全国約2万7千人のクラウドクレジットファンの皆様、お待たせしました。CFOの坂本が送る、農業レポート第3弾です。
元々はGWの田植えのレポートを予定していたのですが、両目にものもらいを患い、しばらく心眼で仕事しておりました。さすがにレポート執筆は叶わなかったため、代わりといっては何ですが、今回は大阪梅田で開催される当社の共催「お金の育て方カレッジ」のついでに実家に寄りましたので、その内容を報告したいと思います。
まず初日。前日の夜便で関空に到着したこともあり、疲れが抜けきっていない体で朝食を食べていました。母に「お茶漬けある?」と聞いたら、なぜか「鯛の塩焼きやったらあるけど、鯛茶漬けにする?」という返事が。。いや、普通は●●園やろ、とツッコむ間もなく、20センチほどの鯛がおもむろに食卓に置かれます。
僕「これ、どうしたん?」
母「トマトあげたら代わりにくれた。」
貨幣経済はおろか、等価交換すら成立していません。でも、食べない理由もありませんので、期待値を異次元で超えてくる朝食を平らげて腹ごしらえはOK。
小雨の降る中、田んぼの消毒作業に入ります。他の作業なら雨だと延期するのですが、田んぼの中に入ってどうせ濡れるのでお構いなし。植えてから少しだけ大きくなった苗に消毒液を散布していきます。昔はこの作業も回数が多く、かつ機械散布ではないのでかなり大変だったらしいのですが、今は技術が発達して大分楽になっています。
余裕で予定通りに終わるかなー、と思っていたら、なんと電話が。。しかも予め「緊急の場合は電話するかも」と伝えられていた先なので、田んぼのど真ん中にいたけど仕方なく出ました。
「すいません、話せるところに行きますのでちょっと時間下さい」と言ってHoldしつつ、畦道まで戻ります。そちらで電話再開したのはいいものの、ここで、近所のおばあちゃん襲来!
案の定、電話しているのに全く気づかずに話しかけてきます。ついに、電話の相手先から「ノイズがすごいですね」というコメントが。。もうこれ以上は看過できないので、おばあちゃんに強めのアイコンタクトをします。やっと気づいてくれたようで、「あー、電話してるんや。すももあるから後で取りにおいで」という最大級のノイズを発して去っていきました。電話の相手先は通常の会話では発生しない「すもも」という単語をはっきり聞き取ったと思います。。
明日は大阪でセミナーということで、午後は体力温存を主眼に、軽めの作業をこなしていきます。たまねぎをぶら下げたり、トマトを収穫したり、、トマトはかなりたくさん収穫できたので、先ほどのおばあちゃんにあげることにしました。
持っていくと、「おお、ぎょうさん(沢山)ありがとな!すももの他にもびわ・梅あるで!!」と、またしても等価交換が成立しない事態が発生しました。もちろん、ここでも断る理由がないので貰って帰ります。
戦利品を引っ提げて、実家までチャリンコで戻る途中で気づいたらもう夕方です。この時期の夕暮れは、本当にキレイなんですよね。夕焼けが田んぼの水面に反射して、幻想的で、、もう少し稲が育つと、見れなくなってしまう景色です。
さて、晩御飯は収穫した野菜の天ぷらです。玉ねぎ、グリーンピース、にんじん、モロヘイヤあたりですね。採りたて、揚げたてなので、ビールが進みますよ!
食レポみたいになってしまいましたが、この時期はまだそこまで暑くないですし、重たい作業はあまりないので、今回はこんなところで。。
(後半に続く)