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イチョウ並木が教えてくれたこと

東京都心に広がる明治神宮外苑の再開発事業を巡っての議論が話題になっています。

再開発についての評価や意見は、地域住民、専門家、利害関係者など、多くの人々から異なる意見が出ることが一般的ではありますが、今回の場合は都心で地域住民の声が少なかったということもあって、当初は都側と利害関係者(事業者)でスピーディーに進められていたところ、坂本龍一さんなどのアーティストの活動もあって、様相が変わってきたということはすでにみなさんが知っての通りかと思います。

最近ではイチョウ並木保全策などをはじめ、景観や緑化について再考することも始まり、都や事業者側も再開発についての詳細な情報と議論を考慮するような動きが出てきました。

一見、ヒール側が都や事業者の勧善懲悪のような話題になっていますが、そこに至るまでの住民や市民などが自分自身の意見を形成し、様々な手法や活動で主張(意思表示)をしたということが重要なのではにかと思いました。

ひとつの意見を持つためには関心をもつこと、そこから様々な情報収集、それを考慮することが大切です。

意見を出すことがつながりや絆をつくることができるということを、間もなく色づき見ごろを迎えるイチョウ並木たちが教えてくれたのかも知れませんね。

バウンステクノロジーでもひとりひとりの意見を大切に、より良い企業を築いていきたいと思います。

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