【栗東、能登川、長浜の企業主導型保育園】グリップス保育園
グリップス保育園は、従業員の「子育てと仕事の両立」を支援するとともに、地域に貢献することをめざして2020年に開設した企業主導型保育園です。家庭的な安心感のある環境を大切に、木育・食育などを通じてお子さまの興味や好奇心を育てる教育を行ってまいります。
https://grip-s-hoikuen.jp/
ドコモショップ長浜店で働く鹿取さんは、2度の産休・育休を経験し、現在は「フロントスペシャル」として、現場スタッフから頼りにされるキャリアウーマン。
ライフイベントを経て、働き方を柔軟に変化させながら、家庭と仕事の両立を叶える鹿取さんの経験談と今後のキャリアについてお話を伺いました。
鹿取聖子 / ドコモショップ長浜店
2006年、株式会社GRiP’Sへ中途入社。ドコモショップ彦根店に配属となり、副店長を経て店長に就任。その後、法人営業部主任として活躍。2013年と2017年の2回、産休・育休を取得。復帰後はドコモショップ長浜店にて応対スタッフとして勤務している。
グリップスは女性がたくさん活躍している会社です。
社長自身も子育てを経験しているママなので、産休・育休制度はもちろん、働き続けられる環境を整えています。実際に産休・育休を取得して、職場復帰している女性も多数いらっしゃいます。職場復帰後は家庭との両立なども考え、希望に合わせて働き方を相談して決められます。
まずは、どのような制度があり、どれほどの利用率なのかをご紹介致します!
①産休育休制度がしっかりしており、復帰の時はあなたの希望に合わせて働き方を相談できます!
②安心して子育てをしながら働ける「企業内保育園」
子どもを育てる社員のために、専用の託児施設を設けています!
③社員の出産のお祝いにお誕生祝い品の進呈
出産のお祝いとして、出産祝い金と県産材の木育おもちゃをプレゼント!
株式会社GRiP’Sは、2015年に三日月知事立ち合いのもと、滋賀県初のウッドスタート宣言を行い、様々な木育活動を実施しています。県内4カ所のドコモショップにて「赤ちゃん木育ひろば」を設置する他、弊社社員のお子さま誕生の際のお祝いとして、県産材を使った「森のめぐみのたまごつみき」を進呈しています
以前は大阪の百貨店で化粧品販売を約3年半行っていました。そこをファーストキャリアとして選んだのは、短期大学生時代からヘアメイクや美容関連の最新のトレンドに興味があったからです。好きなことを突き詰めたいという私の想いはとても強く、大学とは別に美容スクールにも通うほどでした。美容スクールは、美容専門学校の中に併設されているものでブライダル関連や美容部員に必要な知識やスキルを習得しました。
就職先の百貨店ではメイクブランドの美容部員としてタッチアップなどのサービスやメイク用品の販売をしていました。販売のため、売上を求められる部分もありますが、私自身はお客様にとって唯一無二の存在になれるよう努力して、一人ひとりと深く関わることを大切にしていました。そこでは多様なお客様と出会うことができ、メイクをさせていただく中で現在の仕事にも活きる応接の基礎を学び、接客の楽しさを見出しました。
好きなことを続けたかったのですが、美容の世界は年功序列のような風土があり、キャリアアップが容易ではなかったこと、加えて将来や生活の基盤などを考えると地元の滋賀県に戻ることが最適と考え、美容部員を退職して滋賀県に帰郷しました。それから、腰を据えて長く働ける場所を探していた中、GRiP’Sと出会いました。
入社の決め手は、当時、トレンドだった“携帯電話”というツールに惹かれたことです。元々、最新の媒体やトレンドなどへの興味の感度が高く、その点携帯電話は魅力に溢れていると感じました。あとは面接では、総務部長であった現社長と話すことができ、同じ女性ということにも親しみを感じました。将来、結婚したり出産したりした時の対応や幅広い選択肢などを入社前から具体的に話し合うこともできてとても心強い印象を受けたことも決め手となりました。
一言:初めての産休・育休は、当時のGRiP’Sの中でも先駆けとなる試み。復帰後は保育園へのお迎えや急な発熱時には旦那さんや家族の協力のもと支え合って取り組む。
一言:1人目との歳の差は4歳差。2人の子供がいるとさすがに家のことも大変になった印象。とくに上の子が小学校へ通いだすと、学童保育がない日は仕事を早く切り上げさせてもらったり、家族に協力してもらったりすることが増えて、より柔軟な働き方が必要となった。
そうですね。仕事ではどんなイレギュラーがあるかわからないので、事前にいろいろなケースをシミュレーションしておくと良いかもしれません。家庭のことや育児、仕事など無理のないようにどこまでできるのかをリアルに想像しておくことです。その際は、自分一人で考えるのではなく、旦那さんや家族と一緒に考えることも大切だと思います。また、仕事選びの際はやむを得ないときに休むことができるか、時間をずらして出社できるかなどを確認しておくと良いです。GRiP’Sの場合、入社前から育児や女性の働き方について理解のある方ばかりで相談しやすく、会社全体の中に多様な人材の活躍を後押ししてくれるような風土があると感じます。
1度目の産休・育休の際、社長や同僚からよく連絡をもらい、「大丈夫?」などと労いの言葉をかけてもらえたことが嬉しかったです。GRiP’Sは100名規模で一人ひとりの名前を呼び合いながら働けるアットホームな会社だからこそできたことかもしれません。でも、初めてのことだらけで不安の中、みんなの声を聞くと心強く、早く復帰したい!というポジティブな気持ちも湧いてきました。
また、復帰後の職場では子育てを経験することによって、お客様や後輩、同僚に共感できることが増え、さまざまな発見がありました。人や社会への多角的な視野を養うことができたことも結婚、出産を経てキャリアを築いていくのにとても役立っていると感じています。
勤務先である店舗でも現在、産休・育休を取得しているスタッフが多くいます。会社全体での取得者は、のべ20名を超えていると思います。周りに子育てを経験しているスタッフが多いといろいろと理解もしてくれます。何より、当事者である女性だけではなく、子育て経験がある男性からの理解もいただけるのは驚きました。私のように複数回の産休・育休も取りやすいです。大変な時期も相談したり、話を聞いてもらえたりできるので安心して子育てをしながら働ける環境です。
保育園は近年からスタートした事業のため、私のときはまだ保育園はありませんでした。ただ、現在、産休・育休を取得して復帰をしている多くの社員は社内の保育園を利用しており、とても恵まれていると思います。これは私自身も実際に子供を産む前までわからなかったことですが、現在は子供を保育園に入所させるために、出産前から“保活(子どもを保育園に入れるため保護者が行う活動)”に取り組む必要もあります。その点、GRiP’Sの保育園は空きがあれば、一般的な保育園の入所時期にこだわらず、すぐに入所できることも親としてとても助かり嬉しいことです。
GRiP’Sでは資格制度があり、現在は“フロントスペシャル”という資格を持っています。これは現場で副店長や店長といった上層部と共に売上に貢献することについて戦略を考えたり、新人の教育スタッフに携わったりする役割を担います。これまでに副店長や店長になった経験を活かして現場の底上げやサポートに一層取り組みたいと考えています。
また、出産と育児を経験した者として、今後多様なキャリアプランを考えるスタッフに対して多角的なアドバイスができるようになりたいです。そして、保育園や学童などさまざまな事業展開を行い、女性の未来を考えるGRiP’Sという会社をみんなと一緒に創り続けていきたいです。