今回の『CyberZ DNA』は、「ママ社員」というテーマで、「ママも仕事も頑張りたい!」というパワフルな3人の女性社員にインタビューしました!
CyberZは、平均年齢30歳。活気のある当社で、日頃から仕事・家事・育児をこなし自分の夢を持っているパパママ社員がたくさんいます。
実際、『子育てしながら仕事をする』とはどんな感じなのでしょうか?
パパママ社員向けの環境は整っているの?子どもの体調不良のときはどうしているか?などの疑問をたっぷり聞いてみました!
(左)
中江 美香 (ナカエミカ) OPENREC事業部 デザイナー
2012年株式会社サイバーエージェント中途入社。UIデザイナーとして、新規サービスの立ち上げや既存サービスの改善運用を行ってきた。2017年4月にOPENREC事業部に出向し、現在はOPENREC.tvの番組クリエイティブデザイナーを行っている。RAGEやesportsリーグのクリエイティブ制作がメインだが、Vtuber関連のデザインも一部兼務で担当。前職にて、産休・育休を取得後後、中途入社。
(中央)
源間 愛魅 (ゲンマ マナミ) ForceOperationX事業部 エンジニア
2011年株式会社サイバーエージェント新卒入社。サーバサイドエンジニアとして、女性向けサービスを中心に新規の立ち上げや運用・開発を担当。2016年11月に産休・育休に入り、2017年10月にForceOperationX事業部で復帰。現在もエンジニアとして開発業務を行っている。
(右)
山本 真由美(ヤマモト マユミ) 人事マネージャー
2006年株式会社サイバーエージェント新卒入社。サイバーエージェント人事本部にて新卒採用・育成研修・社内活性化等の業務に携わった後、広告事業でコンサルタント部門のマネージャーを経て、2012年にCyberZへ異動。CyberZではスマートフォン広告部門のメディアプランナーとして従事後、翌2013年から人事として中途採用や組織づくり等に携わる。2016年、産休・育休を経て2017年6月から復帰し、現在はOPENREC、esports、Vtuber等の新規事業部門、メディア部門人事として従事。
Q)取得率100パーセント!お子さんの誕生日が休暇になる『キッズホリデイ』は当社独自のパパママ社員向けに生まれた福利厚生です。皆さんは、キッズホリデイでどんなサポートを受けましたか?
山本:これまでに2度取得しました。最初は、育児休暇明けすぐで子どもが1歳だったので、自宅にシェフがきてくれて食事を提供してくれるサービスを選択しました。子供が2歳になった時は、都内のホテルでコース料理を楽しみました。
中江:私も2度取得しました。小学生なので、自らキッズホリデイのパンフレットを見て、一度目はディズニーランド、二度目はディズニーシーを選択しました。学校があるので平日はなかなか休めず、人事に相談したところ、事情があればその週内の土日へ変更することも可能だったので、日程をずらして行ってきました。当日は、他にもおもてなしがあり、子どもがとても喜んでいました!
源間:私はキッズホリデイを知る前に、「写真スタジオで家族写真を撮りたいね。」と話していたこともあり、プロカメラマンによる写真スタジオでの撮影プランを選択しました。撮影データもたくさんもらえたので、遠方に住んでいる親や親戚にも送れたのが良かったです。また、夫が同じサイバーエージェントグループの社員なのですが、この制度はすごく驚いていてありがたいねと言っていました。
山本:実はこの写真スタジオは、元々家族で利用したことがあり、制度に途中で追加したんです!写真ってとても良い思い出として残りますし、キッズホリデイプランの選択肢に入れたいなと思って提案しました。人事としては、制度内容をバージョンアップにも携わりました。社員からの要望で追加したプランもあります!
中江:この制度をきっかけに、家族の想い出や時間をつくれるのは、とてもありがたいですよね。
【キッズホリデイ利用時写真】
ディズニーシー
写真スタジオ
都内レストラン
Q)ママ社員になって変わったことはありますか?
山本:「時間」への意識ですね。私は17時までの時短勤務なので、時間の使い方や意識が変わり、より生産性があがったと思います。時短勤務という理由で、成果が下がったとなりたくなかったので、「限られた時間でより高い成果を出す」ということも意識するようになりました。
源間:私は、今までは、自分で全部やりたいタイプでした。ですが、時間が限られるようになってからそれではいけないと思い、「個人で頑張るより、チームで働く意識、チーム内でお願いする意識」が強くなりました。私の所属するF.O.X事業部はパパ社員が多いこともあり、私の働き方をチームメンバーが理解してくれているので、頼みごとをしやすく、働き方にも寛容で、とても心強いです。
中江:私は、産前・産後で大きく変わったなと思うことが、実はあまりないかもしれません。子どもが小学生なので、当時のことをもう忘れてしまったというのもあるかもしれませんが(笑)。恐らく、同じデザイナー職の夫が私の仕事への理解があったり、家事育児も協力的なことや、保育園や学童などの環境に恵まれたことなどは、そう思う背景としてあるかもしれません。
Q)小さい子供はよく体調を崩すと聞きました。お子さんが体調悪い時は、どう対応していますか?
山本:サイバーエージェントグループで「キッズ在宅」(※注1)という制度があるので、自宅で作業をする申請をし、在宅勤務をしています。小さい子どもはまだ免疫がなく、復帰直後はやはり子どもが体調を頻繁に崩して大変でしたが、今は月に1度体調を崩す時があるかないかくらいになってきました。子どもの成長に従い、悩むポイントも変わってきますね。
中江:子どもが1年に3回もインフルエンザにかかったことがあって・・・あれは大変でした。
源間:3回も!大変ですね。私は、つい先週娘が熱を出して、保育園から呼び出しがありました。同じグループ会社内に勤務している夫なので、お互いの業務状況がとても良く分かるので、状況によって、どちらかが迎えに行くか決めるようにしています。難しい時は、近くに住んでいる母親に頼むこともありますね。体調が悪いときは、キッズ在宅をはじめ、部署内でのリモートワークも導入開始されたので、家で開発業務をすることもあります。
中江:私はデザイナーなのですが、比較的在宅勤務がしやすく、キッズ在宅はよく利用しています。小学生になると、病気より怪我が増えるんですよ。先月も捻挫で歩けなくなったと、小学校から呼び出しがありましたが、すぐに迎えに行って、在宅勤務に切り替えました。
Q)普段、家事や育児の分担ってどうしているのですか?
源間:育休中は、育児・家事は私がメインでやっていましたが、復帰するときには、この状態のままではバランスが取れないと思い、やっていることを全て書き出し、リスト化して夫と相談しながら、全て分担しました(笑)。先ほどお伝えしたように、急なお迎えのときなどはお互いの仕事の状況次第で話しあって都度決めています。
中江:うちでは夫が比較的早く帰宅できることも多いので、夫婦で分担できている方かなと思います。子どもは小学校が終わった後、学童保育に通っていて、そこでは夕飯のオプションがあるので仕事の状況次第でそういうオプションにも頼るようにしています。
山本:我が家は、やることに対してそれぞれ責任者を明確にしています。仕事みたいですね(笑)。例えば保育園の送りは夫担当、お迎え、食事は私。平日の夜は夫には頼らない。その代わり休日は自分の時間ももらう、みたいにしています。色々試して、話し合ったすえにそうなりました。もちろん、自分自身が体調悪いときなどは相談はすることはありますが、イレギュラーケース以外は基本変えない。決まっていると「やってくれない」みたいな気持ちにならないので、それはそれでいいかもなとは思います。正直正解が何かはわからないですが、都度話しあって決めるのが大事だなと感じています。
Q)一日のタイムスケジュールを教えてください。
▼中江の一日
7:00 起床、朝食
8:10 子ども小学校へ、学童保育がない時は子どもの夜ご飯の準備
9:10 支度・家を出る
10:00~19:00 勤務
20:30 家事タイム(洗濯、お風呂、学校の様子を聞いたり宿題を見たり)
21:30 子どもの習い事の練習を一緒に見る(ピアノの練習など)
22:30 子ども就寝
23:00 自由時間(ゲームをしたり、OPENREC.tvを見たり)
1:00 就寝
▪学童保育がある場合は夕飯食べてから帰ってきます
▼源間の一日
6:30 起床
7:30 子ども起床、朝食、保育園準備、保育園の送り(夫担当)
7:40 家を出る
8:30~17:30 勤務
18:30 保育園迎え
18:40 帰宅
19:00 夕飯
19:30 子どもと遊ぶ(絵本読んだり、絵を描いたり)
19:50 子どもとお風呂
20:30 子どもの寝かしつけ
21:00 家事タイム(片付け・洗濯・保育園荷物準備など)
22:00 自分の自由時間
00:00 就寝
▼山本の一日
6:30 起床、朝食(子どもと一緒に自分も食べる)、保育園登園準備
8:00 保育園の送り(担当は夫)見送り後、家事タイム(掃除・食器洗い等)、身支度
8:30 家を出る
9:30~17:00 時短勤務
18:00 保育園お迎え
18:20 帰宅後、夕飯準備、夕飯(子どもと一緒に)
19:00 夕飯後、こどもと遊ぶ(絵本等)、両親とのコミュニケーションタイム(子どもの写真を送ったり、ビデオチャットしたり)
19:30 子どもとお風呂、洗濯等
21:00 子どもの寝かしつけ
21:00 家事タイム(洗濯物たたむ・保育園の準備・夫が家で食べるときは食事の用意)
22:00 自分の自由時間(本を読んだり、ゲームをしたり、勉強したり)
00:00 就寝
Q)今後の目標をおねがいします!
中江:OPENREC.tvのデザイナーとして、NO.1のゲーム配信サービスを作りたいです。当社には「これ作ってみたい!」「このスキルつけたい!」と希望すれば、無限に挑戦できる環境があります。挑戦したくてうずうずしているデザイナーの方、お待ちしております!
山本:最大の組織貢献、自分自身成長し続けることです。社員にとってより働きやすい環境を作ったり、一緒に働く優秀な方を採用したり、人事という立場から最高の組織づくりをしたいです。
源間:ママエンジニアでも仕事と家庭の両立ができる、むしろリモートワークという選択肢もあるから、環境に縛られることなくできるということを体現していきたいです。限られた時間だからこそ、自動化できることを、どんどん取り入れ、業務効率化していこうと思っています。もっとママエンジニアを増やしていきたいと思っています。
また、当社には、仕事と家事・育児をストレスなく、両立できる環境が整っています。社内では、ママ社員を含めて交流ランチを行う「M会」(※注2)も発足され、ママ社員同士の情報共有もでき、充実した時間でとても楽しいです。先日のM会では、仙台支社のママ社員メンバーも参加していました!このような楽しい時間は心の余裕につながり、心に余裕があると、子どもの小さな成長にも気づけて喜べるし、仕事でも周りのサポートがあり、以前よりも毎日達成感を味わえています。
山本:会社の成長にあわせて、社員のニーズも多様化します。当社では、「なければ自分たちで提案して作っていこう」という精神が強く、パパママ社員の増加に伴い、役員陣の発案で「キッズホリデイ」、ママ社員の発案で「M会」ができました。仕事も育児も全力でやりたい!という方にとっては、すごくやりやすい環境だと思いますし、環境自体を皆で一緒に創っていきたいと思っています。
併せて、こちらもご覧ください!
「取得率100%!CyberZの人事制度「キッズホリデイ」とは!?実際の利用者にインタビューしてみた!」
「社員が挑戦し続ける環境を ~取得率100%! 新制度導入の理由~」
(※注1)キッズ在宅
サイバーエージェントグループ福利厚生制度。子どもの急な発病や登園禁止期間など、子どもの看護時に在宅勤務できる制度。
(※注2)M会
2018年7月に発足した、ママ社員会。CyberZ内全雇用形態のママメンバーが、参加可能なイベントを開催。ママになると、今まで以上にコミュニティや情報交換が大事になるので、ママメンバーが交流し、情報交換、笑いあい、励まし合うことを目的としたサポート制度。Mの意味:Mother(ママたちが)、Mate(仲間同志)、Merry(笑い楽しむ場)