GPSSエンジニアリングでバイオガス(メタン発酵)施設の設計をやっているスイちゃんです。
社会人になってからプラントエンジニアリングの仕事をやっていたのですが、主に廃棄物処理・リサイクル・水処理・公共水域(湖、河川、運河、閉鎖湾)の水質浄化の分野で仕事をしていました。
その経緯もあって、有機物の資源循環にも関わることが多く、堆肥と有機農業に興味&問題意識を持ち始めたことが契機になって、2009年から神奈川県平塚市にて家庭菜園をスタートしています。
1)最初の10年
最初に借りた畑の区画
正直言いますと、2009年当時、世のセレブとか芸能人とかが家庭菜園をやり始める人が増え、「家庭菜園ブーム」があり、私もそれに乗っかるという、かなりチャラい動機😅も手伝って勢いに任せて市民農園を借りて、幼稚園・小学校時代に習ったレベルのうろ覚えの知識で始めるという、かなり無謀なスタートを切ったのでした。
(今にして思えば、40㎡で年間8,000円という格安の賃料だったこともあり、始めるにあたってのハードルが低かったというのも大きかったと思います。もし、「自分も家庭菜園を始めてみよう」と思ったなら、市民農園はおすすめです。お住いの自治体の「市民農園」で、検索してみてください。ちなみに平塚市の市民農園情報は、コチラです。)
それでも1年目はビギナーズラックなのか?それなりに、収穫もあったのですが、2年目、3年目と進むにつれて、徐々に失敗作の割合が増えていくことに❗😢
原因についての考察は、いずれどこかの回で述べたいと思いますが、知識不足の中で始めた無謀な結果が年々ジワジワと顕在化していきました。
転機になったのは、4年目の2013年。この年、年始早々から堆肥についていろいろ調べまわったご縁で、仕事でも堆肥化装置メーカで高速発酵装置の開発や、機械散布(田植機の側条施肥装置)に適した造粒(丸粒)堆肥製造装置の開発に関わるということもあり、土づくりの知識を得るとともにと仕事の関係でいろんな堆肥の試作品をして頂いた関係で作物の出来も一気に改善の方向に舵を切ることができました。
2)11年目以降~現在
土づくりもそれなりに成果が出てきた2019年、それまで10年間借りていた市民農園が閉鎖されるということになり、別の土地にて耕作をイチから開始することになりましたが、現在では、50㎡の第一農園と、そこから300mほど離れた150㎡の第二農園にて、いろんな野菜にチャレンジしています。
第一農園(50㎡、2019年10月から耕作開始)
第二農園(150㎡、2021年1月から耕作開始)
最新の栽培状況は、こちらで確認できます。