予約・会員管理サービス「クービック」では、お店のページが用意され、そこから予約日程や月謝・回数券などを購入してお店のお客様である予約者は予約を行います。お店のページ相当は、予約者に提供される予約アプリと、ブラウザでアクセスする WEB 画面の 2 つが存在します。
今回、ブラウザでアクセスする WEB 画面のデザインリニューアルを行いました。店舗の基本情報である住所や電話番号、レビューなどをわかりやすく表示し、予約者の利便性を向上し、ナビゲーションもわかりやすいものに改善されています。
これまでの文章だと、ただの機能リリース、もとい宣伝になってしまいますよね。そろそろ本題に移ろうと思います。
お客様の提供価値としては、上記のような使い勝手の改善であったり、新しいデザインが適応される、という点となりますが、実は、テクニカル面でのこだわりポイントが満載なのです。具体的にはモノリシックな Ruby on Rails アプリケーションの古典的な View によるサーバサイドレンダリングと、JQuery によるインタラクションを提供する構成から、アプリケーション構成をベースと抜本的に入れ替え、React.js をベースとした Next.js と BFF によるインタラクションを提供するという技術的挑戦によって成し遂げられました。
予約という行為は日常の生活を支えるアタリマエの行為であるがゆえに、わかりやすさだけでなく、操作のサクサク感でやったり応答速度が大変重要となります。水道の蛇口をひねったらアタリマエに水がすぐに出るはずですが、それに反して水がでるのにやや時間がかかったりすると、とてもイライラするはずです。同様に予約に関しても、少しのモッサリ感やイライラがあるだけで、予約者は離脱しお店の予約数は減ってしまうでしょう。
これからもクービックは日常生活のメンドクサイを改善し、未来をテックで変えていきます。