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【社員インタビュー】「普通の人」へのコンプレックスを力に変える。ITベンチャーの営業部長が語る「逆転」の半生

皆さんは、学生時代や今の職場で「うまくいかないな」と感じたり「周囲の人より劣っている」と感じたりした経験はありますか?

その感情は時にエネルギーとなり、時に自分の行動を縛りつける鎖となることも。プラスのエネルギーとすることはとても難しいものでもあります。

今回は、株式会社イノベイティアの営業部長である小岩さんにインタビュー。

大きな転換期となった学生時代からの逆転。そこから見えたのは、小岩さん自身の「コンプレックスを力に変える思考」でした。


感じた劣等感、そこからの「逆転」


ーーよろしくお願いします。小岩さんはイノベイティアでどのくらい勤めているのでしょうか?

2020年の4月にフレスタ(※イノベイティアの前身企業)に入社しました。なのでこの会社自体は4年目になるでしょうか。大学を中退してアパレルの会社に入社して、その後にSES業界で営業を3年ほどしていたので、業界自体の勤務歴は7年目になりますね。

イノベイティアでは営業部の部長という肩書きですが、営業としての業務は実質的には半分くらいです。マネジメントだったり採用だったりと、いろいろなことに手を出していますよ。

学生生活はだいぶ独特だったなと思います(笑)。それが今の自分の価値観とかモチベーションにも繋がっているところなので、今思えば結果的によかったのかな?とも思うのですが。


ーー「独特な学生生活」について、詳しく教えてください。

まず高校は偏差値60を超える、いわゆる「エリート校」でした。そこまでは勉強一辺倒でしたね。高校は偏差値の割には結構自由な校風でした。私服もOKだし髪を染めるのも問題なし。ピアスまで許可されてましたからね。そこでこれまでの「勉強一辺倒」の反動がきたというか(笑)。結構遊んでしまったんです。

大学は特に学力的に突き抜けているわけでもない、普通の大学に進学しました。そこでも遊びましたね…。麻雀やパチンコに入り浸ってしまって、そことアルバイトの繰り返しで。ここだけの話、大学にもほとんど行っていませんでした。

卒業するには大学4年間で128単位を取り切る必要がありましたが、4年間で取れた単位数は20だけ。それで中退することにしたんです。

当時、自分とは違って「ちゃんとしてる人」へのライバル意識はものすごかったですね。今考えると過剰だったかもしれないですが、周囲から下に見られている気がしたんです。ここから見返してやりたいという気持ちは強く残ってました。


ーーそこからアパレルへの就職をした。

そうですね。有名なセレクトショップに入って、3年間くらい続けました。服も好きだったんですよ。アニメやゲームも好きだったので、それと服を結びつけられないかと思って企画を立てたりもしました。

服のデザインに取り入れることもそうですが、もっと発展させた「お客さんへの体験作り」をしたいなと思って。「ゲームができる店舗」みたいなものも考えていたんですよ。ただ、ちょっとそこに到達するには自分の実力が足りなかったというか、本社の企画部にはなかなか入れなさそうだと感じて辞めました。


ーーそのあとSES業界に飛び込んでいったのは、どのような経緯でしょうか?

喋るのは得意だったので、営業で勝負しようとは思っていました。ある会社の社長面接でいろいろと話していたら「君はやっぱり営業がいいね」とお墨付きをもらって、その会社にそのまま入社したんです。

営業を実際に始めてみて、「サボりさえしなければ成果は出るな」と感じました。人材の営業なので、1人あたりの契約期間って実は長くても3ヶ月くらいのものも多いんです。単月の契約すらあるくらいで、サボると一気に契約数が減ってしまうんです。逆に言えば「やればやるだけ成果が出て、給与に還元される」というわかりやすいシステムでした。

自分は学生の頃に「ちゃんとしてる人」への強いコンプレックスを持っていました。なんとかして見返してやりたい。でもこの仕事なら、成果を出せば給与がどんどん上がるし、マネジメントも任せてもらえる。プライドを持って仕事ができる。もちろん大変なこともいっぱいありました。人と人とのやり取りなのでトラブルがあることも多いですし、シンプルに業務の量が多い時期もありました。

ただ、自分が「逆転」するのはこの仕事だ。と思いましたね。


自分自身を「逆転」する人に出会いたい

ーー同じ業界であるイノベイティアに転職したのも、自分がより「逆転」に近づけると感じたから。

そうですね。当時の会社である程度の成果を出したところで、もっともっと自分自身が上に上がれるような環境で仕事がしたいと感じていました。若い企業だったので、入社した時点で自分自身が経験的にかなりベテランの部類だったんです。だから「自分がこの組織を引っ張れる立場になれるな」と感じたのも入社の決め手になりました。

自分でも「当時の自分は結構図々しかったな」と感じます(笑)。経験の浅い人がほとんどだったので、リーダー面してあれこれ指示を出したり、仕組みを作ってみたり、MTGのやり方も変えたり。結構グイグイいきましたね。

そうやってグイグイいって結果を出して給与が上がって…というサイクルでした。例えば高校の同窓会に出席した時に、自分よりいいキャリアを歩んでいる人と話をする。その人より今の自分が稼いでいることがわかると、こっそり「逆転したな」と感じていました。今のイノベイティアには若い人が多いですが、僕がグイグイいっていろいろ指示を出したり仕組みを作っていた時期から、「僕自身にグイグイくる人」が増えたなと。負けてられないですよね(笑)。


ーー以前は大きなモチベーションになっていた「逆転」。今はどう感じますか?

今でもずっと自分の原動力ではあります。でもその性質は少し変わりましたね。今、学校にしっかり通って就職している人に思うのは「尊敬」です。当時の自分には、その道を通ることはできなかった。もちろんそこには僕が想像のつかないような苦労があったはずです。

今でも追い抜きたいとは思います。そのためにわかりやすい指針である「お金」の面で優位に立ちたい、逆転したいという気持ちもあります。ただ今は、そんな人たちと肩を並べて仕事ができるということに嬉しさもあるんです。自分が通れなかった道を通ってきた人たちと一緒に仕事ができる。そういう考えを持てるようになりました。


ーーここから、今後の目標を教えてください。

今、イノベイティアには若いメンバーがどんどん入ってきて、新しい風が吹いていると強く感じます。みんな積極的で、ガツガツきてくれる人たちです。そんな人たちをしっかりまとめられるマネージャーになりたいですね。会社や組織が機能するかって、そのときのリーダーが全てだと思うんですよ。リーダーがどういう人かで部下の働きが決まってくるんです。

僕がメンバーだったころは、業界の特性もありましたが「ガツガツやる」を認めてくれたリーダーでした。だから僕自身が「逆転」に一直線に進むことができたとも思うんです。ひとりひとりの仕事をしっかりと見て、その上でモチベーションを管理する。近い距離感で接することができる人になりたいなと感じます。

これから入社する人にも、今のメンバーのような「積極性」は欲しいですね。あとは、ある種「挫折を味わった人」の方が成果は出やすい仕事だと思います。学生時代や今の職場でなにかうまくいかないことがあって、それでもそこから「逆転してやるぞ」という積極的で強い気持ちをもっている人に応募してほしい、もっと言うと「小岩を逆転するぞ」と思ってくれたら最高です。

あとは、「多趣味だったり、自分が深くのめり込んだものがあったりする人」だとなおいいですね。そんな人は、その世界から得たものを会社に還元できると思っています。僕自身がそういう人と話すのが面白くて好きというのも大きいですけど(笑)。これからのイノベイティアを引っ張っていける、そんな人と出会いたいです。




自分自身のコンプレックスを力に変え、困難な状況でも進み続けてきた小岩さん。

イノベイティアでは、そんな小岩さんと共に仕事をし、「いつかは逆転してやるぞ」といった強い気持ちを持ったメンバーを募集しています。ぜひ「話を聞きに行きたい」ボタンを押してみてください


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