今回は、各事業部を牽引する事業部長へのインタビュー第1弾!
登場するのはCyMedの創業メンバーであり、事業の根幹を支えるオペレーション部を統括する澤田凜生さんです。 会社がまだ形になる前から、共同創業者の石川と共にCyMedの土台を築き上げてきた彼。 医療という複雑な領域で、いかにして事業を「回る仕組み」へと昇華させてきたのか。CyMedの頭脳とも言えるポジションから、創業のリアルと事業構築の真髄を語ってもらいました。
◼️プロフィール
オペレーション部門責任者:澤田凜生さん
早稲田大学商学部卒。
新卒で日本M&Aセンターに入社。IT業界支援室にて全国のIT業界を中心にコンサルティング業務を経験。医療系システム開発会社と異業種のM&Aを通じて参入障壁が高く、変化が緩やかな医療業界の課題解決に関心を持つ。2022年3月に【100年後の医療の常識を創る】ため、株式会社CyMedを立ち上げる。
── 澤田さんは創業からのメンバーですが、当時はどのような軸でキャリアを考えていたのでしょうか?もともと医療領域に関心があったのですか?
澤田: 当時、「転職活動」という感覚はあまりなくて、自分にとっては「起業を前提に、どんな環境に身を置くか」という選択でした。
将来的に自分で事業を立ち上げることは決めていたので、安定や肩書きよりも、「自分自身が当事者として背負い、意思決定の結果に責任を持つ立場で動けるか」を何よりも重視していましたね。「自分の手で何かを作り、成長させる経験ができるか」という一点が軸でした。
その意味で、医療という領域に対して最初から強い関心があったわけではありません。ただ、事業として向き合う中で、社会的インパクトの大きさや、まだまだ整いきっていないレガシーな部分が多いことに気づき、「起業のフィールドとして本気で取り組む価値のある領域だ」と感じるようになったんです。
── 立ち上げ前のCyMedに対して、正直どんな心境でしたか?
澤田: 正直なところ、「やるしかない」という覚悟に近い気持ちが一番大きかったです。前職を辞めて起業するという道を選んだ以上、後戻りはできない状況でしたから。
ただ、その一方で、不安よりも「新しい事業をゼロから作っていく」ことへのワクワク感の方が強かったですね。「どんなサービスに育てられるか」「どんなチームができていくのか」を考える時間が、とても刺激的でした。
── 最終的にCyMedを立ち上げるに至った決め手は?
澤田: 決め手というより、CyMedは「自分がやると決めて立ち上げた事業」そのものなんです。誰かが作った選択肢の中から選んだわけではありません。
医療は規制も多く、決して簡単な領域ではありません。中途半端な覚悟では続かない世界です。だからこそ、誰かが作った完成形に乗るのではなく、医療という領域で、現場・オペレーション・数字・意思決定のすべてに自分が責任を持つ事業を作りたい。その思いが出発点でした。
試行錯誤しながら自分たちで形を作り続ける事業としてCyMedを立ち上げたので、「選んだ」というより、「この形でやるしかなかった」というのが実感ですね。
── 現在はオペレーション部のトップとして、どのような役割を担っていますか?
澤田: 一言で言えば、顧客接点から医療提供、拠点展開までを一気通貫で設計・実行し、事業を「回り続ける仕組み」に落とし込む役割です。
例えば、オンライン診療においては、問い合わせから予約、問診、診察、決済、アフターフォローまでの動線を緻密に設計し、患者様が迷わず医療にたどり着ける体験づくりを重視しています。チャットを基盤としつつ、必要に応じて電話や対面へ適切に接続し、単なる対応ではなく「解決」へ導く運用を構築しています。
── まさに会社の心臓部を担っているわけですね。CyMedにおいて評価される「成果」とはどのようなものでしょうか?
澤田: CyMedで評価される成果とは、単発の数字や表面的な改善ではなく、「事業として回り続ける状態」を作れるかどうかにあります。
売上やKPIの達成はあくまで前提。それを一時的な個人の頑張りに終わらせず、オペレーションや仕組みに落とし込み、再現性を持たせることが重要です。
現場で起きている課題から目を背けず、顧客体験・医療提供・組織運営を横断して改善を重ね、その結果として数字が自然と積み上がっていく状態を作れる人。課題を見つけ、構造的に解決し、事業の前進に責任を持てる人が評価されます。それがCyMedにおける成果の出し方ですね。
── 「医療現場を変える」というミッションに対し、個人の裁量はどの程度あるのでしょうか?
澤田: CyMedでは、「医療現場を変える」という大きな責任を個人に任せきりにすることはありません。役割に応じて意思決定に必要な権限を明確に付与し、現場判断で前に進められる裁量を持たせています。
同時に、数字・法規制・医療安全といった制約条件もしっかり共有されています。その制約の中で最適解を自ら考え、実行できる環境です。 失敗を個人の責任に帰すのではなく、学びとして仕組みに還元する文化があるので、挑戦と改善を恐れずに繰り返せる点が特徴だと思います。
── 今後の展望を教えてください。個人として、また会社として目指す姿とは?
澤田: 個人としては、CyMedでの事業づくりを通じて、「医療がきちんと届く仕組み」をより多くの人に広げていくことを見据えています。 単一のサービスや拠点にとどまらず、オンライン・対面・保険診療・検査など、医療を横断する運用モデルを磨き上げ、環境が変化しても持続可能な医療事業の「型」を確立したいですね。
会社としては、特定の治療領域に強いクリニックで完結するのではなく、医療現場に内在する課題をオペレーションとテクノロジーの力で解決し続けるプラットフォームになることを目指しています。 医師・患者・運営側のいずれかに負荷が偏らない構造をつくり、現場で本当に機能する「実装できる変化」を積み重ねていく。それが、CyMedが医療業界で果たすべき役割だと考えています。
── 最後に、今後どのような方と一緒に働きたいですか?メッセージをお願いします。
澤田: CyMedで一緒に働きたいのは、肩書きや経験よりも、「目の前の課題から逃げずに向き合える人」です。
医療の現場には正解が一つではなく、想定外のことが日常的に起こります。その泥臭い現実の中で、誰かのせいにするのではなく、「じゃあ自分は何ができるか」を自分の頭で考えて動ける人と仕事がしたいですね。
完璧である必要はありません。分からないことを分からないままにせず、手を動かしながら前に進める人。
CyMedは急成長中でまだまだ完全に整った会社ではありませんが、だからこそ一緒に悩み、議論し、形をつくっていける仲間と出会えたら嬉しいです!