こんにちは、MOYAIの広報です。
今日はプロダクトの新機能ではなく、会社としての“土台づくり”のお話しをします。
MOYAIはこのたび、JAPHICマークを取得しました。
JAPHICマークって?
一言で言うと、
個人情報を適切に取り扱うための体制を整えて、ちゃんと運用していることを第三者機関が認めてくれた証のことです。
もう少しだけ補足すると、個人情報保護法に準拠した形で、保護措置の仕組み(ルールや運用)を整備・運用している事業者に対して、JAPHICマークの使用が認められる制度です。
なぜ、いま認証を取ったのか
MOYAIのプロダクトであるAIカメラ付きデバイス「IoTube®」や 同じくAIカメラ搭載のデジタルサイネージ「INFODIA®」などは、電車や駅などのいわゆる公共空間で使われています。
また、AIカメラを使っていることもあり、「ちゃんとやっています」という自己申告だけでは、安心の根拠として弱い。
だったら、外部の認証という形で“見える証拠”を積み上げよう。
それが、今回の出発点でした。
進めてみたら、想像以上に“地味に大変”だった
正直に言うと、やることは多かったです。
社内ルールの棚卸し、運用フローの見直し、そして何より書類の整備。
(ここがいちばん重い。静かに重い。)
体制としても、ほぼ1名で進める時間が長く、
「これ、終わるのか?」「ある意味終わっている?」と自問自答する日もありました。
(※ちょっと盛ってます)
一方で、進めるほどに腹落ちしたこともあります。
認証のために整える作業は、結果的に
“会社の弱点を見つけて直す時間”でもありました。
穴を見つけるたびに「ったくしょうがねぇな」と思いながらも、
一つずつ埋めていくと、会社の足腰が強くなる感覚がある。
この感覚は、地味だけど楽しいものでした。
(マーク取得支援株式会社さんにとてもお世話になりました)
審査当日、そして結果
審査当日はさすがに緊張しましたが、
審査員の方がとても丁寧で、雰囲気は終始和やかでした。
結果として、無事に認証(合格)となりました。
最後に:土台づくりは、派手じゃない。でもじわじわ効く
MOYAIはまだ小さな会社です。
それでも社会インフラに関わる領域で事業をしている以上、
プロダクトだけでなく、会社としての信頼も同じだけ積み上げていきたい。
JAPHICマークは毎年更新とのことなので、
未来の自分(と未来のMOYAI)に、しっかり引き継ぎたいと思います。