■プロローグ
前回のインタビューから月日が流れ、どのうような変化があったのか。経験を積んで手応えを感じながら、ドリームビジョンでどのように成長したのか過去から現在、そして未来について聞かせてもらいました。
前回のインタビューはこちら:https://www.wantedly.com/companies/creators-fan/post_articles/198310
■現在の仕事内容を教えてくだい。
現在は当社が展開している「エンジニアトータル管理サービスwacca」の開発を担当としています。バックエンド開発が主担当ですが、要件定義、設計、運用まで多岐にわたる業務を行っています。また、社内業務では「セクションチーフ」に着任し、開発チームにおけるチーム全体のスキル向上や社員同士のコミュニケーションの活性化などさまざまな施策の検討を進めています。
■ここ数年で印象に残っているプロジェクトについて教えてください。
印象に残っているプロジェクトは2つあります。一つは一番始めに参画したVB.NET(ドットネット)の開発のプロジェクトになります。初めてということもあり「チーム開発」や「開発言語」などエンジニアの基本的な考え方や実装力がまだ身についていなかったので、毎日学びの日々で成長できているなと思ったことを、今でも覚えています。また参画から約3ヶ月後に「新型コロナウィルス」が蔓延。まだ開発環境にもなれていない中での厳しい状況でしたが、参画先の上長をはじめ周囲のメンバーのみなさんに恵まれ最終的には充実した1年3ヵ月を過ごすことができました。
この現場で教わったことは私のキャリアのなかでの基盤となっています。二つ目は冒頭でも説明させていただいている「エンジニアトータル管理サービスwacca」のリリースになります。このプロジェクトではPython, Django REST Frameworkによるバックエンド開発の担当をしています。
入社前からPython開発を独学で勉強していたことや、前述のプロジェクトに参画中の間にPythonエンジニア認定基礎試験, データ分析試験などを取得していたことはこの案件で非常に役立っています。
また、印象的な出来事はなんといっても「waccaのローンチ」です。
これまで既存システムの改修プロジェクトは経験していましたが、システムの新規開発はこのプロジェクトが初めてでした。開発メンバーとはよりよいサービスの提供のために意見を重ね、試行錯誤し、それが形となりサービスが「ローンチ」されるというのは、感慨深いものがありました。
ローンチ後は新機能の追加、バグ対応など課題は多いですが非常に充実した日々を過ごしています。
■ドリームビジョンに入社をして数年たちましたが、入社時の印象と変化はありましたか。
入社以前から「日本一エンジニアにやさしい会社」をコーポレートビジョンに魅力を感じていました。入社から3年たちましたが、現在もそのコーポレートビジョンのもと運営しているのを感じます。特に「福利厚生」は常に社員の声が反映されており、毎年新しい「福利厚生」が導入され、内容が充実されたりと常に進化しています。それが「ハタラクエール2002」の受賞につながったのだと思います。
■最後に、前回のインタビュー時から「最も変化したところ」を教えてください。
まず、第一に主軸となるスキルが明確になったことです。前回のインタビューは入社直後の案件参画前でした。当時は開発業務経験が皆無であったことや経験を積み重ねるなかで自分の興味に従って主軸となるスキルをみつければいいかなという安易な考えを持っていたこともあり、自分がどのようなスキルを身につけてこの業界で勝負したいのかを明確に示すことができませんでした。
あれから3年という月日が経過し、特にプロダクト開発や自己研鑽での経験を通して、「Python」「Django」「React」「Nextjs」「TypeScript」を主軸に開発スキルの引き出しを増やしていきたいと考えています。言語やフレームワーク、ライブラリに固執しすぎると、経験の機会を逃したり、視野を狭めたりする原因になると思っていますが、開発経験がまだわずかなこの時期はある程度、注力するスキルを絞ることは有益だと考えています。
IT業界はスキルの流行り廃りが激しい業界です。その時々の時代の流れについていけるようなエンジニアを目指して今後も精進していきたいです。