大阪で創業45年の不動産会社、第一グループで不動産投資や開発を担う『投資事業部』
ゼロから創り上げるやりがいとは何か、そこを目指すには何が必要か等、これまで多くの不動産開発案件に携わってきた投資事業部の小野澤(おのざわ)にインタビューを行いました。
投資事業部の業務内容とは
Q.投資事業部の業務内容を教えてください
不動産投資事業の内容は多岐に渡りますが、第一グループは3本軸で進めています。
まず、自社収益物件の購入
自社で保有する収益マンションやビルを購入すべく、情報収集や物件調査を行います。
調査を進める上で、会社基盤の源である賃料収入に繋がるかどうかといった見極めがとても重要です。
長期保有の目線で見た時、将来的に『この物件なら安心だ』と判断出来る力が投資事業部には不可欠です。
次に売却時の物件管理獲得
管理物件を増やす事も大切な収益に繋がります。
投資事業部で一旦保有した物件を不動産投資を望まれるオーナー様に売却しますが、その際、空室部屋の募集や建物のメンテンナンス、家賃回収等の賃貸管理業務をセットにして売却するシステムを企画していまう。
売却で得られる収益の他、月々の業務管理費がプラスされますので、このシステムを更に確立していきます。
そして土地購入からの不動産開発
土地を購入し、新築のマンションやビルを建てる不動産開発を行います。
建てた後は自社で保有するか管理を付けて売却するかを検討していきます。
上記の他に、現在は外国人留学生向けの賃貸マンションの取得を行っています。
昨今、日本に来る外国人留学生は増えています。
それに対し、外国人が入居できる賃貸マンションはまだまだ少ないのが現状です。
ならば、弊社で留学生専用の賃貸マンションを取得し、留学生を受け入れようという事で、その為のマンション購入を進めています。
3月末には留学生専用マンション第1号取得が決定しています。
投資事業部 小野澤
収益物件の情報収集の為、既存業者との情報交換、新規取引先の開拓、実際の物件調査等、毎日忙しい日々を送っています。
ゼロから創り上げる不動産開発『小若江プロジェクト』
現在、投資事業部で進めている不動産開発があります。
東大阪の小若江に土地を購入し、新築マンションを建設する『小若江プロジェクト』
この小若江というエリアは近畿大学から徒歩数分の好立地です。
また、弊社の賃貸事業部は近畿大学の準推薦店として、毎年多くの近畿大学に進学する学生様にお部屋をご紹介しています。
そこで、この土地に新築マンションを建設し、多くの学生様に快適に過ごして頂きたいという想いからこのプロジェクトが誕生致しました。
小若江プロジェクト責任者でもある、小野澤にプロジェクトについても話を聞きました。
Q.小若江プロジェクトの現在の状況を教えてください
マンションの仕様が決まり、今秋完成に向けての具体的なスケジュールを各業者と詰めている所です。
また、地鎮祭の日程調整や内容についても検討中です。
小若江プロジェクト建設予定現場。現在は地鎮祭の日程調整を進めています。今秋完成予定です。
Q.プロジェクトを進めていく過程でのやりがいや面白さは何でしょうか?
ゼロから創り出すという事は、我々のコンセプトで創ったものを世の中に提供できる良い機会です。
弊社の考え方や価値観を建物を通じて知って頂き、投資家の方にアピールできるきっかけにもなります。
そのコンセプトに共感して頂ければ、そこから新たな繋がりも生まれ、更なるビジネスチャンスが広がります。
沢山の可能性を秘めている不動産開発には毎回非常にやりがいを感じています。
Q.逆に苦労点はどんな所ですか?
一番初めに、土地を見て『ここにこんな物件が建つのだな』とイメージするのですが、実際に進めていくうちにだんだんと相違が生じる所です。
なぜ、相違が出るのか・・・それは各地域の条例の影響もあります。
勿論、事前に調査は行いますが、やはり進めてみないと分からない部分も多くあり、その調整には苦労します。
当たり前ですが、建築の他に、道路、消防、学校、環境等あらゆる知識がないと全く進みません。
不動産プロフェッショナルの極み 不動産開発の仕事を目指すには
不動産開発を目指す為には何が必要か、自身の経験も交えての見解を聞きました。
Q.不動産開発の仕事を目指す為に必要な事は何ですか?
先ほどの小若江プロジェクトでも話をしましたが、不動産開発は不動産や建築以外にもあらゆる知識が必要になります。特に法律や条例に詳しくないと務まりません。
宅地建物取引士の資格を取得する事は勿論ですが、取得後も自分は不動産専門の法律家だという意識を持って取り組む姿勢が大切です。
その能力を付ける為、どれだけ勉強するかですね。
常日頃から新聞に目を通し、不動産に関係するニュースを見て疑問に思った事を調べ、理解するくせを付ける事。そうやって身に付けた知識をどう仕事に落とし込むかが開発事業に大いに役立ちます。
勉強以外には、机上の情報だけでなく、自分の足で現場へ行き、実際の物件を見るという事も大切です。
私はよく百貨店等へ出向き、今流行りのデザインや色合い、雰囲気等を確認しています。エントランスや廊下の内装や壁面の素材等はとても参考になりますね。
また、街中を歩いてみるのも良いです。
ここの土地の地形はどうなっているのか、その影響で地盤はどんな状態なのかを把握する事も不動産開発に必要な能力です。土地を覚えるという事はそこの地域性も把握する事ができるからです。
こうして、あらゆる角度からアプローチし、不動産を好きになる事が重要です。
不動産を好きになる為、情報交換や物件確認には時間を惜しみません(売買仲介事業部 中谷と)
第一グループだから経験できる不動産開発の面白さ
第一グループにもこの4月から不動産で働くなら大きい仕事がしたいとの意気込みで入社する新入社員もいます。同じ様に不動産業や開発の仕事に就きたいと考えている人達に小野澤からメッセージです。
どんな分野でもそうですが、いかに自分の就きたい仕事を好きになるかです。
不動産と言ってもマンション、ビル、戸建て、街づくりなど様々ですが、自分はどんな事がやりたいのか、どんな所にやりがいを感じるのかをまず明確にする事ですね。
その方向が決まれば、経験を積んでその道のプロを目指します。
私も時にはつまずく事もありましたが、ポリシーを持って開発案件を何件もこなしてきました。
不動産は調査能力が必要で、物件を見ただけでどこまで調べないといけないかを把握しなければいけません。
それが出来るようになれば、開発も楽しいと思える様になりますが、やはり積み重ねが必要です。
また、大企業なら開発の一部しか経験できませんが、第一グループなら初めから終わりまで全て携わります。
この幅広い経験ができる第一グループで真の不動産プロフェッショナルである開発案件を企画、実行できる人がこの業界で生き残れる人材なのではないかと思っています。
いかがでしたか?不動産投資や開発について、ご理解頂けましたでしょうか?第一グループの不動産投資部に興味を持たれた方は是非、エントリーをお待ちしております。