こんにちは!ギークリー新卒採用担当です。
新卒採用担当として中途入社した奥田さん。
前職はプライム上場・数千人規模の人材企業で、同期最速の課長昇格。
一見すると順風満帆なキャリアの中で、なぜあえて肩書きを置きベンチャーで“メンバーから”リスタートする選択をしたのか。お話を伺いました。
“認められたい”想いが導いた、巻き込む力の原点
ーまずは自己紹介をお願いします。
ギークリーで新卒採用を担当している奥田です。
前職では人材業界の上場企業で人事として採用・教育に携わり、4年目で課長職に昇格しました。一見順調そうなキャリアに見えるかもしれませんが「あえて今、このタイミングで」ベンチャーに飛び込んだのは、“もう一度ちゃんと挫折したかった”という感覚が近いかもしれません。(笑)
ー学生時代はどのように過ごしていましたか?
私は3人兄弟の真ん中で育ったこともあって、小さい頃から「もっと自分を見てほしい」「期待に応えたい」 という気持ちが強いタイプでした。優秀な兄の存在もあり、先生からは自然と期待の目を向けられていたこともあって、小学生の頃から学級委員やリーダーを任されることが多かったです。
中学・高校ではバレーボール部に所属していたのですがどちらも部長を勤めていました。中学では周りのモチベーションが決して高くはない中でチームをまとめるために奮闘、高校ではスポ根タイプの監督のもとで本気で打ち込む毎日で、バレーボールを通じて人を巻き込みながらチームで戦う楽しさと難しさを、実感した学生時代だったと思います。
大学時代は、学業・アルバイト・サークルをバランスよく楽しみつつ、「中高の頃ほど何かに全力ではなかったな」と感じていて。
この大学時代の経験が後の就職活動やキャリアの選択に、少なからず影響していると今は考えています。
迷いと挑戦の先に開けた、思いがけないキャリア
ー就職活動の軸はありましたか?
就活の初期は家具メーカーなどの営業職のインターンに参加していて、「とりあえず営業かな」という程度で、明確な軸はありませんでした。
人と話すのは好きなのに、実はかなり人見知りで(笑)、今思うと「なぜ営業に行きたかったんだろう?」と思うほどですが、当時は不安よりも“挑戦したい気持ち”が強かったんだと思います。
人材業界を見始めた理由も、シンプルに「人と関わる仕事がしたいから」。ざっくりした理由ではありますが、人と向き合い、信頼を得て成果を出す働き方に惹かれていました。
その上で意識していた就活軸は、「自己成長」「チームワーク」「社風」。
成長しながら周囲から信頼される存在になりたい気持ちはある一方で、私はビビりな性格なので(笑)、個人裁量だけの環境より、仲間や制度のバックアップがある会社を選びたいと思っていました。
そうした中で出会ったのが前職の人材企業で、 入社前から同期との交流の場が多く、「このコミュニティなら頑張れそう」と感じたこともあり、その会社に入社を決めました。
ーそこで配属されたのが、まさかの人事だったんですね。
はい、本当に驚きました。(笑)
営業志望で入社を決めていたこともあり、人見知りな自分が人事になるとは思っていなかったので、最初は不安のほうが大きかったです。ただ、人材業界で働く以上、採用に関わってみたい気持ちもあったので、嬉しさと戸惑いが混ざったスタートでした。
社内研修の企画・運営や全国社員との面談など、「採用」と「教育」の両面を経験しました。
どちらも未経験でしたが、周囲に支えられながら評価をいただくことも多く、恵まれた環境だったと思います。数千人規模の会社で採用メンバーが3人という特別なポジションだったこともあり、「この場にいる自分」への誇りが大きなモチベーションでした。
ーそこから順風満帆にキャリアアップしていったんですか?
…と言いたいところですが(笑)、3年目に差し掛かった頃、一度転職を考えたことがあります。現場と経営の間のギャップが埋まらず、板挟みになっている感覚が強くなったからです。
若手だった私はどちらかというと“現場寄り”のリアルな意見を聞くことが多い一方で、同じフロアでは経営企画の部署が会社の方針について議論している声も日々耳に入ってくる。その両方を見聞きする中で、「この差はどう埋めればいいんだろう」と葛藤するようになりました。
しかし、当時の経験は採用も教育も1年半ずつ。
中途市場で即戦力とは言い切れず、転職には踏み切らないで現職でキャリアアップすることを目指しました。
順風満帆でも消えなかった“違和感”が生んだ新たな一歩
ー課長昇格は4年目。率直な気持ちは?
4年目で課長に昇格したときは素直に嬉しかったです。一方で、どこかで俯瞰して受け止めている自分もいました。
若手女性管理職という発信しやすいモデルケースでもありましたし、人事として全体を把握しやすい立場だったことも、任せてもらえた理由の一つだと理解していました。頑張ってきた実感はありつつも、実力だけで到達したわけではないということも冷静に分かっていたと思います。
とはいえ課長になってからの1年は本当に学びの多い1年でしたね。
初めて部下を持ち、課全体の成果を背負う立場になり、「マネジメントする側として必要な力が、まだ十分ではない」と実感する場面が増えました。
特に、“成果の追い方”に対する自分の理解が浅かったことに気づいたのは正直ショックでしたね。数字の見方やコストの考え方、進捗管理、人材育成──どれも触れてはいたものの、これまで感覚でこなしてきた部分も多く、ロジックで理解できていないと気づかされました。
さらに、最終判断は上位の役職者が下してくれる環境でもあったので、「自分が本気でやらなくても、なんとかなるだろう」という想いもあった一方で、「このままでは自分の力が伸びきらないのでは」という焦りも芽生えてきました。
評価もいただいているし、ポジションもある。それでもふとした瞬間に、「このままの自分で、本当にいいのか?」と考えるようになりました。その違和感が積み重なったことが、本気で転職を考え始めた最初のきっかけでした。
ー転職活動をする中で、ギークリーを選んだ決め手は?
転職活動では、それまでの経験を活かせる人事職を軸に様々な業界を見ていました。正直、Geeklyは最初から第1志望というわけではなかったのですが、面接で社員の方と話したことで印象が大きく変わりました。
特に印象的だったのが、 「今は自分たちの手で組織を作っていけるフェーズ」という言葉です。新卒から大手企業で働いて、制度や文化を“変えたいと思っても簡単には変えられない”もどかしさを感じていたからこそ、組織づくりに当事者として関われる環境に強く惹かれました。
もう一つの決め手は、「基準の高さ」と「本気度」。
事前にエージェントの方からも「目指している水準が高い会社」と聞いていましたが、実際に面接でお会いした社員の話し方や、数字・目標への向き合い方からも感じました。
Geeklyでは、目標を“できるかどうか”ではなく、“どうやって実現するか”を前提に考える文化が根づいています。
中途として入社しても、その思考の基準が日常の会話や議論の中に自然と現れていることを感じますし、こうした基準に最初に触れるかどうかは、ファーストキャリアの“当たり前”を大きく左右すると実感しています。
学生時代にバレーボールに熱中していた頃のような「目標に向かってチームで本気で走る空気」を感じ、「ここならもう一度、初心に返って成長し直せる」と思いました。積み上げてきたものを壊して1から始める覚悟を持つためには、部活のような空気が必要だな、と感じたのも正直なところです。(笑)
ー実際に入社して感じたことはありますか?
入社してまず感じたのは、「人も仕事も、とにかく熱量が高い」。
前職は部署ごとに役割がはっきり分かれていて、自分の領域以外にはあまり踏み込まない文化でしたが、Geeklyは真逆で、少しでも自分の業務に関係がありそうだと感じたら、自然と会話に入り、一緒に考える。
その主体性とスピード感に、最初は正直圧倒されました。そもそもコミュニケーション量も多いんですがほとんどが仕事の議論で、その密度が成果に直結していると感じます。
そして、入社当初は自分の経験を活かせる領域から任せていただいてましたが、業務の幅が広がるにつれ、“できない自分”がはっきり見えるようになりました。
前職では採用も教育も評価され、課長まで昇格しましたが、Geeklyの基準に照らすと、ロジックの組み立て方や数字の見方、進捗の追い方など、ビジネスの“土台”に抜け漏れがあることに気づかされましたし、それだけ基準の高い環境であることを実感しています。
優しく包んでくれる環境から一歩外に出たことで、「自分は何ができて、何ができていないのか」が、ごまかしなく浮き彫りになった感覚です。
「なぜやるのか」「どう数字に繋がるのか」を丁寧に言語化しながら伴走してくれるメンバーがいますし、日々自分が成長していることも実感していて、「あのとき、肩書きにしがみつかずに飛び込んでよかった」と、今は心から思っています。
まっさらな視点で深める“自己理解”とキャリア選び
ー人事として大切にしていることはありますか?
前職の頃から一貫して大切にしているのは、色眼鏡をかけないことです。
私は幼い頃から「親の言うことは絶対」という環境で育ち、あまり柔軟な考え方ができるタイプではなかった影響もあり、新卒で人事になったばかりの頃は、 「この部活ならこういうタイプだろう」「この経験をしているならこういう人だ」 と、無意識に決めつけてしまうこともありました。
上司に指摘されてからは学生さんの話をより丁寧に聞き、フラットに受け止めることを意識しました。すると、「よく話を聞いたら全然印象が違った」「この人は活躍しそうだ」という気づきが増えていったんです。
実際、前職ではそうして採用した学生が、入社後に活躍し昇格していく姿を何度も見てきましたし、その経験があるからこそ、今も“まっさらな状態でその人を見る”ことは、人事として譲れないスタンスだと思っています。
ー最後に、就活生の皆さんに一言お願いします。
どの会社に入ったら自分は活躍できるのか、充実した生活を送れるのか。
分からないことだらけで不安な人も多いと思います。
納得のいく就活のために大切なことは、「自分をどれだけ理解しているか」です。
私自身、就活生の頃は「バレーボールを10年続けてきたから継続力がある!」と言っていましたが、今振り返ると、本質は「継続力」よりも、バレーボールや部活というコミュニティを通じて、自分の“存在を認められたい”という思いが満たされていたから続けられたのだと思っていて。
だからこそ、モノではなく「人」のために動き、直接評価を受けられる人材業界が自分には合っていると感じています。
社会人になって数年経ってから見えてくることも多いですが、皆さんにはできるだけ早い段階で、自分の感情や思考に丁寧に向き合ってほしい。それが、自分の軸をつくり、会社選びの精度も高めてくれるはずです!
私をはじめギークリーの社員は、皆さんと本気で向き合っていきます。
その過程で、皆さん自身の“色眼鏡”を取ってあげることが出来るかもしれません。
お会いできることを楽しみにしております!
あなたの“成長したい”想いを、ぜひ当社に届けてください。