ブルートーンでは現在、成長意欲の高いライターさんを対象とした「ライター育成プロジェクト」を期間限定で実施しています。Vol.3では、そのプロジェクトにパートナーとしてご協力していただく、ライターの近藤ゆうこさんにプロジェクトに懸ける想いについてお聞きしました。(文責:編集部)
―近藤さんは外部のパートナーとして育成プロジェクトに参画していただく予定です。そもそも。どうしてお引き受けいただけたのでしょうか?
近藤:育成という点では、私自身、これまで色んな方に目をかけてもらったからというのが大きいですね。今度は自分が還元していく番という想いがあります。それに、ほかのライターさんを育てるのは、自分自身の勉強にもなるなあと思いました。
―そう言っていただけると助かります。ありがとうございます。
近藤:ブルートーンさんは、以前からきちんとフィードバックをしてくださるので、ライターとしてもありがたいんですよね。
―そうなんですね。ライターさんにとっては赤字を入れられるのは嫌なのかと思っていました。
近藤:人にもよるし、どういう戻され方なのかにもよりますが、私はこれまで赤字やフィードバックを通じて「自分の頭で考える」という訓練をさせてもらったので。言ってもらえてありがたいなと受け取るようにしています。駆け出しのライターさんも同様ではないでしょうか。何のフィードバックもない状態ではスキルアップは望めませんし。
―他社は、あんまりフィードバックとかないんですか?
近藤:うーん。最近はメディア側も予算や時間が限られているせいか、納品したらそれで終わりが多いですね。今私がお取引いただいているところでも細かく赤字をくれるところはほとんどありません。そんな中で、ブルートーンさんがこういったプロジェクトを立てて、ライターを育てようとしてくださるのは、とても貴重でありがたいなと思います。
書くことに真摯に向き合える人
―今回のプロジェクトでは、どういう経験とかスキル、あるいは素養があると望ましいのでしょうか?
近藤:まずは書くのが好き。または苦にならない人。ブルートーンさんのSEO記事の場合、時には1万文字以上の長文になるので、それができる根気のある人。なので、「言葉を費やすことに抵抗がある」「さっさと書くのを終わらせたい」なんて考えている人には向かないかもしれません。あと、効率化を重視しすぎて書く前段階のリサーチをサボるとか、ChatGPTに頼りすぎるとか、そういうのは本当にやめてって感じですね(笑)。
<必須要件>
・文章を書くのが好き、あるいは苦にならない人
・記事を書くためのリサーチが苦にならない人
・多くの人に「伝わる」ための文章を書く工夫をこらせる人
・Slackやビデオ会議ツールでのやり取りが苦にならない人
・フィードバックを前向きに受け止められる人
<なくてもいい>
・IT、SaaSの専門知識
・SEOの知識
―ライターとしての経験はどれくらいあった方がいいですか? 実務経験は必ずしも必須ではないのでしょうか?
近藤:あるに越したことはないのですが、経験が少なかったとしても、「書くことをちゃんとやっていきたい」という人であれば大丈夫じゃないかなと思っています。
―「書くことをちゃんとやっていきたい」というのは、具体的に言うと?
近藤:「ライターとしてキャリアを積んでいきたい」「ちゃんと伝わる文章を書けるようになりたい」って思えるかどうか。別に書きたいものはなくてもいいんです。私もそうでしたから。どんなテーマを、何を書きたいかはまだはっきりしてないけど、書くことを仕事にしたい。そのために真摯に取り組める人だったらいいんじゃないかなって思います。
知識よりも、熱意や想い。
―SaaSの知識は必要ないとのことですが。
近藤:はい。SaaSに関しては調べればある程度わかることだし、毎回、違うテーマを渡されるので、結局イチから調べることに変わりはないんですよね。なので、根気よく調べられる人であれば、あんまり心配しなくていいのかなと。新しいことを知りたいとか、調べるのが好きとか、そういう人なら詳しくなくて大丈夫です。
―SEOに関しても?
近藤:検索ニーズに合った内容を網羅するという考え方は必要ですが、ブルートーンさんのSEO記事に関しては「キーワードを入れ込む」みたいなテクニカルな部分はいらないと思います。それよりも「読者ファーストの記事を真剣に作る姿勢」が大事ですね。ちゃんと作れば、ちゃんと評価してもらえる環境なので。
―「読者に伝える」という部分に、こだわりを持てるかが大事なのでしょうか?
近藤:そうですね。いかに読者にわかりやすく伝えるための工夫をこらせるか、諦めずに向き合えるかが大切かなと。最初は上手に書けなくてもいいので、そういう気持ちだけはずっと持ち続けていただきたいですね。
―近藤さんぐらいこだわれる人って、そんなにいないイメージですが、近藤さんは最初からそうだったんですか。それとも段々とそうなっていったんですか?
近藤:うーん。どうなんですかね。クラウドソーシングをやってたときは、そこまで推敲に時間をかけたことはなかったです。それは原稿料が安いからというのもあったのかな(笑)。
―では、弊社とお付き合いする中で、そうなっていったとか?
近藤:そうですね。ブルートーンさんが求めるクオリティラインというのがあって、編集部のみなさんの熱意や想いに応えようとした結果、私の中でもこだわりが強くなっていったのかもしれません。あとは、フリーランスとして書く仕事をずっとやってきたから、プロとしての自覚もそれなりにできてきたのかなあと(笑)。
キャリアアップも応援
―最後に環境面についてですが、ライターとして働く上でブルートーンはいかがでしょうか?
近藤:それはもう、本当に、とてもとても(笑)。安心していただいていいんじゃないかと思います。
―ありがとうございます。具体的にどんなところでしょうか?
近藤:皆さん優しいので、わからないことがあったときも相談しやすいですね。よりいい記事を作るためにフラットなコミュニケーションを取れる環境なのがありがたいです。あと、さっきもちょっと話しましたが納品後のフィードバックも丁寧で。ポジティブな感想をいただけたときはとても嬉しいですし、「次回はもうちょっとこうしてくださいね」と、今後につながるご指摘をくださるのも助かります。
―そういえば、近藤さんには会社の忘年会にも参加いただきましたよね?
近藤:その節はご招待いただきありがとうございました(笑)。私以外に外部パートナーの方がたくさん参加されていて、色んな方とお話することでとても刺激を受けました。
―近藤さんは今後、ライターとしてどうなっていきたいとかあるんですか?
近藤:ブルートーンさんに関しては書くことはもちろんですが、こういうプロジェクトとか、それ以外の部分でも皆さんの期待に応えられるように頑張りたいですね。ライターとしての個人的な興味で言うと、今は「ブックライター」に興味があります。
―ブックライター? 初めて聞きました。すごいですね。
近藤:はい。著者さんの言葉を代弁して1冊の本にまとめていく仕事です。Webメディアや雑誌では、文字数の制限もあり伝えきれない著者さんの思考を紐解いて、読者にわかりやすく伝える橋渡しがしたいと思っていて。これまで4,000文字前後のインタビュー記事しか書いたことないので未知の世界ですが、挑戦したいんですよね。書くの好きだし(笑)
―Webライターからのスタートだったのを、今度はオフラインに広げるわけですね。
近藤:そうですね。Web記事もやりつつ、軸足を広げたいなって。もちろん、それをやるには、書籍の企画の立て方とか、著者さんへのインタビュースキルとか、身につけなければいけないことがたくさんありますが。チャレンジしていければと思います。
―頑張ってください。ブルートーンもお忘れなく(笑)!
近藤:もちろんです。いつも応援してくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
―お忙しいなか、インタビューにご協力くださり、ありがとうございました!
Vol.3では、近藤さんのライター育成プロジェクトに懸ける想いを中心にお話を聞きました。
「ライターとして成長していきたい」
「本当にいいコンテンツを作りたい」
そんな風にお考えの、書くことに熱い想いやこだわりをお持ちの方。ぜひ、今回のライター育成プロジェクトに応募してみませんか?
プロジェクト(応募内容)の詳細は、以下のページで紹介しています。
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