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「 仕事が人を作る」― 自分がやりたいことをやりながら自分自身を成長さるための考え方

よくいえば向上心が求められる、悪くいえば放任主義。
ダイレクト出版の仕事は、万人向けじゃない。でも、自分自身を成長させたいなら、
この環境にフィットできる人ほど、大きく化ける可能性がある。

西埜 巧祐 Kosuke Nishino

1990 年、埼玉県生まれ。法政大学卒業後、2012 年入社。
高額商品・セミナーの販売で数々の実績を残し、その手法はマニュアル化されてダイレクト出版の他のマーケターの手本ともなっている。現在は【ザ・レスポンス】のブランドマネージャーとして、プロモーションの企画、運営、商品開発を担当。


チャレンジを楽しめる会社

 僕は学生のころ「やりたいことリスト」というのを作っていたんです。起業してみたいとかセミナー講師やコンサルティングをやってみたいとか、海外でスピーチしてみたいとか。今振り返ると、そのほとんどは入社してから自然と達成できてしまっていました。
 現在、僕の仕事はマーケター、セールスライターとして、ビジネスを成長させるためのコンテンツを販売することです。オンライン講座やセミナーを企画して運営することもあれば、講師として壇上に立ったり、海外のクライアント(著者)と打ち合わせをしたり、海外のイベントでスピーチをしたこともあります。セールスレターを執筆するのも仕事の1つです。
 最近は、多くの方々にコンテンツを届けるだけでなく、もっと深く伝えてビジネスに活かしてもらうために、セールスライターの育成や起業支援をする「個別コンサルティング」というプロジェクトを自分で立ち上げました。本当はプログラムを販売するほうが売上にはなるはずですが、僕の「やりたい」というわがままを聞いてもらって、会社には本当に感謝しています。


 ダイレクト出版は、自分の「やりたいこと」をどんどん提案できる会社です。「こんなことをしたらお客さんに貢献できる」「もっと世の中に価値を提供できる」と思うことなら、勤続年数や役職に関
わらず、誰の意見でも真摯に聞いてもらえます。
 でもそれは、「自分から仕事を作る」という姿勢が望まれていることの裏返し。ただ上から仕事が降ってくるのを待っている人や、自分から行動できない人には、厳しい環境かもしれません。
 もし今、自分の仕事がなかったとしたら、会社のなかの問題、お客さんたちが抱えている問題を見つけて、「それを改善するために自分には何ができるだろう」と考える。「こんなことができるぞ!」とひらめけば、それが自分の仕事へとつながります。キャリアの浅い新入社員であろうと、つねに「自分はお客さんや会社に対して何ができるのか」と自発的に考えることが求められているのです。


 同様に、ダイレクト出版では「成長は自分でするもの」という考え方も浸透しています。上司や先輩が新人さんのことをきめ細かくフォローして、知識やスキルを教えて“育ててあげる”という優しい会社ではありません。もちろんサポートがないわけではありませんよ。社内にはさまざまな教材が置いてあるし、海外のセミナーに参加させてもらったり、セミナー受講料の一部を会社が負担してくれたりと、そこらの会社よりよっぽど成長の機会に満ちています。
 でも、それも自発的に行動してこそ。「手取り足取り教えてもらう」というのを求めているなら、入る会社を間違えている(笑)。きちんと教育システムが整った大企業に行ったほうがいいでしょう。
 だけど大企業で歯車になるのではなく、自分で「やってみたい」と思う仕事を実現し、自分でスキルをどんどん高めていきたいのであれば、自分の頭で考え、行動していかなくてはいけないのです。


目指すべき人に身近に出会える!

 僕がダイレクト出版に入社したきっかけは学生バイトでした。もともと学生のころは起業したいと考えており、さまざまな勉強をしていたなかの1つがダイレクト出版の教材でした。当時から、起業する際にはダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)やセールスライティングが必ず必要になるはずで、その日本の最高峰がダイレクト出版だと感じていたのを覚えています。
 最初はただの顧客にすぎませんでしたが、あるイベントの懇親会でたまたまダイレクト出版の取締役と知り合い、あれよあれよという間にバイトの話が決まりました。起業についてあれこれ相談していたら、「うちの仕事は後々起業にも役立つから、バイトしてみない?」と誘われたのです。まだ採用制度が整っていない時代でした。


 今は東京支社として品川に立派なオフィスがありますが、当時の東京支社は築15年ほどのマンションのちょっと広めのワンルーム。そこに詰めて、セミナーの集客やコンテンツ商品の販売をするのが学生バイトの僕に課せられた仕事でした。そう、ぶっちゃけ、今とほとんど同じ仕事をやらされたんです(笑)。
 勉強していたとはいえ、右も左もわからない学生です。「セミナーの集客、よろしく!」と放り出されても、何をすればいいかがわからない。経験ゼロですから、「こうしたらいいんじゃないか」「ああしたらいいんじゃないか」なんて発想自体出てこないんです。しかも、先輩たちはそれぞれに忙しく、聞くに聞けない。そもそも聞けそうな人がつかまらない。
 唯一の救いは、ダイレクト出版の過去の集客方法の履歴が見られたこと。履歴を見ながら先輩方がやってきたことのマネをして、どうしても聞かなければわからない内々の決済システムなんかだけ必死に聞き出して、仕事をこなしました。まさに見よう見マネの出たとこ勝負。皆さんもわかると思うのですが、単にセミナー会場を予約するだけでも、経験がなければ、電話をかけるだけで嫌な汗が出るものです。何もわからないなかで仕事をしなくてはいけなかった当時の僕の窮地を理解していただけるでしょうか。
 でも、仕事は楽しくて仕方ありませんでした。僕は自分が入った部門の集客を1人で担っていたので、まさしく激務でしたが、すごくやりがいを感じていました。それで就職活動に魅力を感じず、「このままバイトで働いて、スキルと経験を身に付けていければいいか」と思っていたとき、幸いにも社員登用の話をいただいたんです。

 そして今、社員になって7年目。わからないなりに自分の頭で考え、学び、行動してきたことは、僕にとってかけがえのない体験になっています。一番の喜びは、自分の企画したプロモーションでお客さんから感謝されたとき。いいプロモーションというのは、売上にもつながりますが、お客さんからも「あのプロモーションのおかげでこの商品を知ることができた。ありがとう」と感謝されるのです。こういうときが、自分の成長を実感できる一番嬉しい瞬間です。
 結局、新人が成長するのって、自分でやった仕事がすべてなんです。人からあれこれ教わっても、表面だけしか理解していなかったりする。自分で気づかないと、本当のスキルにはなりません。「仕事が人を作る」と言いますが、まさにそれ。その意味では、自分を成長させるのに、ダイレクト出版以上の環境はあまりないでしょう。

 今、僕が学生のころ作った「やりたいことリスト」には、新しい夢が1つ追加されています。それは「日本一のセールスライター、マーケターになる」こと。僕自身、いくつかのプロモーションでかなりの成果を上げていますが、上には上がいるものです。自分の関わるクライアントさんたちは世界トップクラスの方々ですし、代表の小川を筆頭にダイレクト出版にも尊敬できる人がたくさんいます。
 ダイレクト出版は、いわば「プロ集団」。1人1人が責任を与えられ、それを果たすために自分なりのやり方・スキルを構築する。みんなが自分のことを「専門家」「プロ」と考えて行動していく集団ですから、目指すべき人たちもすごくたくさん身近にいるのです。

 仕事でもプライベートでも生き様でも、身近な環境で目指すべき人に出会えるのは、すごくラッキーだと思います。そんな人たちに囲まれながら、自分の夢をかなえられる―それが「ダイレクト出版」という場なのかなと思います。

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