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What we do

商品の使用イメージ。RC造・S造で使われる建材の一部に「木」の優れたデザイン性を提供。工期短縮効果も
戸建内観イメージ。従来の木造住宅と比べ施工がシンプルで建築現場の負担が少なく、低価格での提供、工期短縮が可能
『未来と共に興す』 私たちMEC Industryは、世の中に新しい価値を生み出すために、一人一人が自身の力を高め、一丸となって変化し続ける集団を目指しています。私たちと新たな未来への挑戦を共にする創業メンバーを募集します。 ◆『社会課題解決型の新たな木材活用事業』 MEC Industryが推進する事業は、コンクリートや鉄で作られている建物の一部を木に置き換え・組み合わせる「新建材事業」と、あらかじめ工場で部材を製造し、現場で建物を組み立てる「木(もく)プレファブリック事業」です。 これらの事業は、これまで三菱地所グループが CLT 活用を契機に取り組んできた中高層建築・大規模建築物における木材利用を実現するもので、2022 年春頃(部分稼働は 2021 年夏頃を予定)に鹿児島県姶良郡湧水町に自社生産拠点となる木材加工施設を操業予定で、会社設立から 10 年で売上 100 億円を目指しています。 【新建材事業の提供価値】 ①「木」の空間を創出し、優れたデザイン性を提供 ②施工性に優れ、建設時の施工負担の低減が可能、建設業界の労働力不足の解消に貢献 ③木材を活用することによる、森林資源の有効活用及び環境保護、林業活性化に貢献 *2021 年春頃から、特許出願(三菱地所)済みの新しい型枠材を発売予定 【木(もく)プレファブリック事業の提供価値】 ①CLT やその他木質建材を用いたユニット化やパターン化により、建物の低価格化を実現 ②大部分を工場で作るため、建設時の施工負担の低減が可能、建設業界の労働力不足の解消に貢献 ③木材を活用することによる、森林資源の有効活用及び環境保護、林業活性化に貢献 【CLTとは?】 CLTとは木の板の層を各層で互いに直交するように積層接着した大判パネルで、品質が安定し、工事期間の短縮が可能となります。新たな木材活用事業に取り組み、地域の皆様と共に森林荒廃や人口減少時代の課題も解決します。 《CLTのメリット》 ・断熱性能(RC の約 13 倍) ・軽量性(RC の約 1/5) ・環境負荷の少なさ 【三菱地所グループのCLT活用施設】 ◆ PARK WOOD 高森(賃貸マンション) ◆みやこ下地島空港ターミナル(空港) ◆CLT PARK HARUMI(展示施設) ◆PARK WOOD office iwamotocho(オフィス) ◆(仮称)大通西 1 丁目プロジェクト(ホテル)

Why we do

高層建築物や大規模建築物への利用を進めるべく、今後も R&D を推進していきます
MEC Industryは持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいます
◆『建設業界や林業の課題解決への貢献』 建設業界では、材料費の上昇や人手不足による建設工事費の高止まりが課題とされてきましたが、MEC Industryは、7 社の連携を通じた ①中間コストの抑制による材料費の圧縮 ②木材の特性を活かした効率的かつ簡素な施工法の確立による人手や時間の無駄を省くことにより、全体的な事業費の削減を可能にします。 林業では、木材消費が追い付かない人工林の荒廃が課題とされていますが、MEC Industryは、生産ラインで鹿児島県・宮崎県・熊本県の国産材を使用することにより、木材需要の拡大を通じた森林の循環・林業の活性化にも寄与できます。 ◆『森林荒廃や人口減少時代の課題解決』 日本の森林面積は国土面積の 3 分の 2 にあたる約 2,500 万 ha と世界有数の森林国です。日本の森林資源は現在約 52 億 ㎥であるとされており、人工林を中心に資源の蓄積は毎年約 7 千万 m(東京ドーム約 356個分)ずつ増加しています。 木材を収穫するのに適した時期を「主伐期」と呼びますが、日本の人工林の半数が一般的な主伐期である 50 年を超えています。木材の消費量の減少の影響もあり、資源が十分に活用されているとは言い難い状況です。 森林資源の活用を進めることで、「伐って、使って、植える」という循環利用が可能となり、森林の荒廃を防ぐだけでなく、林業及び木材産業を安定的に成長発展させることが可能となります。 ◆『木材資源の適正循環で持続可能な社会をつくる』 MEC Industryは適正な資源循環型のビジネスモデルを構築し、炭素固定・省エネルギーなど、持続可能な社会づくりに貢献。国連が定めた「SDGs」の推進企業として活動しています。

How we do

202022年4月には自社生産拠点となる木材加工施設を操業予定
木材加工施設建設予定地。新たな歴史がここから始まります
◆『資材生産から販売まで一気通貫した統合型最適化モデルを実現』 木材を取り巻く既存ビジネスフローにおいては、個々の小規模事業体が川上から川下まで商品の製造段階ごとに売買を繰り返しており、その都度中間コストが発生します。さらには、各プロセスが分断されていることで、エンドユーザーのニーズを製造の現場に届けることが困難でした。 MEC Industry では、市場ニーズから逆算した必要最低限の機能を統合し、プロセスマネジメントによる全体最適化とグループバリューチェーンを組合せることで、既存ビジネスモデルで発生している中間コストを削減することが可能となるほか、商品開発と製造が連動することで通常発生する無駄を削減し効率的な製造システムも構築します。 これらのビジネスモデル革新により、既存事業が抱えていた課題を解決し、商品の低コスト化を図ります。将来的には、経済合理的かつ実用的な資材開発により、様々な法規制やコスト高で実現のハードルが高かった中高層建築・大規模建築物における木材利用を実現します。 【ビジネスモデル革新の具体的事例】 ①調達 山林を伐採して市場に卸してから売却先を探すという従来の「プッシュ型」の原木調達スタイルから、伐採前に山林側に欲しい木材を伝える「プル型」の調達スタイルに変更することにより、従来は有効活用が難しかった大径木も利用可能となり、調達コストを抑制しながら山林側にもメリットのある調達を目指します。 ②商品開発 デベロッパーというエンドユーザーが持つマーケティング力を発揮することで、顧客ニーズに即した商品、すなわち「市場が求める商品」の開発が可能となります。また、設計や施工の視点を生かした現場での施工性向上といった効果も期待できます。 ③製造コスト 木材の多品種少量生産を主軸とし、製造コストが割高になりやすかった構造を、デベロッパーとして蓄積したノウハウを活用したラインナップの絞り込みによって、エンドユーザーのニーズを捉えた特定商品の集中製造を可能にし、低コスト化を実現します。 ④販売チャネル 7 社の持つ販売チャネルやリレーションを活用し、新規の販売チャネルの開拓を可能にします。