9月末にボストンで行われたDTx East 2021「Presentation: Scaling Digital Therapeutics within the Japanese Market – A Case Study」セッションにて弊社米国支社 西井が登壇しました。
近年世界中で注目を集めるDTx(Digital Therapeutics デジタル療法)について、関連企業などが世界中から一堂に会し行われるイベント「DTx EAST 2021」へ、今年も日本で唯一DTx医療分野での参加かつ登壇パネリストとなりました。
まだ世界中でCovid-19の感染状況が落ち着かない中、オンラインと現地会場でのハイブリット開催となりましたが、内容は多岐に亘り、DTxが生み出す新たな治療効果や医療経済性や、DTxだからこそ可能なリアルワールドデータの種類と活用法、米国におけるFDA承認や保険償還、さらには実際の患者さんによるDTxの貢献についてのディスカッションなども行われました。
患者さんのセッションでは、患者さんが「DTxを使った治療はとても良い体験」と語っていたことが印象的でもあり、貴重な話も聞くことができました。また、ネットワーキングでは当社のプロダクトに興味関心を持ってくださる製薬会社の方々とも良いお話の機会を設けることができました。
各国からDTx分野に関心の高い企業や専門家等が集い、多くのディスカッションを交わし今後のより良いDTx分野の発展を願うものだと感じました。
日本でも広がりつつあるデジタル療法、DTx分野を「日本発」としてのソリューションとして世界に広め、患者さんへの治療効果に寄与貢献できるよう、今後もよりさまざまな協力をしながら更なる発展を目指して参りたいと思います。