ウエダ本社では、オフィスづくりにとどまらず、企業や地域の課題に向き合いながら、新しい価値づくりに挑戦しています。今回ご紹介するのは、入社2年目として営業を中心に、お客さまの課題と社内をつなぐ役割を担いながら、イベント企画や価値発信にも携わる菊池葵さんです。
菊池さんは、横浜で生まれ育ち、大学時代に京都と出会ったことをきっかけに移住。教職を志しながらも、休学期間中のさまざまな経験を通して、自身の視野を広げていきました。そんな中で出会ったのが、「人」や「組織」、そして「地域」に向き合うウエダ本社でした。
今回は、京都との出会いをきっかけにウエダ本社へたどり着くまでの経緯をはじめ、仕事を通して感じる面白さや印象的なプロジェクト、ウエダ本社が大切にする価値観や“人”の魅力、そして今後挑戦してみたいことについて、お話を伺いました。
京都タワーから見えた景色が、はじまりだった
ーまず、学生時代について教えていただけますか?
菊池:
横浜市で生まれ育って、大学も横浜でした。国際教養学部で学んでいたんですけど、当時「将来これをやりたい」という明確なものがあったわけではなかったですね。
というより、もともと教職課程をとっていて、ずっと勉強中心の生活をしてきたので、自分の中では「教師になる以外の選択肢はあまりないのかな」と思っていた部分がありました。
そんな中で転機になったのが、大学3年生の夏に旅行で京都に来たことでした。
その時に京都タワーに登って、上から街全体を見た瞬間に、本当に直感で「あ、ここ住みたい」って思ったんです。
なんというか、都会すぎないけど田舎すぎない。そのちょうどいいバランスがすごく心地よく感じました。少し足を伸ばせば自然があって、緑もしっかりあるし、街全体に独特の魅力があるなと思いました。
あと、食べることがすごく好きなんですけど、京都って個人店が本当に多くて、それぞれのお店にちゃんと個性があるじゃないですか。チェーン店だけじゃなくて、「ここ気になるな」と思えるお店がたくさんあって、そういう街の面白さにも惹かれました。
旅行だけではなくて、「実際に暮らしてみたい」という気持ちがどんどん強くなって、一度大学を休学して京都に住むことにしたんです。
-休学期間はなにをしていましたか。
菊池:
休学期間は、一年間飲食店でアルバイトをしたり、ボランティアや学習支援にも関わっていました。ちょうどコロナ禍で大学生活が思うように送れなかったこともあって、その時間を取り戻したいという思いもありましたね。
そうした経験を重ねる中で、それまで当たり前のように考えていた「教師になる」という選択肢だけではなくて、「他にも自分にできることがあるのかもしれない」と少しずつ思うようになっていきました。
“なんか面白そう”から始まったウエダ本社との出会い
ーどのようなきっかけでウエダ本社を知りましたか。
菊池:
京都で仕事を探していた時に、京都府が実施している府内企業のインタビュー記事の中でウエダ本社を見つけました。ホームページを見ても、正直最初は何をやっている会社なのかよく分からなかったんですよ(笑)。それでも、「なんか面白そうだな」という直感的な興味があって、それが出会いのきっかけでした。
もともと、自分の中で「正解が決まっていないこと」や「新しいことに取り組んでいくこと」が楽しいと感じていたので、そういう意味でもウエダ本社は自然と目に留まりました。
さらにホームページにある社長のブログを読んでいく中で、一番強く感じたのは「会社としてまず人を大事にしている」という姿勢でした。数字や売上はあくまで手段で、本当に目指しているのは事業を通じて未来の社会を創っていくこと。その「本気で世の中を良くしようとしているところ」に、強く惹かれました。
現在は営業を中心に、案件が始まる前のフェーズを担当しています。お客さんの課題や困りごとをヒアリングし、それを社内に持ち帰ってつなぐ“入口”のような役割です。
単に数字を追う営業というよりは、自社のイベントを企画したり、ウエダ本社の価値そのものを外に発信していくような動きもしています。
自分から手を挙げて、新しいことに挑戦できる環境
ー菊池さんから見た、ウエダ本社の社内の雰囲気について教えてください。
菊池:
すごく一言で言うと、「新しいことに挑戦しやすい会社」だと思います。
ウエダ本社って、いろんなところで種まきをしている会社なんですよね。「まずやってみよう」という空気があるので、まだ形になっていないことにも挑戦しやすい環境があります。
あと、外との関わりがすごく多いのも特徴だと思っています。ベンチャー企業の方や、個人で事業をされている方など、本当にいろんな人と一緒に仕事をする機会が多くて。社外の優秀な方々と関わりながら仕事ができるので、日々すごく刺激を受けています。
もちろん、会社として「こういうことをやってほしい」という方向性はあると思うんですけど、それ以上に「本人が何をやりたいか」をすごく大事にしている会社だなと感じています。
自分が「こういうことをやってみたい」と手を挙げて動いていく中で、少しずつ役割がついていくというか。最初から決まった役割に当てはめられるというより、自分の挑戦が仕事につながっていく感覚がありますね。
そういう意味では、自分から手を挙げて動ける人にとっては、すごく面白い環境なんじゃないかなと思います。
― ウエダ本社で働く「人」の魅力について、どのように感じていますか?
菊池:
本当にいろんな人がいる会社だなと思います。ただ、共通して感じるのは、みなさんすごく誠実に人と向き合う方が多いということですね。
あと、感性が豊かな人も多いなと感じます。同じ出来事を見ていても、人によって感じ方や視点が全然違うんですよね。「そんな見方があるんだ」と思うことも多くて、働いていて学ぶことが本当に多いです。
ウエダ本社の強みって、単に仕事ができるとか、成果を出せるということだけではなくて、「人としてどう在るか」をすごく大事にしているところだと思うんです。
それって社内だけではなくて、事業にもつながっていると思っていて。人や組織に向き合う会社だからこそ、まず自分たちの関係性も大事にしようという文化があるのかなって。
社員同士がお互いに「無関心でいない」ことや、関係性を築くことを一人ひとりが大切にしているからこそ、この雰囲気が根付いているのだと感じます。社内の関係性づくりも会社の価値になっていくと思うので、そういう部分をちゃんと会社として大事にしているのは、素敵だなと思っています。
人が変わる瞬間に立ち会う仕事
ーこれまでの中で、印象に残っているプロジェクトについて教えてください。
菊池:
印象に残っているのは、「ワーククロス」というプロジェクトですね。これは、いろんな会社のミドル層の方々が集まって、それぞれ自社の課題について考えていく取り組みなんです。
その中で一番面白かったのは、本当に目の前で人の意識が変わっていく様子を見られたことでした。
最初は少し受け身だった方が、対話を重ねたり、他社の人と話したりする中で、少しずつ仕事への向き合い方が変わっていくんです。自分の仕事を「会社から与えられたもの」ではなくて、「自分がどう関わっていきたいか」という視点で考えるようになっていくというか。仕事がどんどん“自分ごと化”していく感覚を見ていて、「こんなに人の意識って変わるんだな」と驚きました。
きっと、そうやって仕事との向き合い方が変わると、その人自身にとっても仕事が少しずつ面白くなっていくと思うんです。そういう変化のきっかけをつくれる場を生み出しているという意味で、ウエダ本社って本当に素敵な会社だなと感じました。
外に出て新しい気づきを得ることで、人の意識が変わる瞬間ってあるなと思っていて。そのためには、外から刺激を受けて終わりではなくて、その気づきを自分の中に持ち帰って、「自分はどうしたいんだろう」と考える。その内省があって初めて、人って変わっていくんだと思うんです。 外との関わりを通して自分自身と向き合うことが大事なんじゃないかなと感じています。
あと、日々の仕事の中でも、お客さん先で経営者の方々が未来の話をされているのを聞く時間がすごく好きなんです。「これからこういう会社にしていきたい」と語っている姿を見ていると、すごくワクワクしますね。
“世界”をフィールドに、価値観を届けたい
ー今後、挑戦してみたいことはありますか?
菊池:
実は、いつか世界に挑戦してみたいという思いがあります。
日本にいると、自分の中で当たり前だと思っている価値観って、あまり疑わずに過ごしてしまうことが多いと思うんです。でも、海外に行くと、その当たり前が一回壊れる感覚があるじゃないですか。
私は大学時代に国際教養学部で学んでいて、留学生や帰国子女の人も多い環境でしたし、授業も英語を使うものが多かったので、もともと海外への関心は強かったんです。
だからこそ、そこに“仕事”が重なったらもっと面白いんじゃないかなって思っています。
ウエダ本社が大事にしている、「経済価値一辺倒ではなく、数値化されない価値や、そこから生まれる『余白』を大切にする」という価値観って、日本だけじゃなくて、世界でもきっと意味があると思うんです。
特にこれから工業化が進む東南アジアなどでは、本当に自分がやりたいことをできているのか、幸せな暮らしや豊かさって何なんだろう、という問いが出てくる場面もあると思っていて。
そこにウエダ本社の考え方が入り込めたら面白いなと思うんです。全員に届かなくても、10人に1人でも刺さるようなコンテンツや価値観を届けられたら、それってすごく意味があることなんじゃないかなって。
― 最後に、今まさにこれからのキャリアについて悩んでいる同年代の方に向けて、メッセージをお願いします。
菊池:
正直に言うと、私は「これが絶対やりたい!」というものが明確にあった状態でウエダ本社に入ったわけではなかったんです。
もちろん会社の価値観には共感していたんですけど、「ここが絶対正解だ!」みたいな大きな期待を持っていたというよりは、「まずやってみよう」という気持ちの方が近かった気がします。
だから、就活って「絶対に大正解を引かなきゃ」と思いすぎなくてもいいんじゃないかなって、今振り返ると思います。1社目が自分にとって本当に合うかどうかって、結局入ってみないと分からない部分も大きいと思うので。
もし過去の自分に声をかけるなら、「そんなに完璧な答えを探さなくても、一旦やってみたらいいんじゃない?」って言うと思いますね。
あと、これは就活をしていてすごく感じたことなんですけど、自分を取り繕いすぎないことは大事だと思っています。
どうしても「企業に合わせなきゃ」と思ってしまうこともあると思うんですけど、無理に良く見せようとするより、自分がどういう人間で、どんなことを考えているのかを素直に伝えることの方が、結果的に自分に合う会社と出会える気がしています。
だからこそ、自分をうまく見せようとするというより、「今の自分」をちゃんとぶつけてみることが大事なんじゃないかなと思います。