クリーク・アンド・リバー社 大阪支社 第3ディビジョン第1セクション
エージェント 瀬村綾那
クリエイター専門の就職・転職支援を行うクリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)。そのなかでもエージェントは、活躍の場を模索するクリエイターや転職希望者と、人材を求める企業とを橋渡しするキーパーソンです。ここでは、より良いマッチングに向けて日々活動を続ける、エージェントたちの横顔に迫ります。
いいことも悪いこともすべて正直に、オープンに。それがみんなの幸せにつながる
Q.C&R社に入社したきっかけは?
新卒で就職活動をしていた際、絞り込んだのは「テレビの仕事」と「人材の仕事」。この条件にマッチするのがC&R社でした。テレビ番組を作りたいという思いと、人が好きなので人と関わる仕事をしたいという思いがあり、その両方を併せ持つC&R社はまさに理想的な会社だったのです。
ただ、新卒時には残念ながら採用には至らず、他の人材サービス会社に就職。そこで経験を積みながら、「いつかはC&R社に転職を」と、中途採用の機会をうかがっていました。そして約1年後、求人の募集を見つけ、晴れて当社に入社することができました。
Q.得意分野は?
グラフィック系の案件を数多く担当しています。職種で言えば、グラフィックデザイナーや編集者、ライターなどです。担当している企業は15~20社。当社の他のエージェントに比べると多めです。たくさんの企業さまとお付き合いしていることは、入ってくる情報も多種多様ということ。そのため、転職活動中の皆さまには幅広い情報をお伝えできると思います。
Q.マッチングを行ううえで心がけていることは?
1つは、相手のいいところだけを見ない、すなわちマイナスな点にもしっかりと目を向けることです。これは求人企業に対しても、転職者に対しても当てはまります。企業も転職者も、そして両者を橋渡しするエージェントである私も、「いい人を採りたい」「いい会社に転職したい」「マッチングを成立させたい」という思いから、相手のプラス面だけを見たり、自分のプラス面ばかりを伝えようとしがちです。
でもそれでは、働き始めた後に「聞いてない!こんなはずじゃなかった!」というミスマッチが起こりかねません。プラスの情報はもちろん大切ですが、同じぐらい、マイナスの情報にも目を向け、相手に伝えることが大切だと考えています。それが結局は、みんなが満足するマッチングにつながるからです。
もう1つは、情報を常にブラッシュアップすることです。お付き合いの長いクライアント企業の場合などでは、「前回と同じ内容で」というご依頼をいただくこともあります。任せていただけているという意味でもあり、ありがたいのですが、実は会社の状況や求める人材像が前回とは微妙に変わっていることもあります。
そこで、「念のため、改めて確認させてください」といった具合に話を聞かせてもらう場を設け、その時点での最新情報を教えてもらうようにしています。そうすることで、そのときに本当に必要な人材を見極め、適切なマッチングへとつなげられると考えています。
Q.C&R社の強みとは?
当社では、求人企業の窓口役となる営業業務と、求職者と企業とを橋渡しするエージェント業務とを、一人で担当する「一貫体制」をとっています。そのため、ヒアリングしてきた企業情報をダイレクトに求職者に伝えることができます。
これは、より正確でより多くの情報を求職者に伝えられることを意味します。求職者の情報を企業に伝える際も同様なので、マッチングの精度は高くなると思います。
クライアント企業を訪問した際に、マッチングをお手伝いした求職者と顔を合わせられるのも一貫体制ならではです。転職先で活躍している姿を見ることができたり、近況を聞かせてもらえることは、私にとって大きなやりがいになっています。そのことが次のマッチングに向けたモチベーションになるのも、一貫体制だからこその強みではないでしょうか。
Q.プライベートの過ごし方は?
ひたすら食べて飲んでいます。実は、これといった趣味がないことが悩み。熱中できる趣味を探しているところです。
■クリエイターや転職希望者へのメッセージ
気軽にC&R社を利用してくれたらと思います。まだ具体的に転職を考えていない人でも、「業界はいまどうなっている?」「自分の市場価値ってどうだろう?」といった、“気になる情報を調べる場所”として当社を考えてもらえればと思います。
これまでには、恋愛相談に乗ったこともありますよ。調べてみた結果、転職を考えるのもいいですし、「今の場所で頑張る」という答えにたどり着くのもOK。みなさんがキャリアを考えるお手伝いができれば、エージェントとしては大満足です。