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【リープフロッグ現象】IT×医療の実現に医学生がIT企業でインターンを経験してみた

Photo by Denys Nevozhai on Unsplash

はじめまして。私は株式会社コムスクエアのテスターチームで2020年の10月から長期インターンをしておりますA.Kと申します。今回の記事ではコムスクエアのインターンがどんな感じかを、お伝えしたいと思います。

【なぜインターンをしようと思ったのか?】 
 まず私自身の紹介からいたします。
 私は現在、地方医学部の3年生で、大学では医学を学んでいます。なぜ医学生がIT企業でインターンを行っているのか?将来医師になるのに必要ないのでは? と思われるかもしれません。

リープフロッグ現象という言葉をご存じでしょうか?

リープフロッグ型発展(リープフロッグがたはってん、英:Leapfrogging)とは、既存の社会インフラが整備されていない新興国において、新しいサービス等が先進国が歩んできた技術進展を飛び越えて一気に広まること[1]。リープフロッグ現象ともいう。
一例として、多くの新興国において固定電話の普及を待たずに携帯電話およびスマートフォンが急速に普及したことが挙げられる。(by Wikipedia)

2年ほど前のことです。フィリピンのセブ島に語学留学した際、私はとても驚きました。なぜなら、水回りや交通に関するインフラは整っているとは言い難い状況であるにも関わらず、その様子からは想像し難いほど多くの人がスマートフォンを持っていたからです。フィリピン人講師にその理由を聞いて、電話線を引かなけらばならない固定電話に比べて、プリペイド式のスマートフォンの方が安上りであるということを知りました。

 リープフロッグ現象という単語は知っていましたが、これがまさにリープフロッグ現象なんだと、知識と体験が繋がり感動した思い出があります。その時に、この「普及する携帯電話」を用いて何か出来ないか?と思いました。これが、私が初めてIT×医療を意識した瞬間です。

医療に関する社会問題として、発展途上国や離島での医療資源不足、医師の偏在などがあることはご存じでしょうか? その解決策の一つとして遠隔医療など、ITを利用することが期待されています。また、AIを利用した画像診断など、AI×医療の研究も進んでいます。医学は非常に専門性が高い分野であるため、ITを利用といっても実際に導入することが難しいです。

 私はまだ自分の中で、将来なりたい医師像が具体的にイメージできているわけではありません。しかし現在注目されているIT×医療の分野にはとても興味があり、その分野で活躍するには、医学の知識だけでなくITの知識が不可欠です。私は幅広い分野を学ぶチャンスがある学生のうちに、ITについて詳しく学びたいと考えるようになりました。

そう思ってはいましたが、なかなか行動に移せてはいませんでした。重い腰が上がらなかった理由は二つあります。一つ目の理由は、周りにインターンをしているような学生がいなかったため情報が得られなかったこと。二つ目の理由は、インターン募集は情報系を専攻している学生が中心で、ITの知識のない単なる医学生である私が通ることは難しいと思われたこと。さらに地方在住ということでもネックでした。リモートでのインターン募集は少なかったからです。

奇しくも「新型コロナウイルスの流行」が、私がこのインターンへ一歩踏み出すきっかけになりました。大学の授業が遠隔授業になり、プログラミングのオンラインスクールに通い、自らITについて学ぶ時間を作ることができました。さらに、テレワークでのインターンの募集が増えたことは、地方在住の私にとって大きなチャンスになりました。

【なぜコムスクエア?】
 3か月ほどオンラインスクールでプログラミングを学び、本格的にインターンを探し始めました。私がインターン先の企業として考えていた条件は以下の3点です。

〈求める条件〉
①フルリモート
地方に住んでいるということもあり、出来る限りリモートでインターンを行えること。

②創業して長いこと
 「ITベンチャーでインターン!」という言葉はよく耳にすると思いますが、私はベンチャー企業は避けようと思いました。起業して数年以内に半数は廃業するということを耳にしていたので、技量のない自分に適しているのは、体力のある会社だと思ったからです。体力のある会社の条件として「創業して長い」ことを考えました。

③業種
 医学生なら、医療系IT企業でインターンすればいいのでは?なぜ情報分野のコムスクエア?と思われるかもしれません。

私の大学では、医学部と他学部でキャンパスが分かれており、普段授業や部活で接するのは、医学科か看護学科の生徒ばかりです。将来的自分が働く環境をイメージしても、病院に勤めるのは医療系の専門職の人が大多数で、他業種の人たちとの接点を持つことは難しいように思えました。そのため、大学生である今のうちに、他業種の世界を知り、より広い視野で将来のことを考えるために、医療系以外のIT企業でインターンしたいと考えました。

以上三点を考慮してコムスクエアに応募し、採用して頂き、フルリモートで仕事に取り込んでおります。

【インターン生としての業務内容】
 私は現在、テスターチームに所属しております。テスターチームとは、その名の通りテストを行う部署で自社製品(アプリケーション)の不具合を見つける作業を行います。ただ不具合を見つけるだけの簡単なものでは?と思われるかもしれませんが、「なぜそのテストを行う必要があるのか?」を意識する必要があり、多くのことを学べます。もう少し具体的に説明すると、テストとは、①「正しく製品を作っているか?」と②「正しい製品を作っているか?」を確認するものです。

①「正しく製品を作っているか?」とは製品の不具合を見つけるものです。
 ②「正しい製品を作っているか?」とは、顧客視点から見て正しい製品を作れているかをチェックするものです。製品が仕様書通り正しく動いていても、このチェックにひっかかってしまうことがあります。例えば「ログイン画面からトップページに移るのに30秒以上かかる」などです。

このように、製品の品質向上のためのチェックを行う業務がテスト業務です。

いきなり自社製品のテストを行うのはハードルが高いので、最初は練習用のテストを行いました。具体的には、「このような設定値・操作をすると正常になる、もしくはこのような設定値・操作をすると異常になる」ことを確認してエビデンスの写真をとるなどです。

仕様書をよく読んでその通りにエビデンスを取得しましたが、大半が再提出(再度上司が確認をしなければなりません)となりました。自分なりに考えた結果がほぼ再提出となったので、「テストは向いていないのではないか?説明も受けた上で上司に時間を割いてチェックして頂いたのに、再チェックして貰うことになるなんて申し訳ない、、、」とショックを受けた思いがあります。このことについては次の【成果物】でお話しようと思います。

行うべきテストがない時はpythonなどのプログラミング言語の課題や、データベースとはなにか?APIとはなにか?認証とは?、、、など様々なことを学んでおります。

初めての仕事ということもあり、わからないことや勘違いだらけでした。その度に上司の方にSlackで相談し、丁寧に解説していただきました。

全てのことに時間がかかった入社当初は、直しや質問、再確認と何度も何度も上司の方の時間を割いて説明していただくことに申し訳なさを強く感じていました。自分が仕事するよりも、上司の方が初めからやった方が効率が良く、コストがかからないのでは・・・とも。

しかし3ヵ月ほど経ち、仕事に慣れてくると、ある程度自分一人でテストを行うことが出来るようになりました。Line Worksを用いた自社製品のテストを一人で行えるまでになりました。これについても詳しくは次の【成果物】で述べたいと思います。

【成果物】
 インターンでの一番大きい成果物としては、先ほど述べたLine Worksと連携した自社製品テストです。これを一番の成果物と述べる理由としては最初の練習テストからの自分の成長を感じるからです。

【インターン生としての業務内容】でも触れましたが、最初の練習用テストでほとんどが再提出となり、「なぜ再提出となったのか?どのような理由で何が必要なのか?」について説明を受けました。具体的な話は長くなるので割愛致しますが、「このテストは何のために行われるのか?」を考えて仕様書は書かれているので、まずは仕様書の意図を理解することが大切だと学びました。

本番のLine Worksのテストでは、手を動かす前に、「なぜこのような仕様書になっているのか?」について考え、疑問点は質問し納得してからテストを行いました。その結果、直しはほとんど無く、OKを貰えるようになりました。最初の練習用テストの結果とは大きく異なる結果で、自分の成長を実感できて嬉しかったです。

「なぜ?」を考えることが好きなので、「なぜこのような仕様書になっている?」を考えるのは、私にとってはとても面白い作業でした。仕様書の理解は「この製品はどのように開発されているのか?どんなインフラなのか?」といった思考なしでは不可能です。テストという作業は決して単純作業ではなく、私にとって新たな学びの多い仕事でした。 

今後はさらに理解を深めるべく、テストの仕様書を作成する事もしてみたいと考えています。

【1日のタイムスケジュール】
学校の授業がない日の1日のスケジュールです。

9:00~ 出勤
 Webで出勤時刻を打刻します。会社から配布されたPCを用いて仕事を行います。
 まず最初に上司に本日の課題を渡されるか、テスト実施を振られます。

12:00~13:00 お昼休憩
 お昼休憩の時間はそれぞれ自由です。テレワークなので食事が終わったら少し寝ています。

13:00~ 午後のお仕事再開
 午前の続きを行います。

14:00~ テスター定例会議(週に一度)
 zoomを用いて社員2名、インターン4名の6名で情報共有、進捗確認等を行っています。


15:00 退勤

ここからは、実際にコムスクエアに入社してみてどうだったか。良いところと悪いところについてお話してます。
【コムスクエアの良かったこと】
・自由
 まず面接官の方とお話してみて自由そうだなとは思いましたが、Wantedlyのストーリーにも書かれていたようにかなり自由だというのが、一番の魅力だと思います。

 まずはテストチームに配属されましたが、行うテストがない時は自分が勉強したい分野に関する希望を聞かれますし、実際にそれが出来ます。


・融通がきく
 学校の病院実習のため、終わる時間がわからず、シフトが入れられなかった時がありました。その時も事情を説明すると、当日にシフトを入れて出社しても良いと言って頂き、実際そう出来ました。

【コムスクエアの短所】
・インターン生との繋がり
 コムスクエアはインターン採用を最近行ったので、テスターチームには2020年の3月から1人、私と同時期に1人しかいませんでした。また基本的に接するのはzoomでの定例会議でだけなので、どのようなテンションで接すればいいかわからなかったです。

学生気分と言われるかもしれませんが、普段会わないようなバックグラウンドの学生と仲良くなりたいと思っておりましたし、インターン生活について情報共有したいと思っていました。 というのも、一応プログラミングスクールで学びはしましたが、やはり知らないことが多いため、分からない所がわかりません。例えば、イノベーション会議という会議に出席した時ですが、社員さんは当然のように話していていますが、インターン生全員が分からないのか、それとも私だけが分からないのかすらもインターン生に聞きづらい関係性でした。

ただ、コムスクエアの良いところとして「自由」を挙げたようにインターン生が集まれる時間が欲しいと伝えると、インターン生だけの集まりがzoomで実現し、かなり話しかけやすい雰囲気になりました。フルリモートでは基本的にslackでコミュニケーションを取っているのですが、1人では出来ないテストのサポートを頼んだり、社員さんでなくともできることを頼めるようになりました。

・会社や商品への理解
 月に何回かは出社日というものがあるのですが、私は地方在住なので、今まで一度も出社したことがありません。そうすると営業、インフラなどの他の部門の存在をあまり知らず、会社の全体像がつかめません。また商品についてもっと理解すると、このように改良すればいいのではないか?こんな事に導入できるのでないか?と考えることができるので、具体的にどのように運用されているかを知りたいです。

【最後に】
 いかがでしたか?この記事を依頼されてからインターンについて振り返ってみましたが、「どうせ採用されない」などと思わずに、あの時行動を起こして良かったとしみじみと思います。

株式会社コムスクエアは、IT企業で長期インターンを探している方に強くおすすめ出来る企業です。是非チャレンジしてみてください!

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