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技術職に憧れた私が、ContractSをエンジニアとしてのスタートラインに選んだワケ

ContractSを代表する社員が、半生を語るコラム『ContractS わたしの履歴書』。登場する社員は、セールス・エンジニア・デザイナー・バックオフィス等の多岐にわたります。それぞれの分野で後世に残る仕事を成し遂げようと日々奮闘するContractS社員。彼ら彼女らが自らの言葉で語る努力や想い。読めばきっとあなたに役立つ何かが得られるはずです。

■北原 千馬(きたはら かずま)
職種:エンジニア
趣味:音楽鑑賞, DIY


自然に囲まれた長野で生まれ育った、やんちゃな子供時代。中学からクラブ活動と部活動を両立しながら、スポーツに打ち込んだ。

幼少期から長野県で育ちました。小さい頃の自分を表す言葉は「とにかくやんちゃな子供」。外で遊んで泥だらけになって帰ってきたり、保育園のお昼寝の時間には一人だけ寝なかったりなど、親や先生をよく困らせていましたね(笑)一方で、園長先生の部屋へ遊びに行きお菓子をもらいに行ったりなど、人懐っこいキャラクターでもありました。

小学生時代に印象的だった思い出の一つは、親の知り合いの旅館に泊まった時のエピソードです。その旅館の近くには橋があったのですが、ガードレールがなく、遊んでいたら6m下に落ちてしまったんです。岩場だったので大怪我をしましたが、健康体だったからか、病院に行かずに数日で治りました。助かったから良かったものの、それ以来ははしゃぐことはやめ、段々と落ち着く様になりましたね。

興味を持ったスポーツは、バドミントンと卓球。バドミントンは小学校からクラブ活動として始め、中学でもずっと続けていました。仲の良い地元の友達がいたからずっと続けてこられたのもありますが、かなり真面目に練習に打ち込んでいた思い出があります。卓球は中学から部活動として始めました。スポーツ系のクラブ活動と部活動を両立させる中学時代は忙しかったですが、様々なコミュニティの仲間と切磋琢磨できた日々は今でも良い青春の思い出です。

技術職に憧れ、工業系の高校へ。資格取得やロボット作りに励み、エンジニアの仕事に従事する上で必要な武器を集めてきた。

祖父が大工だった影響で”技術職”に憧れた私は、中学卒業のタイミングで、周辺の高校が統合されて新設した工業系の高校に入学しました。もともと職人気質であり、体育会系の中学は肌に合わないと感じていたので、黙々と手を動かすことに集中できる高校の環境は入学時点ですぐに馴染みましたね。勉強も、あまり熱心でなかった中学時代に比べて格段に意欲的になりました。

高校では資格取得が奨励されていたので、これを機に進路に直結する様々な資格を独学で取得しました。取得したのは、「工事担任者DD3種(一般家庭における通信設備を取り扱う資格)」や「情報技術検定1級(電子部品の仕組みやプログラムのロジックなどを問う検定)」、「MCPC2級(スマートフォンなどモバイル端末で使用されている技術に関する検定)」など、多種多様。あくまでも全ては仕事に活かすためですが、何か新しい資格を取得すると、その度に”新たな武器”が得られることの喜びが大きかったです。今でも自分の努力を証明する、自信の一つに繋がっていますね。


高校で入った部活は、同じ新卒エンジニアの毛見と同様、総合工学部です。私が所属したチームでは、ロボットコンテストの競技で勝つことを目的に、視覚・触覚などの機能によって物を特定の場所へ運べる「インテリジェントロボット」の制作に打ち込みました。

もともと、このインテリジェントロボットチームは、統合前の原型だった高校では数年前から活動が廃止に。それもあって、統合された直後に入部した私の代は先輩から得られるナレッジがなく、昔その高校にいた顧問にヒアリングをしながら、ほとんどゼロから自分達でチームを立ち上げました。

機体の制作も、挑戦の連続でしたね。ロボットコンテストは、基本的に毎年コースの仕組みが変わるので、毎年新しいコースに適したロボットをルールに合わせて作っていかなければならないんです。他校のチームでは基本的にやらないはずなのですが、インテリジェントロボット制作の最初の段階である「銅板を自分たちで掘り出す」段階から着手しましたね。

もっとプログラミングにのめり込みたい」という好奇心から始めた部活でしたが、あまりにも高度な制作に関わってきたため、気づけば授業のレベルをとうに超えていました(笑)



また、比較的無口な印象のある工業系の高校生の中では、私は珍しくおしゃべりな性格だったので、ロボットを作る過程で、チームメンバーと密なコミュニケーションを取れたことも嬉しかったです。今振り返っても、エンジニアの仕事に従事する上では、間違いなくこの高校の総合工学部の経験が一番に活きています。

「じっくり学習するよりも早く現場に行きたい」という想いから短大へ。企業説明会で刺激を受けた、ContractSのミッションとエンジニアの熱量。

高校ではプログラミングを学習しながら、それをロボットづくりという現場に活かすことの有用性を実感していました。それもあって、「じっくり学習するよりも早く現場に行きたい」と思い、大学は2年制の短大を選びました。100分の授業を毎日4コマ受ける勉強漬けの生活でしたが、高校で培ったプログラミング知識をより関心分野に寄せて応用することができたので、充実した日々でした。

ContractSを知ったのは、大学1年の後期に実施された企業説明会でエンジニア・簾田(みすだ)のプレゼンを聞いたことがきっかけです。

最初に印象的だったのは、ContractSのミッションです。私は人と争うことが好きではなかったので、「世の中から紛争裁判をなくす」というフレーズに共感を覚えました。また、自分達からは遠く感じる”裁判”というものが、実は社会人の日常生活に身近な「契約」と結びついているんだ、という事実にもインパクトを受けましたね。自分達の手によって世の中に大きな影響をもたらす紛争・裁判をなくせるかもしれない。それを知った時の興奮は今でも忘れられません。

ContractSは、様々な企業の説明を受ける中で、1社だけ気合いと熱量が圧倒的に他と違ったという点も魅力的。簾田のプレゼンは、公衆に向けたプレゼンではなく、一人一人に問いかけるプレゼンだったんです。私はこれまで協調性を大事にしてきたので、「やる気がある人と一緒に働く社会人生活を送りたい」と前々から思っていました。それもあり、簾田や、面接でお会いしたCTO・花井、そして現場のエンジニアメンバーを知っていく中で、「この人達と一緒に仕事すれば成長できる」という確信が持てました。それが入社理由として、なによりも大きかったです。

実は、ContractSの選考に進む過程で、長野県のとある大手の最終選考も進んでいました。ContractSに入ることを決めていた一方で、選考途中で辞退することは礼儀として適切ではないと感じていた私は、ContractSの内定承諾にすぐに回答することはできなかったんです。それを正直に相談したら快く回答を待ってくれた採用責任者・増井。人事の温かさに対する感謝も、ContractSという会社で頑張るぞ!という想いを熱くしたきっかけの一つです。


ベテランのエンジニアの仕事ぶりを横で見て学ぶことができる環境。今を楽しみながら、2-3年先はフロントサイドの一人前のエンジニアを目指していきたい。

入社後はContractSのWEBアプリケーションをつくることが決まっていたので、入社までの残り約1年の学生生活は、上記の仕事に経験が活かせるテーマを選び、卒業研究に励みました。

私が開発したのは、出席管理システムです。具体的には、受講者に該当するユーザーが特定の部屋に入ったら、端末がそのことを検知してサーバーに送信し、教授に該当するユーザーのページに出欠席が反映されるシステムです。

現在ContractSでは、同期として一緒に入社した新卒エンジニアの毛見と共に、ContractSのスクラム開発チームの中で「V2」と呼ばれているプロダクトの開発に従事。私自身は、Hotfixと呼ばれる、軽い不具合や新しい機能の実装を中心に担当しています。

ありがたくも、このスクラムチームではベテランのエンジニアの仕事ぶりを横で見て学ぶことができる環境なので、様々なメンバーの意気込みやモチベーションの高さに毎日感化されながら、成長を実感しています。

今後ContractSでは、前々から関心のあったフロントエンドの開発に挑戦していきたいと思っています。ユーザーの手となり足となるWEBアプリケーションを作ることが、私のこれからの2-3年先の目標です。「ContractS CLM」を利用してくださるお客様の課題解決の視点に立ち、使いやすさから始まる魅力にも更なるイノベーションを起こせるエンジニアを目指して頑張ります!

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