最近、「〇〇キャンセル界隈」という言葉をよく目にするようになりました。
風呂キャンセル界隈、外出キャンセル界隈、残業キャンセル界隈……。
もちろん全部に共感するわけではありません(笑)。
でも、その背景にある、
「自分にとって必要以上のものを減らして、時間をもっと大切にしたい」
という感覚には、少し共感するところがあります。
考えてみると、カコウの働き方もある意味「キャンセル界隈」なのかもしれません。
カコウには「毎月の帰社日」がありません
SESの会社では、
「毎月第3金曜日は帰社日」
といった制度を設けている会社も多いと思います。
社員同士の交流や会社とのコミュニケーションという意味では、もちろんメリットがあります。
ただ、カコウでは毎月決まった帰社日は設けていません。
プロジェクトで一日仕事をしたあと、会社に戻って全員で集まる。
それを毎月必ずやる必要があるのだろうか、と考えているからです。
もちろん、会社と社員のコミュニケーションが必要ないとは思っていません。
むしろ、とても重要だと思っています。
だからカコウでは、必要に応じて一人ひとりと個別に話す機会を作ります。
キャリアのこと。
今のプロジェクトのこと。
人間関係のこと。
これからやってみたいこと。
全員を同じ日に集めることより、必要なときに必要な人とちゃんと話す。
その方が大切だと考えています。
「全員参加の社内勉強会」もありません
これもIT企業ではよくある制度だと思います。
毎月テーマを決めて、仕事が終わったあとに社員みんなで勉強する。
もちろん、それが好きな人にはとても良いと思います。
でも、勉強したいことは人によって違います。
Javaを深めたい人もいれば、AWSを勉強したい人もいる。
AIを学びたい人もいれば、マネジメントを勉強したい人もいる。
そして、
今日は勉強するより、家族と夕飯を食べたい。
という日があってもいいと思っています。
だからカコウでは、会社が全員に同じ勉強をさせるのではなく、資格取得など本人の学びを支援する仕組みを作っています。
会社が「これを勉強しなさい」と決めるのではなく、
自分のキャリアに必要なことを、自分で選んで学ぶ。
その方が自然だと思うからです。
そして「必要以上の残業」もキャンセルしたい
ここは誤解されたくないところです。
カコウは、
「残業なんてしなくていい。仕事は適当でいい」
という会社ではありません。
むしろ逆です。
仕事をする以上、プロとしてお客様に求められる成果を出すことは大切です。
トラブルが起きれば、少し頑張らなければならない日もあります。
リリース前で忙しい時期だってあります。
でも、
毎日遅くまで仕事をしていること自体が評価される。
そんな働き方にはしたくありません。
8時間でできる仕事なら、8時間で終わらせる。
もっと効率化できるなら、7時間で終わらせられるように工夫する。
そして仕事が終わったら帰る。
その時間で資格の勉強をしてもいい。
AIを触ってみてもいい。
ジムに行ってもいい。
ゲームをしてもいい。
子どもと夕飯を食べてもいい。
何をするかは、その人の自由です。
「時間」を増やせる会社にしたい
給料を上げる。
福利厚生を増やす。
面白い仕事を増やす。
もちろん、会社としてどれも大切です。
でも最近、もう一つ大切なものがあると思っています。
それが、
「社員が自分で使える時間を増やすこと」
です。
人生の時間は限られています。
仕事だけが人生ではありません。
一方で、人生のかなり大きな時間を仕事に使うことも事実です。
だからこそ、その時間をできるだけ価値のあるものにしたい。
必要のない会議。
なんとなく続いている社内イベント。
全員一律の勉強会。
評価されるための残業。
「昔からやっているから」という理由だけで続いているもの。
そういうものは、できるだけ減らしていきたいと思っています。
カコウがキャンセルしたくないもの
一方で、絶対にキャンセルしたくないものもあります。
お客様への責任。
仕事の品質。
エンジニアとして成長すること。
仲間が困っているときに助けること。
そして、
自分の人生を大切にすること。
必要のないものを減らすのは、楽をするためではありません。
本当に大切なものに時間を使うためです。
もしかするとカコウも、ちょっとだけ「キャンセル界隈」なのかもしれません。
ただし、
「仕事キャンセル界隈」ではなく、「無駄キャンセル界隈」。
そんな会社でありたいと思っています。