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どんな仕事をするのか?

写真はダイレクト出版で刊行している海外翻訳書籍の一部。左が原書、右がその翻訳書。書店で販売せず直販体制をとっているため、一般書のようにベストセラーとして名前が挙がることはないが、ビジネスを真剣に学びたい人たちからの支持はすこぶる高い。社内では原書も含め、自由に閲覧可能。


ダイレクト出版は、「出版」という名前が付いてはいるものの、一般的な出版社とはだいぶん趣を異にしている。本は作っていても、が身につけるべきは、コツコツ机に向かう編集スキルでなく、ダイナミックに販売できるマーケティングのスキルだ。

では最初の3ヶ月、半年できみがする最初の仕事とはどんなものか?


「知識」を商品化して販売する

ウチの仕事は「知識」を商品化して売ることだ。たとえば、書店で売ってるような「本」や、オンライン講座、セミナーなど、「知識」という商品を、インターネットを使って広告を出して販売する、というのが簡単な事業の全容だ。

インターネットを使ったマーケティングがウチの強みだから、基本的にはどんな商品を扱っても売ることができる。化粧品だろうが、健康食品だろうが、家電製品だろうが……。
でもそのなかで、なぜぼくらが好きこのんで「知識」を扱っているかというと、それは、知識こそがぼくらの人生に与えるインパクトがもっとも強いと信じているからだ。知識を伝えて教育することこそが、1人の人間の人生を左右するもっとも大きな力になると信じているのだ。


どれだけ大きなテレビを手に入れても、最新のスマホを手に入れても、かっこいい車を手に入れても、その瞬間は満足するかもしれない。しかし、知識ほど大きな違いをもたらすものはない。
たとえば、現代のほとんどの人は「専門知識」を使って仕事をしている。デザイナーならデザインの専門知識、プログラマーならプログラミングの専門知識、マーケティングならマーケティングの専門知識。それだけじゃない。医者、弁護士、会計士などなど、世の中にある大半の仕事は「専門知識」がないとできない仕事ばかりだ。

そして、専門知識が深くなればなるほど、その仕事の収入は上がる傾向にある。もちろん、仕事面だけではない。心理学の知識があれば、より幸福に、豊かに生活できるようになるだろう。英語の知識があれば世界が広がるだろうし、政治・経済の知識があれば世の中が見えるようになる。


きみの「考え」は、今まできみが読んできた本や、学んできたこと、尊敬する人や先生や親から教わってきたこと――つまり、きみが今まで吸収してきた「知識」からできていると言っても過言ではない。それくらい「知識」というものは人の一生に大きな影響を与えるものだと思う。

しかしどれだけ優れた「知識」であっても、それが適切にマーケティングされなければ、多くの人に知れ渡ることはない。内容がとてもよいのに全然売れない本……というのがたくさんあるように。

そこにぼくらの存在意義がある。
優れた知識を見つけ、それをマーケティングすれば、たくさんの人に届けることができる。多くの人が、より良い知識を身につけることができれば、社会にもとても大きな良い影響を与えることができる。
ぼくらはそう信じている。それがぼくらの仕事なのだ。



ステップ1:最初の仕事内容は……

では、きみが入社して最初の3ヶ月、半年でやる仕事内容はどんなものだろうか。
最初にきみにやってもらう仕事は、先輩マーケティング担当のアシスタント業務だ。具体的には、ウチで使っているソフトの使い方を覚えて、先輩が書いたメールを設定したり、ブログをアップしたり、商品やキャンペーンの設定などさまざま。また、セミナーなどがあれば運営のヘルプに行き、お客さんに直に合って話を聞いたりもする。

ぶっちゃけ、めんどくさい地道な仕事はたくさんあるが、それをキチンとこなせないようだと、他の仕事なぞ、怖くて任せられない。それに目の前の仕事をしっかりやる人間でないと、上司や他のメンバーからも信頼されない。

さて、きみはその間、自分自身でマーケティングの基礎的な知識を学んでいく。研修もあるが、それだけでは不十分なので、書籍やオンライン講座などを使って自主的に学習することが求められる。
基礎知識の量は大きな違いになるから、受験勉強以来の膨大な学習をすることになるだろう。だから、本を読むことや学ぶことが面倒だと思う人には絶対に向いていない。


ステップ2:マーケティングの実務にチャレンジ

次のステップでは、マーケティングの実務を少しずつ手伝うようになる。たとえば、お客さん向けのメールを書くとか、広告文を書くとか。

ただ単にメール文や広告文だと思ってあなどってはいけない。「お客さんがどんなことに悩んでいるか?」「この商品の良さは何なのか?」「お客さんは何を求めてこのような商品を買っているのか?」「どのような心理でそれを欲しがるのか?」などなどを調べたうえで作ることになるから、お客さんのリサーチや商品・市場のリサーチなども同時にできるようにならなければいけないのだ。

それができるようになると、相手の心に刺さる、相手メッセージを作れるようになる。これがネットで商品を売るための基本的な方法だ。

あるいは、きみが数字や分析に強いということが分かれば、Facebook広告の運用やグーグルアドワーズ広告の運用などから始めるケースもある。これも簡単なことじゃない。先ほどと同じで、お客さんの心理と商品の特性を十分知ったうえで、どんなキーワードを出せばいいか、どんなバナー広告を作れば良いか、反応のある媒体とない媒体を細かいデータのなかから分析してパターンを見つけていく。

このあたりの基礎的なマーケティングの知識を身につけ、基本的な仕事をマスターするまでに、早い人でも1~2年はかかるだろう。


ステップ3:強みを活かして仕事を創り出す

その次のステップでは、先輩と一緒にキャンペーンを担当して企画制作してみたり、一定の売上目標を持ってとにかくいろいろやってみたり、1つのドメインの広告運用を先輩と一緒に責任を持ってやったりと、さまざまだ。きみの向き・不向き、強みによって、仕事は変わってくる。誰からの指示も受けずに、自分で企画・実行できるようになるのも、このステップからだ。

それができるようになると、1つの事業の運営責任者になる。そうなると、今まではマーケティングだけをやっていればよかったところ、チームのマネジメントや戦略・方針の立案なども考える仕事になる。ちょっとした小さな会社を経営するようなものだね。ここまでくれば、まぁ、1人で独立しても食っていけるような状態にはなっている。

基本的には、あなたの“強み”や“才能”を活かした仕事をしてもらって、キャリアを築いていってもらいたいと考えている。なぜなら、そのほうが一生懸命働けるし、成果も上がるからだ。

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