「自分の納得いく職業でしか絶対に正社員にはならない」
若気の至りか謎の決意をしていたあの頃の私。それまで海外に行ったりバイトをしたり旅行をしたり自由に生きていましたが、職業訓練校でデザインを学び、初めて「正社員になって働こう」と決めたのがバケモノでした。気づけば入社して4年以上…こんなにも長く働くとは正直思っていませんでしたが、長く働けているのにはそれなりの理由があり、心地よく働くために社員自ら意見を出し合ってきた歴史があり、その前提には「社内提案制度」というバケモノならではの制度あります。社員の提案が採用されるとインセンティブがもらえるという、願望も叶いお金も手に入る一石二鳥のありがたい制度です。
そんな提案制度が生んだ制度、追加された福利厚生など、社員の声が反映されてきた歴史をご紹介します。ということで、今回は「私が入社してから追加された社内制度」についてです。
●2時間有給制度
ライブに行くことが趣味な私は、入社して間もない頃からライブに行くために少しだけ早退させてもらっていました(今思うと未経験のド新人がよくこんなわがままを…)。そんなわがままを快く受け入れてもらっていたわけですが、当初はそんな駄々っ子が私1人だけだからよかったものの、社員が増えるにつれて変則的な勤務の管理が大変になってきました。そこからなんだかんだと発展して生まれたのがこの「2時間有給制度」です。全休・半休だけでなく、2時間刻みで有休消化できるようになりました。
・ライブに行きたい、出かけたい
・平日の朝/夕方に病院に行きたい
・体調が悪いから少し長めに寝たい、早退したい
・セミナーに参加したい
そんなささやかな願望が、最小限の有給消化で叶う最高の制度です。非常にありがたい。
●好きなドリンク選んでいいよ制度
はじまりはウォーターサーバーでした。ある社員の提案をきっかけにウォーターサーバーを得た私たちは、ペットボトルから解放され、今は無きコーヒーメーカーの導入などを経て、現在はウォーターサーバー+「予算内で好きな飲み物を購入できる」制度に落ち着きました。冷蔵庫には社員が選んだジュースや紅茶、カルピスなど冷たい飲み物が、その他にも味噌汁やスープなどの食事系のラインナップがあり、人数の増加と比例して大量にストックされています。小腹が空いた時のチゲスープがありがたい。
●リモートワーク(VSコロナ強化ver)
コロナ以前からバケモノにはリモートワークの制度があり、大阪オフィスと岡山オフィスの2箇所を遠隔で繋ぎながら働いていました。大阪の社員は基本出社が原則でしたが、2020年のコロナ禍をきっかけにリモートワークの制度をさらに整え、一時期は大阪の社員も全員自宅勤務に切り替わりました。現在は出社する社員も徐々に増えていますが、リモートワークを続けている社員もおり、やりたいことのために東京に引っ越した社員もいます。結果的に働き方の選択肢が増える良いきっかけにもなりました。
番外編:(多分)提案からではないが追加されたありがたい制度
● 毎週月曜のランチ会
私がリモートで働いている間に追加されていました。毎週美味しいランチが食べれます。ありがたい。どんなランチを食べているか、詳しく知りたい方はこちらの記事をぜひ。
●ご当地スイーツお取り寄せ
2022年2月からスタートした最新の制度です。毎月担当者が全国47都道府県名が書かれたルーレットを回し、当たった場所のお取り寄せスイーツを購入します。ちなみにこのスイーツに加え、社長や社員がお土産を買ってくるため社内には常にお菓子が常備されています。ありがたい。ちなみに今月は富山グルメに決定しました。
この他にも「制度」とまではいかない、小さな提案が採用されたケースは沢山あります。大手企業などでは普通にある(かもしれない)制度も、社員が提案して一緒に作ってきたからこそ、自分たちに合った形の制度になってきました。
今働いている社員も、今後一緒に働く人も、「ここで社員になれてよかった」と思える会社を作っていけるように、今後もありがたい制度が増えていくことを祈りつつ、願望は厚かましく口に出していきたいと思います。
以前からある制度も含め、詳しくは採用サイトの「福利厚生」に記載されています。→ 採用サイト