今回お話を伺ったのは、CORDERでセールスを担当している大目さん。これまでリフォーム工務店やNTTグループ企業、建材専門商社とさまざまな経験を積まれています。

そんな彼がなぜCORDERにジョインすることになったのか、ジョインしてみて感じていることはなにか。これまでのキャリアと共に詳しく伺いました。

大目 卓／セールス

大学卒業後、リフォーム工務店で施工管理、事務に従事。その後、NTTグループ企業にて営業職を経て、建材専門商社へ。2023年6月株式会社CORDERに入社。フィールドセールスに従事しながら、セールスチームの立ち上げを行っている。

視野を広げるために地元のリフォーム工務店から東京のNTTグループ企業へ

ーーはじめに、1社目にリフォーム工務店を選ばれた理由を教えてください。

地元の広島の企業で、代表ともともと知り合いだったんです。また風通しがよく、さまざまな経験が積めるポジションに配属してもらえそうだったので、入社を決めました。

実際入社してからも、見積書の作成から現場の管理、人員の配置、工事内容の検査などさまざまな業務に携わらせてもらいました。

ーーそこから東京の企業へ転職されるんですよね。

そうです。地元の企業で働いていて、自分の視野の狭さを感じるようになったんです。仕事柄、色々な人と関わる機会が多く、この仕事以外にもたくさんの仕事があるなと思って。

この先もずっとこのままでいいのかなという不安に襲われていました。だから地元を離れて、頼れる先がない東京という土地で1から働いてみようと決心したんです。

ーーNTTグループ企業に就職されたのには、何か決め手があったのでしょうか？

NTTグループ企業に就職したのは、通信キャリアというインフラを支える事業を行っていて、やりがいのある仕事だろうと感じたことが大きな理由でした。また営業職での入社だったので、自分が課題に感じていた言語化力、プレゼン能力が磨けると思ったことも理由のひとつです。

インバウンド・アウトバウンド両面の営業経験で成長を実感

ーーNTTグループ企業で行っていた業務内容を教えてください。

最初はインバウンド営業を担当していました。法人のお客様の問い合わせに対して、どういった課題を抱えているのかをヒアリングし、解決策の提案を行っていました。

組織体制が変わったタイミングで、アウトバウンド営業も担当するようになって。入社前に求めていた言語化力やプレゼン能力は磨くことができたかなと思っています。

ーーご自身の成長を実感されていたわけですね。

インバウンド営業をはじめた最初のころは、問い合わせ内容がさまざまで、全然答えることができなかったんです。自分の実力やスキルがないことを痛感して、かなり苦しんでいました。

ただ少しずつ問い合わせに答えられるようになったり、解決策の提案ができるようになったりしていって。アウトバウンド営業も相手の温度感を察知して、クロージングを行うことができるようになって成果を出せたので、目に見えて成長しているなと実感が持てていました。

新しいことに挑戦し、自身が成長し、結果を出せるようになっていく過程がとても楽しくて、モチベーション高く働けていたと思います。

ーーそこから退職に至ったのはなぜですか？

母親が大きな怪我をして入院してしまって、一時的に地元に戻ることになり、退職しました。1年ほどで母親の怪我が治ったので、そこから転職活動をして、大阪の建材専門商社に就職しました。

建材専門商社を選んだ理由は大きく3つあります。1つ目は、リフォーム工務店で働いていた経験が活かせること。2つ目は、父親が不動産業界で働いていたので、もともと興味があったということ。3つ目は、裁量権が大きい会社であったこと。

これまでの経験を活かしつつ、興味のある分野で、自分の実力やスキルをより伸ばしていけるだろうと思ったので、入社しました。

大きな裁量権とOne Teamというカルチャーに惹かれ、CORDERへ入社

ーー建材専門商社ではどのような業務を行っていたのですか？

新規営業、既存営業の両面を行っていました。建設会社や工務店などの取引先が必要とする商品の提案、調達などが主な業務内容です。また工事現場に出向いて、施工管理補佐のようなポジションを務めることもありました。

ーーただ建材専門商社も3年ほどで退職されたんですよね。

そうです。退職を決意したのは、カルチャーのミスマッチがあったからです。私は会社の売上を上げていくために、新しいことにどんどん挑戦していくべきだという考えを持っていました。

だから、積極的に新しいサービスの企画や売り方を会社に提案していたんです。ただ石橋を叩いて渡るようなカルチャーの会社だったので、提案が採用されることはほとんどありませんでした。

このままだと会社はもちろん、自分の成長も止まってしまうなと思い、新しい経験が積める環境に行こうと思いました。

ーー新しい経験が積める環境はたくさんあると思いますが、その中でもCORDERを選ばれたのはどのような理由からですか？

CORDERを選んだ理由は大きく2つです。1つ目は、裁量権が非常に大きいと思ったこと。当時、組織に営業担当がいない状況だったので、1から営業チームを作っていけることに魅力を感じました。

2つ目は、ワンチームというカルチャーに惹かれたこと。営業という仕事はどうしても個人プレーになりがちですが、CORDERであればチーム一丸となって目標達成に向かっていけるように思え、入社を決めました。

ーーOne Teamで、組織やサービスを1から作っていけるようなところに惹かれたわけですね。

そうです。整いきっていないからこそ、自分たちの頑張り次第で、どんどんいいものが作っていけるなと。

これは内定が決まってからの話になりますが、歓迎会をしていただいたんですよ。そこで経営陣2人がとても人間味のある人柄だなと思えて。また「このチームを勝たせたいよね」という話を全員でしていたときに、いい会社だなと。このチームを勝たせたいな、このチームなら勝っていけるなと私も心から思えたんです。

ーー経営陣2人は人間味があるとのことでしたが、具体的にはどのようなお人柄なのでしょうか？

お二人共いつも冷静で、落ち着いてて、ロジカルに物事を考える方々なんですが、行動力もあるんですよ。熱量が高く、一緒に何かやりたくなるような、そんな人柄です。

経営陣2人の雰囲気が浸透しているからか、会社全体としても落ち着いています。とはいえ、内に秘める思いはみんな熱く、ベンチャーらしさもあるかなと思います。

お客様の声を反映させながら。業界を変革できる価値あるサービスを作り上げていく

ーーCORDERでの業務内容を教えてください。

積算代行サービス「積算BPO」の営業を担当しています。

「インサイドセールスのマネジメント」「商談」「商談後のフォロー」の3つが具体的な業務内容です。役員の柿澤と共に、営業戦略を練ったり、営業目標を立てたりもしています。

そういった意味でも、裁量権が非常に大きいなと感じています。

ーー裁量権が大きいこと以外にも、CORDERのセールス職のどんなところに魅力を感じていますか？

営業がお客様からヒアリングした内容を、サービスにも反映させていけるところはCORDERの大きな魅力です。営業だけではなく、サービスづくりもしていきたい人にはとてもいい環境だと思います。

例えば、お客様から「こういう課題がある」というお話をいただいたら、柿澤と相談して「こういう新しいサービスを検討していこう」みたいな話をしますね。

ーー営業チームが現在抱えている課題は何かありますか？

大手積算事務所という競合がいる中で、どのようにすれば自社を選んでもらえるのか、そこの戦略がまだ決まり切っていない部分は課題のひとつです。 一方で、戦略が決まり切っていないからこそ、柔軟に対応していける部分は強みでもあるなと思っていて。

お客様の反応や意見を取り入れながら、変化していくことができる。そのため長期的には、業界やお客様にとって本当に価値のあるサービスにしていけるのではと確信しています。

また前述したように、CORDERには熱量の高いメンバーが集まっています。そんなメンバーたちと本気でお客様と向き合いサービスづくりを行っていけば、自分も組織も成長していけるはずです。

ーーどんな人と一緒に働きたいと思いますか？

営業は、最終的には人で選ばれる仕事だと思うんです。真摯にお客様と向き合うことがとても大切です。だからこそ、現場に足を運びながらお客様の課題をちゃんとキャッチアップできる人がいいですね。

また柔軟に自分を変化させ続けられる人。今後も会社が新しい体制をとったり、新しい事業を行ったりもすると思うので、そこに合わせて自分もアップデートできる人だとマッチすると思います。

あと業界未経験の方でも、商談の様子は音声や映像で残っているので、必要になる情報はすぐにキャッチアップできると思います。むしろ他業界でどのような営業手法が有効だったのか共有してくれて、一緒に話し合えるようなメンバーに来てもらえたら非常に嬉しいです。

ーー最後に、今後の目標を伺いたいです。

営業チームをマネジメントできるようになりたいなという思いとお客様の課題をきちんと解決できるようなサービスを作りたいなという思いの2つの目標があります。

営業チームのメンバーが増えて、売上が上がっていけば、それだけ会社の成長にもつながりますし、より多くのお客様の課題を見つけられて、新規のサービスづくりに活かすこともできます。

「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり」という高杉晋作の言葉を座右の銘にしていて、この言葉どおり業界も会社も自分自身も、どんどん変えてより良いものにしていけるようにしたいと思います。