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「これは、ゲームであっても遊びではない」

【代表インタビュー】「中学2年生で1年でゲーム1,000時間?」Metaverse Create創業の経緯とは?

こんにちは!
Metaverse Createの採用担当です。
(タイトルは半分冗談で半分本気です)

私たちは、「「メタバースが当たり前の世の中を創る」をミッションに、Fortniteを中心としたメタバーススタジオで、次の3つの事業を展開しています。
①クリエイターサポート
②企業のメタバース活用支援
③自社ゲーム開発


今回は代表のYuuに、前編として、学生時代からのこれまで経歴・そして起業のきっかけについてインタビューしていきたいと思います!

【代表者プロフィール】
群馬県出身。一橋大学在学中に留学、卒業後野村證券で3年営業を経験。その後SNSマーケのベンチャーで新規事業を担当。2022年に独立しNFTマーケ事業を展開、2023年新事業Metaverse Createを開始。

―― 一橋大学から野村證券と珍しいご経歴ですが、まずは学生時代を教えてください!

小中学校
私は群馬の片田舎で一人っ子として生まれました。その結果、物心ついた時には周りに負けたくないという想いは人一倍大きかったように思います。しかし、小学校・中学校と「社会」に出ていく中で、その想いを実現できる程の才能がないことを痛感しました。スポーツや勉強ができるわけでも、話すのが面白いわけでもなく、周りに勝ちたいという想いと勝てない現実の間で悔しさを覚える日々でした。ただその中でゲームだけは人より出来たのでずっとゲームをしており、中学生の時には当時流行っていたモンハン2ndというタイトルを1年で1,000時間以上やっていました。しかし当時のゲームは、将来仕事に繋がると思われておらず、ゲームをせず他のことをもっと頑張れという圧力の中で、中学卒業後しばらくしてゲームをすることはなくなりました。

――ゲーム1,000時間はすごいですね笑 ただここまでからは、ご経歴のように頑張るタイプの方には見えないですが、その後高校入ってからはどうったのでしょうか?

高校
入学した高校では1年の最初の1ヶ月目で授業についていけなくなり、学年最下位程になりました。笑 部活にも入らず、放課後マックでただ日々の愚痴を言うだけの生活をしていました。いつか突然何かが変わり、自分も優秀になるのでは、そんなことをどこか期待しながら何1つ努力せず1年間過ごしていましたね。その考え方が大きく変わったのは、高校2年生に進級した際です。なぜなら進級時のクラスの振り分けで、自分だけが落ちこぼれのクラスとなり、それまで一緒にマックで愚痴を言っていた友達たちは実はちゃんと勉強を続けており選抜クラスに入りました。いま思えばクラスが違うなんて些細なことなのですが、当時の自分にはショックな出来事でした。笑 独りになりそれまでの生活を振り返る中で、目の前の不都合な現実はいつか変わるかもしれないと期待しても全く変わらないこと、そして才能がないのであれば後は自分の努力のみがその現実を変える手段であることを悟りました。その結果、負けたままの自分をどこか許容していたそれまでの意識が変わり、必ず周りに勝つ、そのためであればどんな努力でもしようという強い覚悟が芽生えました。ではどうしたら周りに勝っているとなるか考えた際に、当時通っていた高校において上位層は東大・東北大・早慶に進学するとなっていたため(且つ1年目を棒に振った自分は科目数的に東大は無理だろうと思ったため)、一橋を志望校にしました。もちろん志望校にした時点では何も結果が出ていませんでした。当時MARCHのオープンキャンパスですら無駄だから行くのをやめた方がいいと先生に諭されたのを今でもよく覚えています。笑 ただ自分の中で、このなりたい自分と実際の自分の圧倒的な乖離という不都合な現実と向き合うと決心がついていたため、そこから勉強を続け高校3年時には学年1位となり、結果一橋大学に合格しました。この経験は自身の中で大きかったです。なぜなら、それまではなりたい自分を思い描いても、なる方法が分からずその乖離に辛くなるだけであったため、望むこと自体を諦めていました。しかし、この経験を通じ、努力をすれば現実は変えられる・そして自分は努力をすることができると知ったことで、自分の心に対して素直にやりたいことやなりたいものを考えられるようになりました。

――それは確かに大きな経験ですね!そこからそしたらずっと努力をされている感じなのでしょうか?

大学
いえ、上では大層なことを書きましたが、大学生の時は周りからみれば正直遊んでいただけだったと思います。笑 ただこれも実は自分の中では一貫性があり、今までなりたいと思っていたがなれなかった自分になるためにある意味で必死に遊んでいました。また一方で、留学にも行きました。これも単純で、留学経験や語学が堪能なだけで優秀そうにしている同級生や先輩に負けるのが嫌だったのがきっかけでした。そんなシンプルな動機でしたが、自分にとっては十分で、1年間北米の語学学校・大学に通い、英語を一定話せるようになりました。そして就職活動に入り、一番この競争心が活きそうな環境に行こうと考え、野村證券に入社を決めました。

――紆余曲折されながらも軸にあるのは負けたくないという想いであることが分かりました。ところで、ここまで起業の話は全く出てきませんが、どうして起業をされようと思ったのでしょうか。もともと起業に興味があったのですか?

いえ社会人になるまで起業に全く興味はありませんでした。家族や友達に起業家・経営者がいるような環境でもなかったため、そもそも起業という選択肢自体が自分の意識の中にありませんでした。その中で起業に興味をもったきっかけは、社会人1社目の野村證券の営業にあります。証券会社の営業というのは、富裕層の方向けに金融商品やその他金融関連のソリューションを提供する仕事なのですが、都市部で営業していたこともあり富裕層の方の大半が経営者で、その方々とお話する中で経営者・起業家という生き方があることを知りました。特にその中でも、1人の経営者の方に強く影響を受けました。その方は、ご自身で大きくされた1つ目の会社を上場させ会長までやられた後退任し、60歳を超えて別の分野で2度目の起業をされ、その事業も大きくされていました。そのご年齢の方が世の中を良くするために、リスクをとって事業を起こしている一方で、自分はまだまだ若いにも関わらず大企業で目先の売上だけを考えて生活しており、こんな生活でいいのか・もっと自分もやるべきことがあるんじゃないかと思い、事業を起こすこと=起業に興味を持ちました。しかし、そうは言ってもいざ具体的に事業をする方法など全くあてもなかったため、新規事業を経験したいと考え、SNSマーケティングのベンチャー企業に転職しました。そして新規事業を実際に経験させて頂いた後に退職し独立しました。

――ここで起業に繋がっていくんですね、起業されて最初はNFT関連の事業をやられていたようですが、どうしてNFTをやられようと思ったのですか?

起業をするからには事業を成功させたいと考え、どうしたら成功する確度をあげられるかを考えました。その中で自身の仮説としては、市場の参入タイミングが最も重要なファクターではないかという結論に至りました。そして、そのタイミングというのは具体的には、市場成長率と市場規模の2点から考えています。その観点で市場を整理していく中で、ブロックチェーン関連市場がここ数年で勢いがあると知りました。そこでブロックチェーンについて様々なことを調べる中で、海外のセレブやDJが複数NFTを発行・所有していることを知り、これは面白そうと思いNFTの売買・収集を始めました。これがNFT自体に興味を持ったきっかけです。売買・収集をしていく中で、いざ事業として何をしようか考えている中で、自身が今までやっていたSNSマーケティングとNFTをかけ合わせることができるのではと考えて、NFT×マーケティングの事業を2022年夏から開始しました。

――NFTを始められたのにはそういった背景があったのですね、直近ではメタバース分野で新事業をスタートされるということですが、こちらはなぜ開始されるのですか?

これは事業をしばらくやる中で、もちろん市場の参入タイミングを大切とした上で、それ以外に本当に自分がやりたいことは何だろうと考えたことがきっかけです。もちろんブロックチェーン・Web3・NFTも非常に可能性があり且つ興味深い分野なのですが、それ以上にメタバース分野に興味を惹かれてしまいました。なぜなら、メタバースはフォートナイトをはじめとするゲームプラットフォームを中心に広まる可能性があり、元々小中学校の時にずっとゲームをしており、ゲームには人一倍愛着があったからからです。(実際、老後は旅行やゴルフ等よりずっとゲームしていようと小さい頃から思っていました!笑)自身が事業立ち上げを経験し、以前よりは多少なりとも解像度高く事業分野を検討できるタイミングで、このメタバースの波が来ていることはなにかの縁だと思い、2023年7月メタバース分野への参入を決心し、Metaverse Createを開始しました。

――なぜ始められたのかよく分かりました!この続きは次回のストーリーでお伺いできればと思います!

まとめ

代表インタビューはいかがでしたでしょうか。以下の質問についてもそのうち語ってもらうかもしれません!

  • 「メタバースの現状」
  • 「今後のMetaverse Createの展望」
  • 「どんな人と働いてみたいか」

お楽しみに!


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