「愛猫のいる自宅で幸せに働きたい。」2022年6月に入社した、WEBデザイナー堀井久美子はこう語ります。様々な企業にてインハウス・クライアントワークで着実に経験を積み重ねてきた彼女が挑むのは「幸せな働き方」と「組織づくり」そして「デザインの市場価値を高めること」でした。

愛猫のいる自宅で仕事がしたかった

ーー今までやってきたことを教えてください

専門学校を卒業後、様々な企業にてインハウス・クライアントワークどちらも経験してきました。

新卒でアパレル系の販売会社に入社し、初めは店舗用POPや店舗ディスプレイのデザインなどに携わっていたので、WEBデザイン業務は全くしたことがありませんでした。

当時は、まだまだガラケーが主流の時代。「ガラケーでの会員サイトを立ち上げるためにその担当をしてほしい」ということで、ネット販売部へ異動となり、何もわからないまま初めてWEBデザインに携わったことを覚えています。

それからスマホ移行の時代となり、より一層WEBデザインに関心を持ちはじめていた頃に、アミューズメント系運営会社に転職し、アプリやWEBサイトの業務に携わるようになりました。

その後はWEB制作会社、不動産系会社へと転職し、様々な業種でデザイナーとしての経験を積みました。

ーー転職を考えた経緯を教えてください

１番の理由は、愛猫のいる自宅でフルリモートでの仕事がしたかったからです。

また、組織作りにおいて熱心である会社に身を置きたいと考えていたので、この2点を重視しながら転職活動をしていました。

社会の仕組みづくりに携わっていけるような環境に身を置きたい

ーー入社を決断した理由を教えてください

ネクスキャットの面談を受けた当時、新規事業”Desinare（デジナレ）”リリースとほぼ同時期だったのですが、Desinareについて説明を受けた際、「エンジニアがCTOとして経営に参画することが一般的になったように、デザイナーがCDO（Chief Design Officer）として経営参画することを一般的にし、デザインの市場価値を高める」という理念を聞いて感銘を受けました。

最近はデザイン庁が発足したり、東京都立全校ではAdobeを導入したデザインについての授業が始まったりと、国がデザインにより力を入れ始めていますが、まだまだ「デザインってどういうこと？」ということは浸透していないと思えています。

自身もひとりのデザイナーとして、その「デザインの市場価値を上げていくこと」に携われる機会があると感じたこと、そしてそれに貢献したいと思ったことが理由です。

そういった理念を聞けたことや、デザイン経営を推進していると銘打っていることから、組織作りにおいても熱心な会社ではと感じ、入社を決断しました。エンジニアの仕事を通じて社会の仕組みづくりに携わっていけるような環境に身を置きたいと思いました。

ーー入社を迷ったところはありますか

あまりなかったと思います。同時期にもう一社内定いただいていた会社様が社用PC配給だったので、そこで1秒ほど悩んだくらいです(笑)

ーーネクスキャットの印象・入社前後のギャップがあれば教えてください

ギャップは何も感じてないですね…！唯一感じたのは、アクティブな方が多い、という点でしょうか（笑）

入社前の印象は、Appleショップのような、シュッとしてきっちりしているけど、中は人の熱気がすごい!!といった雰囲気を感じていました。入社後も、やはりAppleショップの印象ですかね（笑）

加えて、前職もチャットコミュニケーションはとっていたのですが、フルリモートではなく顔を突き合わせて話す機会があったので、比較的チャットコミュニケーションは少なく、まったりしたペースでした。

ネクスキャットは、フルリモートかつ並行案件も複数にまたがっており、かつ皆さんレスポンスが早いので、チャットコミュニケーションが盛んです。実際は一言も発してないのですが、今日はたくさん喋ったなあと思って１日が終わることもありますね。

サービスに寄り添い、愛情をもったものづくりを。

ーークリエイターを志した理由は何ですか？

恥ずかしながら、デザイナーになりたい！というような立派な志はありませんでした。ただ、絵を描いたり、色を使ったり、画面を構成したり、辻褄を合わせて理由を引き出したり、作業に没頭することは元々好きだったので、グラフィック系の学校へ行けばやりたいことが出てくるだろう〜というような気持ちで、ご縁や運があり現在この職種に至っております。

ーークリエイターとして、今後どう成長していきたいですか？

今後は、デザイナーとしてだけではなく、ディレクション業務もチャレンジしてできるように成長していきたいです！

ーーあなたにとってクリエイター冥利に尽きる瞬間があれば教えて下さい。

「◯◯さんに頼んで良かった」と言っていただけたときですね。

デザインは、淡々と制作しているものではなく、「こういったサービスだからこういう色合い、このモチーフ、このフォント」と頭の中で、ああでもないこうでもないと考えて制作していますので、制作している内に愛情が湧いてくるものです。

制作中の思考のほとんどを、そのサービスのことでいっぱいにしています。「◯◯さんに頼んで良かった」と言っていただくことが目標ではもちろん無いですが、そう言っていただけたときはそのサービスについて少しでも寄り添えた結果だと思えます。

ーー好きな（フォント、webサイト、アプリ、広告）を教えてください

最近気になっているサービスは株式会社RABOさんのCatlogです!!首輪をつけるだけで猫様の行動をアプリで把握できるというプロダクトです。

猫様は腎臓の病気になりやすいので、トイレにいく周期がいつもと違ったり、お水を頻繁に飲んでいたりすると病気の兆候なのだそうですが、この首輪をつけていると仕事へ行っているときの猫様の行動もアプリから把握できたりして、とってもいいなと思っています！

Catlog Boardという商品も合わせると体重やうんちの量も把握でき、より猫様の健康管理ができるといった優れもの。良きタイミングで絶対に購入したい!と思っています。

ーーこれからネクスキャットでやっていきたいことを教えてください。

「デザインの市場価値を上げていくこと」を最終目標に、まずは自身の市場価値を上げていくことに挑戦したいと考えています！