今回は、Sales Navi代表取締役 田中大貴のインタビューをお届けします!
どんな人物なのか?なぜSales Naviの創業に至ったのか?そして今後の目標などについて聞きました。
株式会社Sales Navi 代表取締役 / 田中 大貴(たなか だいき)
同志社大学卒業後、キーエンスに新卒入社し、営業職に従事。
在籍期間中連続目標達成したのち、プルデンシャル生命にスカウトされ入社。
入社以来11期連続社長杯入賞。
2017年当時全国最年少で部長に就任。
2017 - 2021年度MDRT TOT会員(上位0.01%の営業成果に相当)に認定。
2021年に株式会社Sales Naviを設立。
人生を変えた「恩師の言葉」/ その後のキャリア
ー 生い立ちから学生時代までのことを教えてください。
私は子供のころから漠然と「将来自分はビッグになる」と思っていました。
ただ、周りと同じことをしていてもビッグになれないという思いから、何を勘違いしたのか中学では勉学に向き合うことを放棄していたので、通知表は散々な結果でした。
中3の時にはいよいよ親を泣かせてしまう出来事があり、当時の担任からは、
「あなたの人生は本当にこのままでいいのか、あなたはもっとできるのに現実から逃げているだけではないか」と諭され、これが「人生を変えよう」と決めるターニングポイントになったんです。
「変わる」ことを決意し、高校ではしかるべき努力を経て目標を達成するプロセスと、「自己成長」にハマりはじめます。
「毎日必ず何かひとつでも成長を実感するまで寝ない!これからは人の2倍も3倍も努力して、絶対ビッグになるぞ!」と誓いました。それまで気づいていなかった自身の潜在能力にも気づき、決めたことを全力でやりきる基礎が身につきました。
高3で進路を考える際は、自分自身が教育によって変わることができた原体験から、教育者になろうと考えました。子どもが好きだったので、幼稚園教諭と保育士の資格を両方取得できる短大に進学しました。学生生活は充実していましたが、教育実習で子供たちの「成長」の凄まじさを見ているうちに「自己成長」という自身のテーマを思い出し、教育の根幹である「人の成長」について学べる大学のゼミを調べるようになりました。
そして、偶然見つけた書籍を通じて井上智義教授から学びたいと思いたち、昼は短大の膨大なカリキュラムとアルバイトをこなしつつ、夜は大学編入試験対策のため予備校に通いました。いわゆるダブルスクールを必死でこなした結果、同志社大学に3年次編入することができました。
当初はまだ教育者の道に進むべきか悩んでいたため、大学3年の夏休みには、日本語と日本文化の教師として海外インターンシップに参加します。
そこで、より自分の可能性を広げたいという想いが強くなり、活動のフィールドを「教育」に限定するのではなく、ビジネスの世界に進もうと決断しました。
一方、国際交流にハマり、イベントを主催したり、自分自身もバックパッカーとして海外30か国を旅したりする中で多様な価値観に触れたことが社会人生活にも活きていると思います。
あらためて振り返ると、自己成長の素晴らしさに気づき、自分のエネルギーを注ぐ対象を探し続けた学生時代でしたね。
ー ファーストキャリアを教えてください。
新卒でキーエンスに入社しました。
もともと学生時代から「起業したい」という想いがありました。
ただ、前述の通り、教育分野を学んでいたため、ビジネスのことをほとんど理解していませんでした。
そのため、どんな能力を身につけたら将来の起業に役立つかを自分なりに考えた結果、どのビジネスをするにしても営業は付きものだからこそ、まず「営業力」を身につけようと決めました。
就職活動のために情報収集をする中で、キーエンスは他の大企業に比べて短期間で高い営業力を身につけられることを謳っていたことから、ファーストキャリアとして志望しました。バイタリティーあふれるメンバーと、合理性を追求した環境の中で切磋琢磨することは、当時の私にとって刺激的でした。
ー プルデンシャル生命保険への転職のきっかけは何ですか?
24歳の時、キーエンスで順風満帆に働いていた私は、友人の紹介でプルデンシャル生命保険の採用担当の方と出会いました。
当時の私には、生命保険の仕事というもののイメージがつきませんでしたし、特に興味もありませんでした。
しかし話を聞くうちに、プルデンシャルという環境自体がフルコミッションの世界であること、FREE TO WORK (定時という概念がない自由な働き方) を標榜していること、そして何より、様々な企業で高い成果をあげていた人達がこぞってチャレンジする環境であることに魅力を感じました。
また、生命保険業には仕入れという概念がなく、いかに1を10に伸ばしていけるかが鍵になる仕事だと理解したことで、低リスクで起業に近い経験ができると思い、転職を決めました。
セールスイネーブルメントこそ私がやるべき分野
ー なぜ華々しいキャリアを自ら手放して、Sales Naviを立ち上げたのですか?
大好きな営業という仕事を通じて世界をより良くしたいという、「使命感」からの決断と言えるかもしれません。
幸いプルデンシャルでも、環境とお客様の両方に恵まれ、2017年には保険業界で成し遂げようと決めていた目標を全て達成することができました。ただ同時に、その目標を達成してしまった先は「現状維持」であることにも気付いてしまいました。
私のモットーは「自己成長」ですので、「現状維持」に「自己成長」が伴うイメージがどうしても湧かなかったんです…。
この仕事をやるのは「自分」でなくてはならないのだろうか?と疑問を持ってしまったとき、「今が起業のタイミングだ!」と感じました。
プルデンシャルの環境は非常に素晴らしいものですが、その土台となる仕組みを築いた創業者の方々の功績こそが、極めて大きいとも感じていました。そして、これからは自分もその土台となる「仕組みを創る側」になりたい、キーエンスやプルデンシャルの創業者のように「業界、社会、そして世界を変革する存在」になりたいと強く思うようになりました。
しかしながら、大それた夢を思い描く一方で、実際に着手したのは極めて現実的なことからでした。
プルデンシャル在籍時、営業力向上に関するセミナーのご依頼をいただき対応する中で、実はほとんどの企業が営業活動を仕組み化(標準化)できていない、という事実に気付いていました。
また、わずか数時間のセミナーでどれだけ営業のノウハウをお伝えしても、単発・短期の指導では本質的な営業力向上に至らないというジレンマもありました。
そこで、キーエンスやプルデンシャルで学んだナレッジに加えて、私が独自に蓄積、言語化してきた営業のマインドセットやノウハウをアプリケーションとして提供できれば、日常的に多くの営業職の方に対して継続的な営業サポートができるのではないかと考えました。
「着眼大局・着手小局」という言葉のとおり、まさに「世界を変革する存在」になるために始めたのは、私が持っている営業知見のすべてを体系化し、Excelに細かくまとめることでした。これが、Sales Navi誕生の瞬間です。
キーエンスやプルデンシャルという企業の成功の秘訣は、営業力を仕組み化できたことだと思います。そして、その中で働いていた私にとって、それはごく一般的で当たり前のことでした。
ところが、世の中の多くの企業にとって、それは当たり前ではなく極めて困難な課題であり、効果的な解決策を提示できるのもまた稀有なことだったのです。偶然にも、営業力の仕組み化に関する考え方やプロセスを体得できたことは、とても幸運でした。
それが「セールスイネーブルメント」という新しい分野で、アメリカでは急速にサービスが普及していること、日本ではまだまだこれからの段階にあることは、これら一連の流れの中で知りました。
そこから2年、ただのExcelシートだったSales Naviはプロダクトとしての産声を上げ、素晴らしい仲間と共に加速度的な成長を遂げています。
日本を、ひいては世界をセールスイネーブルメントすること。
それが、私のしたいことであり、私がすべきことであり、私にしかできないことだと確信しています。
ー Sales Naviの今後の目標は何ですか?
「Sales Naviが営業職にとってのインフラになること」が大きな目標です!
営業には今まで体系化された教科書がなく、先輩や上司のやり方を見て学ぶ世界でした。意外にも、Sales Naviのようなインフラは有るようで無かったんです。
Sales Naviはいずれ、営業職にとって無くてはならないツールになると思っています。
Sales Naviが営業の道しるべを創り続けます!
Sales Naviで一緒に働いてみませんか?
ー どんな仲間が増えたら嬉しいですか?
素直で、謙虚で、勉強熱心な方は大歓迎です!
フルリモートワーク体制であるため、自律していて自己管理できる方が望ましいですね!
ー 自分を表すハッシュタグは何ですか?
#成長 #貢献 #感謝
この3つは、私がずっと大切にしている価値観であり、信念です!
ー 最後に一言、メッセージをお願いします!
Sales Naviは関西、そして日本を代表する企業になることを目指しています。
そのためにはとびきり優秀な仲間の力が必要です。
皆さんからのご連絡を心からお待ちしています!