獣医師や愛玩動物看護師、トリマー、受付、そして彼らを支える本部スタッフ。
動物医療は、多くのプロフェッショナルたちの専門性と責任感によって成り立っています。
けれど、日々の忙しさや将来への不安から、個人の我慢や献身だけに頼って働き続けなければならない現場があることも事実です。
私が29歳でプリモ動物病院を創業した原点には、実家の愛犬の病気と死がありました。治療の過程で両親は深い不安を抱え、重いペットロスに苦しみました。
どれほど優れた医療があっても、ご家族の不安や暮らしまで支えきれなければ、本当の安心を届けることはできません。
そして、ご家族の不安に耳を傾ける余裕がない背景には、現場のスタッフが個人の我慢に頼り、疲れ切ってしまう環境の問題があることにも気づいたのです。
医療を提供する人が疲弊せず、命と暮らしに誠実に向き合える環境をつくること。 それが巡り巡って、動物とご家族の暮らしの質(QAL:Quality of Animal Life)を守ることに直結する。
そう痛感したことが、プリモの出発点でした。
だからこそ私たちは、個人の頑張りだけに頼らない「仕組み」をつくってきました。
院長が診療に集中できるよう本部が経営を支える「経営と診療の分離」。
新人が安心して学び育つための教育体制。
そして、地域密着の温かさと組織の安心感を両立させる「究極の個人病院グループ」という挑戦です。
仕組みは、人を縛るためのものではありません。一人ひとりが自分の強みを発揮し、目の前の命とご家族に向き合うための土台です。
私たちが目指しているのは、単なる規模の拡大ではなく、動物医療を選んだ人が「この仕事を選んでよかった」と心から思える時間を増やすことです。一人ひとりの成長が、医療の質を高めていく循環をつくっていきたい。
プリモは、まだ完成された組織ではありません。 これから変えていくべき課題も、つくるべき仕組みもたくさんあります。
だからこそ、完成された場所を探すのではなく、これからの動物医療を一緒につくりたいと思う方と出会いたい、そう思っています。
自分たちの仕事に誇りを持ち、命と暮らしに向き合う文化を、次の世代へ渡していきませんか。