1
/
5

All posts

借りた500万円の資金が底につく

※これは、創業者であり起業家である僕にとって、一番のどん底だった時期の話です。少し生々しいですが、正直に書きます。8月10日。素敵なご縁から、開業資金として500万円をお借りして、僕は創業しました。当時の僕にとって、500万円なんて見たこともない数字でした。これだけあれば何でもできる——そう思ってしまった。でも今振り返ると、まったく計画的に使えていなくて、あっという間になくなってしまいました。しかも、その責任が自分にあるということを、周囲にちゃんと伝えられなかった。これが、本当に痛い経験でした。当時のモデルは、開業資金が日に日に減っていく一方で、売上がまったく入ってこない、というものでし...

初めての学生イベント(富士通・ニトリ・DIC)

初めての学生イベントの企画と運営大学の成績表を活用した面接対策、という名目のイベントです。株式会社履修データセンターさんと一緒に、学生30人を現地に呼んで開催しました。そうです、前のエピソードで話したときにご縁があって一緒にやろうということになったためイベントを企画することとなりました。このイベントには、富士通、ニトリ、DIC、そしてリンクアンドモチベーションといった、名だたる企業の人事トップの方々をお招きしました。学生さんの前で「大学生の本分って、やっぱり勉強することだよね」という、ある意味で当たり前の話をしたり、実際のデモとして、大学の成績表をもとに「自分の強みはこういうところです」...

ミスマッチが起きている究極の理由に関する書籍

CourseVALUをやる上で、僕の背骨になっている一冊があります。辻太一朗さんの『なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?』という本です。辻さんは、いまや大手企業が採用時に提出を求める「大学の成績データ」、その管理・提供の大元を担ってこられた方です。この本に書かれている「大学生が学ばない理由」に、僕は深く共感しました。学生が悪いんじゃない。学生・企業・大学が絡み合った“構造”が、勉強しない大学生を量産してしまっている——その指摘が、当時もやもやと抱えていた問題意識に、はっきり輪郭を与えてくれたんです。居ても立ってもいられず、僕は問い合わせフォームから直接連絡しました。「一度お...

授業の口コミから学生が自ら気づいていない魅力発見サービス

CourseVALUの一番最初の種は、実は「授業の口コミサイト」でした。学生時代に出たビジネスコンテストで、僕はこのアイデアが伸びるんじゃないかと考えていました。ちょうどChatGPTが世に出始めた頃で、これからは定量的なデータよりも、定性的なデータにこそ意味が出てくる——そう直感していたんです。考えてみると、授業の口コミをわざわざ書く学生って、その授業がよほど面白かったか、逆に酷評したいか、どちらかなんですよね。時間と労力をかけてまで言葉を残してくれる。ということは、大前提としてかなり真面目な層が使うサービスになるはずだ、と。僕にはずっと、ある問題意識がありました。大学の授業で学んだこ...

早稲田大学主催のビジコンから創業

「もう学生でいられるのは、あと数ヶ月」ひとつのビジネスコンテストから、すべては始まった。大学最後の思い出、だったはずだった。思い出づくりのはずが当時、川原宗珠(弊社COO)は早稲田大学人間科学部の4年生。就職活動を終え、内定もすでに手にしていた。レールは敷かれ、あとは卒業を待つだけ——はずだった。残された学生生活を、ただ消費して終わらせたくはない。何かひとつ、記憶に残ることをしておきたい。そう考えた彼が「最後の思い出」として選んだのが、大学が主催するビジネスコンテストへの出場だった。一枚のスライドに込めた、先輩の想いピッチの題材に選んだのは、学生時代の先輩だった松本和寅(現・代表取締役)...