コンビニのアルバイトを10年続けた後、「デスクワークをしてみたい」という気持ちで事務職に転向。スタートアップでの営業事務を経て、Polimillに入社した渡辺凜さんは、入社から半年も経たないうちにカスタマーサポートチームを管理するポジションを任されるまでになりました。
正社員経験もAIの知識もない中で、「改善できそうだな」と思ったことを提案し続けた結果、気づいたら役割が広がっていたと言います。そんな渡辺さんに、Polimillという会社と仕事のリアルを聞きました。
「なんかすごそう」直感で飛び込んだ、やりがいのある職場
── まず、これまでのご経歴を聞かせてください。
渡辺: コンビニのアルバイトを約10年間続けていたのですが、ある時「デスクワークもしてみたいな」と思って派遣での事務職を探し始めたんです。最初に応募した職種がたまたま営業事務で、そこから事務職としてのキャリアが始まりました。
その後もいくつか転職する中で、スタートアップの営業事務を経験する機会がありました。そこではみんながやる気に満ちていて、派遣という立場でも裁量を持って動けるのが、とにかく楽しかったんです。
── スタートアップの環境が肌に合っていたんですね。Polimillへの入社も、そういった経験が後押しになりましたか。
渡辺: そうですね。次もスタートアップで働きたいと思って探していたんですが、派遣でスタートアップの営業事務の案件ってなかなかなくて……法務や経理の求人はあっても、営業事務は意外と少ないんです。
そんな中でPolimillの求人に出会った時は「やっと見つけた!」という感覚でした。最初は求人情報の紹介文だけ読んで直感で応募して、派遣会社経由でサービスの説明を受けました。サイトを見た時に「すごいことをしようとしている会社だな」と感じました。
── 面談を受けてみて、印象はいかがでしたか。
渡辺: 「自治体を巻き込んで、次世代の公共インフラを目指す」という話を聞いて、展望の壮大さに驚きました。そうしたミッションに携われることへの期待感が大きかったです。転職の軸に「派遣から正社員になりたい」というのもあったので、その点でも背中を押されて入社を決めました。
── 入社後は、どのようなお仕事からスタートされたんですか。
渡辺: 最初はカスタマーサポートとして、自治体からのメールや電話に直接対応していました。入社から半年経たないうちに、そのチームを管理するポジションに移り今に至ります。「ここを改善したら動きやすくなる」と思ったことを提案し続けていたら、いつの間にか役割が増えていました。スタートアップならではだなと思います。
”案件獲得”だけが営業じゃない。Polimillの営業は「寄り添い」が武器
── 渡辺さんから見た、Polimillの営業組織について聞かせてください。
渡辺: 一般的にイメージする営業とは少し違うかもしれません。こちらから積極的に売り込むというよりは、自治体間の口コミや展示会、インターネットで興味を持った方からお問い合わせが来るインバウンドがほとんどです。そのような自治体に対し、いかに丁寧に迅速に対応できるかが大事だと思っています。
── 自治体向けというのも特殊な環境ですよね。どういったことに困ってお問い合わせをいただくことが多いですか。
渡辺: 一番の課題は人手不足です。スキルを持った職員の方が退職されると引き継ぎが難しくて、「誰もわからない」という状態になりがちです。そうした背景から業務の脱属人化・効率化を求めて、当社のサービス「QommonsAI(コモンズAI)」にたどり着く方が多いですね。
数ある生成AIの中でPolimillに問い合わせが来る理由は、行政向けにカスタマイズされたAIであることが大きいです。また、利用料が「各自治体1000アカウントまで無料」なため、庁内での決裁も取りやすく、導入のハードルが低いんです。
── 無料と聞くと、ビジネスとしてどう成り立つのか気になる方もいそうですね。営業の方はどう説明されているんですか。
渡辺: 「今は普及させることが目的の段階で、将来的にはコモンズAIの基盤の上にサービスを載せてさらなる価値提供・マネタイズしていく」という説明をしています。「無料なら使いたい」という自治体もあれば、「無料だから怖い」という自治体もあり、反応は色々です。そこに丁寧に向き合うのも、Polimillの営業における大事な仕事のひとつです。
── 契約後はどのような対応をしていくのですか。
渡辺: サービス導入後のお困りごとの対応はカスタマーサポートが担いますが、各自治体への研修を担当するのは営業です。実はこの、全国の自治体への研修こそが、今の営業の中心的な仕事になっています。導入時だけでなく、現場で使いこなしていただくためのカスタマーサクセスまでが、営業の役割です。
── 研修ではどのようなことをしているのですか。
渡辺: AIに抵抗がある職員の方も少なくないので、「LINEみたいに気軽に話しかけていいんですよ」というところから教えています。一度触ってもらえれば「便利だ」と実感してもらえることが多く、そこに気づいてもらうのが研修における一番重要な部分だと思っています。だから研修後に、実際に使い始めてくれたという報告が一番うれしいですね。
── Polimillの営業で活躍できるのは、どんな方だと思いますか。
渡辺: いわゆる「体育会系の営業」タイプではなく話を聞くのが上手な方が向いていると思います。自治体ごとに抱えている課題はそれぞれ違うので、そこに寄り添える方だと嬉しいです。あとはスタートアップへの信頼を作るという意味で、スピードだけでなく「丁寧さ」を両立できる方が活躍されている印象です。メールの文面が冷たくならないとか、一次対応に時間をかけすぎないとか、細かい気遣いができる方ですね。
「こうしたら便利なのに」を形にできる。裁量と改善が日常にある環境
── 渡辺さんの現在のお仕事について、もう少し詳しく聞かせてください。
渡辺: 今は営業メンバーが動きやすい環境を整える仕事がメインになっています。例えば、以前はメールを一通一通手打ちしていたのを、顧客情報からボタンひとつで自動送信できるように改善しています。人が時間をかけるべき部分と、そうでない部分を整理して、かけなくていい部分の負担をなるべく軽くするのが私の仕事です。
── システムの知識は入社前からお持ちだったんですか。
渡辺: 入社前はそういった経験はなかったです。ClaudeにスクリプトをつくってもらってGASで組む、という方法をPolimillに入社してから覚えました。もともと「ここ改善できそうだな」と気になってしまう性格で、どこの会社でも好きでやっていたことが、AIを使うことでより高度にできるようになりました。
営業メンバーからの要望を受けて動くというよりかは、自分から改善点を見つけに行く方が多いですね。営業の皆さんは対応件数も多くて出張も続いているので、課題に気づいていても言い出すタイミングがほとんどありません。そのため私から「ここってこうしたら、もっと楽になりますか?」と提案しに行くようにしています。
── アイデアは受け入れてもらいやすい環境なのでしょうか。
渡辺:そうですね。まずは、会社のために動こうとしたことを認めてもらえます。だからこそ、次はもっといい提案ができるように頑張れるのだと思います。結果はどうあれ検討はしてもらえるので、もっと良くしようと考えること自体が楽しいんですよね。
── 社内のコミュニケーションはどうですか。
渡辺: 結構オープンですね。Slackも活発ですし、席にいながら気軽に話しかけ合う空気があります。みんなが話しているのが見えるからこそ、課題も見えてきて、「ここを解消したらもっと動きやすくなるな」というアンテナが自然と立つようになりました。Polimillに来てから、問題をキャッチする感覚が強くなったなと思います。
── 急拡大の中でもチームの一体感はありますか。
渡辺: 仕事をしていて壁を感じたことはありません。規模が小さかった頃の空気感は残しつつ人が増えているので。役員の方も含めて年齢層が近くて話しやすいですし、毎週の全社定例会で画面越しに顔を合わせる機会もあります。困ったことをすぐ誰かに聞ける環境は、入社してからずっと変わっていないです。
「日本全体を良くしている」飛び込んだ私が感じる今のやりがい
── 改めて、Polimillという会社で働く面白さはどんなところにあると思いますか。
渡辺: 自分がやったことが、そのまま会社の基盤になっていく感覚があります。まだ整っていない部分も多い分、自分が動いたら、動いただけ会社が変わる。 それがスタートアップで働く面白さだと思っていて、Polimillはその実感が特に得やすい環境だと思います。
── 最後に、Polimillに興味を持っている方へお願いします。
渡辺: 意見を持つことを恐れない方や、「何かをやってみよう」とすることへの抵抗感がない方に来てほしいです。サイトやサービスを見て「ここで何かしたい」と思えた方は、きっと合っていると思います。
私自身、最初は「なんかすごい会社だな」という直感だけで飛び込んだのですが、日本全体をよくしていくという方向性に、じわじわと自分の気持ちが重なってきた感覚があって。落ち着いたコミュニケーションが好きな方、人と話すことが好きな方、そしてこの国をもっとよくしていきたいという気持ちを持っている方、ぜひ一度話を聞きにきてください!