東人。温和な性格で、誰のどんな質問にも丁寧に答えるホスピタリティを持つ。しかしながら、噂では「貴島」の「貴」が「鬼」に変わり、「鬼島」となる瞬間があるという。まだ、誰もその姿を見たことはない。二児の父、子煩悩。漫画、アニメ、ゲーム、一狩りを嗜み、焼き肉では肉を焼かない。PCのやりこみ要素は、半端じゃない。小さい頃から、コンピュータにのめり込んでいた貴島。小学生の時、ファミリーコンピュータを買ってもらってから特に好きだったのは、RPG系のゲーム。1周目をクリアし終えると、2周目は自分でルールをつくり、何度でも遊んだ。中学生になると、スーパー...
D4C.のだれかれ vol.5
張 慈文。Webデザイナー。台湾 台南市 出身。D4C.の紅一点。2017年入社。フロントエンドエンジニアを目指しながら、デザイン、Web構築を担当する。趣味は街ブラ、カフェ巡り、バスケ、読書、絵本。よくしてくれた日本への恩返しも込めて。美術教師を目指していた張。大学3年生が終わる頃にはすべての単位を取り終えていたため、4年生の1年間、暇を持て余すことになってしまった。そんな時に、ふと目に止まったのが、日本にある姉妹校との交換留学制度。今のうちに海外を経験しておくのも悪くないと考え、日本へ渡った。とりあえず、五十音を覚えただけで、会話はまったくできない。しかしながら、周りの日本人は、何か...
D4C.のだれかれ vol.4
安永は、奥さんが好きだ。20代前半から、およそ10年間付き合って結婚した彼女。2018年に結婚するまで、毎日のように会う時期もあれば、400kmちかく住まいが離れた時期もあった。そんなに裕福ではなかったけれど、わりと楽しく暮らしていたし、いまもやっぱり楽しいらしい。散歩へ行くときも、買い物へ行くときも、ほぼ必ず手を繋ぐし、重いものは持たせないそうだ。「奥さん以外は、最悪、別になくなってもいい」とまで言う。とにかく、安永は奥さんが好きだ。たぶん、本当だと思う。安永は、カレーが好きだ。「カレーが好き」と聞いたときは、ああ、わりと普通だね、と思ったが、どうやら本人なりにこだわりがあって、ようは...
D4C.のだれかれ vol.3
桝井政臣 代表取締役 創業者曖昧模糊 街談巷語人間万事 塞翁之馬幼少時代 終始一貫 運否天賦生死不定 活殺自在 行雲流水多事多難 孔丘盗跖 尋常一様世界恐慌 独立起業 死中求活人間万事 塞翁之馬破天荒解 前代未聞 波乱万丈奔放不羈 含笑入地 鉛刀一割人間万事 塞翁之馬見性成仏 虚堂懸鏡 上下一心覧古考新 実験人形 二毛作以下、意訳曖昧模糊…人生の前半は、ほぼ謎に包まれている街談巷語…噂話である幼少時代…幼い頃終始一貫…ずっと変わらない運否天賦…運不運は天命であること生死不定…いつ生まれて死ぬかは分からない活殺自在…自分の思う通りにする行雲流水…執着することなく、流れに身を任せる多事多難…...
D4C.のだれかれ vol.2
木村 謙一。代表取締役 アートディレクター。D4C.創業者の一人。子どもの頃から絵を描くことが好きだったが、地元に美術を学べる学校がなく、建築学科に入学した。その後、空間デザイン、広告デザインへと道は変遷。最終的に広告業界を目指したきっかけは、大学受験のために通っていたアトリエによく来ていたおじさんから言われた「木村は、建築じゃなくて広告向きだな」という一言だった。仕事を「もらう」から「つくる」へ美大を卒業した後に入社したのは、有名なクリエイティブを多く手かげていた広告制作会社。当時、webは少なく、マスメディア広告、ロゴ、パッケージなど、グラフィックデザインを木村は担当していた。誰でも...
D4C.のだれかれ vol.1
森岡 剛一。代表取締役 クリエイティブディレクター。D4C.創業者の一人。イラストレーターである父親の趣味で、アメリカな雑誌、漫画、雑貨などで溢れた家で育ち、それらをおもちゃとして遊んでいた。思い起こせば、そんな毎日が、今の原点になっているかもしれないと話す。環境がきっかけをつくったそんな父親のもとで育った森岡は、少年の頃から本が好きだった。「一日中本を読んで過ごすような仕事に就きたい」と考え、大学では図書館司書を目指すが、就職が決まらないまま、卒業を迎えた。卒業後、就職活動をしながら、やりたいことを見つける日々を過ごすも、現実はうまくいかない。結局やりたいことを見つけることができず、実...