はじめまして!株式会社トータルマリアージュサポートの宇戸です。
私は2019年に新卒で入社し、早いもので5年の月日が経ちました。
この記事をご覧いただいている皆様は、就職活動に邁進されている事と思います。
この記事では、学生だった一人の人間がこの会社に入社し、どんな経験をしどんな人間なれるのか。
経験談を元にお話ししたいと思います。
私は大学生の時、「結婚に関わる幸せなお仕事がしたい」という思いから
ウェディングプランナーになる事を目標に就活に励んでいました。
20以上の会社に挑み、殆どが「残念ながら・・・」という結果でしたが。
周りが次々と内定をもらえる中、私は一つも内定がない。
焦りから、夢だった結婚関係から離れ「とにかく何でもいいから受験しよう!」と、
メーカー、人材、飲食…など、ブレブレな軸で面接を受けては、失敗し、内定は遠ざかるばかりでした。
就活にへとへとになっていた時、結局自分のやりたい事ってなんだっけ?と考える機会がありました。
そこでふと、原点に立ち返ろうと思い返し、リクナビで「冠婚葬祭」で検索。
その時に一番上にでてきたのが、我が社でした。
それまで「結婚式」だけを選択肢にしていたため「冠婚葬祭」に目が無く、婚活業界もメジャーではなく、自分の年齢からも馴染みがなく…たどり着くことがありませんでしたが、初めて目にしたとき「こんな業界があるんだ!」と一気に興味が湧きました。
急いで会社説明会に参加。まず驚いたのが、説明会に「社長」が出てきたこと。
それまでの就活で、社長自らが説明に出てくることはなかったので、小さい会社なのかな?というのが正直な感想でした(笑)。
面接を数回していただき、最終面接ではなんと「社長」に1対1で面接をしていただきました。
(この辺りで、新卒入社に力を入れ、社長から沢山学び成長できる会社であることに気付きました。)
面接って、すっごく緊張するものだと思います。わたしもそうでした。
しかもそれが、会社の一番トップの「社長」だったので、余計に緊張。
しかし社長はすごくフレンドリーで気さくに話ができるため、いつのまにか自分の言葉で、本音で色々なお話をすることができました。面接が終わった後はこれまで受験したどの面接よりも清々しい気持ちだったのを覚えています。良い人に見られたいから、と飾った言葉ではなく、上手く話せなくても自分の言葉で思いを伝えることが大切なんだと痛感した瞬間でした。
無事、内定をいただき婚活業界に飛び込みました。それが私の始まりです。
入社までに数回内定者研修があり、入社後の厳しい新卒研修を乗り越え、1年目の夏に本配属へ。
「婚活パーティーの事業に携わりたい」と思っており、1年目の秋にできた「イベント事業部」の立ち上げメンバーとしてイベント事業に携わりました。入って間もない新卒を立ち上げメンバーに選出するなんて、普通だと考えにくい事だと思います。若手の成長を支援し、伸びしろがある子を見捨てず機会をくれる会社で、間違いなく成長できる会社です。
部署の立ち上げというのは、道が何もない状態から道を作るということ。1年目の私にはまだそこまでの期待をされていたわけではありませんが、日々の業務からルールを決め、運用を決め、道を作っていく。あの頃の私は目の前の事に必死だったのでそこまで考えて動くことはできていませんでしたが、それでも1年目の課題である「与えられたことを確実にこなす」ことはできていたんじゃないかと思います。
コロナ禍に入りイベント事業が一旦落ち着き、2年目の春に法人営業部に異動へ。当時の私からすると「法人営業部」というのは会社のエースが所属しているバリキャリのイメージで、ついていけるのか…?と不安しかありませんでした。
法人営業部は、TMS(全国結婚相談事業者連盟)といい全国にある結婚相談所を取りまとめる連盟として機能する部署です。お見合い管理システムを提供し全国の会員様がお見合いを組み、沢山の出逢いを創出していくこと。中には結婚相談所を新たに開業しようという方の支援をすることもあり、集客のこと、営業のこと、サポートのこと、ウェブ関連にも強くないと成し遂げられない仕事が沢山あります。
初めはできることから、ということでそれまでやってきたパーティーに関することや事務処理、発送業務など事務系の仕事を進めました。しばらくすると、開業者さんへの研修会を実施したり、開業者さんの担当を持ちHP制作を手伝ったり支援を行ったり、更には既に結婚相談所をされているところへ弊社へ加盟しませんか、と営業を行ったり。2、3年目ではどんどん一人でできることが増えていきました。
法人営業部のお客様は、結婚相談所を運営している仲人さん、つまりオーナー様です。
そんな方々に、新卒2年目の私が教えられることって何なのか・・・。結婚相談所の仕事を経験していない私はそこに対して自信がなく、現場で学んでこよう!ということで直営の結婚相談所「フィオーレ」の神戸店へ半年間勉強にいきました。そこでは面談のアポ取りや営業、サポート等様々な事を学び、少しずつ自分の言葉で仲人様へ伝えられることが増えていきました。
この5年間でもっとも大きい分岐点が、もう一つ。
4年目の秋にフィオーレが東京進出をするということで、新宿店の立ち上げメンバーとして1年間東京で勤務にあたりました。フィオーレに異動したのではなく、法人営業部の仕事を続けながらだったので本格的ではありませんでしたが、営業やサポートを始めパーティー運営やアルバイトさんの管理、教育等に従事しました。東京という大都会での生活や仕事に毎日くたくたになりながらも、充実した日々を過ごすことができ、東京で学んだことは大阪でのお仕事でもとても役に立っています。
弊社は「婚活事業」とは言ってもシステムやサイトの開発、販促資料や広告の制作、結婚相談所の運営、連盟の運営・・・等、殆ど外注せず自社で行っています。それぞれのスペシャリストが揃っており、色々なお仕事を経験することができます。入社してから、新しいことを学んではスキルアップし、ずーっとやりがいを感じられています。過去に全く違う分野を学んでいたとしても、きっと楽しいと思える仕事が見つかるはず。
入社してまだ5年ですが、色々なことを経験させていただきました。前向きに頑張りたいと思う人には、必ずやりたい事に挑戦をさせてくれる会社です。ただ毎日同じ仕事をこなすだけではなく、お客様のため、世の中の成婚率(婚姻数)を上げ貢献していける、やりがいのあるお仕事です。
「明日、仕事行くの嫌だなぁ」と思いながらだと続けることはできません。
是非、皆さんの就活の視野に入れていただければ幸いです。