「フルリモートじゃないと転職したくない」
ITエンジニア、Webディレクター、PMO、情シス、QAなど、IT・Web・DX領域で働く方から、こうした希望を聞くことがあります。
・通勤時間をなくしたい。
・集中できる環境で働きたい。
・地方や自宅から、東京の案件に関わりたい。
・家族や生活とのバランスを取りたい。
その気持ちは、とても自然です。
ただ、今の転職市場を見ると、ひとつ現実があります。
正社員で、完全フルリモートだけを条件にすると、選べる求人はかなり狭くなります。
フルリモート求人は、思っているほど多くない
海外の公開データを見ても、フルリモートは多数派ではありません。
リモートワーク自体は定着しています。
しかし、完全フルリモートが主流になったわけではありません。
直近のデータでは、リモート可能な職種でも中心になっているのは、フルリモートではなくハイブリッド勤務です。
・週に数日出社し、残りをリモートで働く。
・チームの状況やプロジェクトに応じて出社日を調整する。
・重要な打ち合わせやオンボーディング、設計レビューは対面で行う。
こうした働き方が、現在の中心になっています。
求人広告ベースで見ても、完全リモート求人はかなり限られています。
フルリモート求人は人気が高い一方で、求人数が少ない。
つまり、候補者が集中しやすく、選考も厳しくなりやすいということです。
正社員フルリモートは、企業側のハードルが高い
企業が正社員に求めるものは、単に作業をこなすことだけではありません。
・チームとの連携。
・育成や引き継ぎ。
・顧客や事業部門との調整。
・プロジェクトの状況共有。
・セキュリティや情報管理。
・新しいメンバーのオンボーディング。
・トラブル時のスピード感ある意思疎通。
こうした要素があるため、企業側は「全員フルリモート」よりも、「必要に応じて出社できるハイブリッド」を選びやすくなります。
特に、PMO、Webディレクター、情シス、QA、SRE、クラウド、AI/DXのように、関係者との調整やチーム連携が多い職種では、フルリモート固定よりも、ハイブリッド前提の求人が多くなりがちです。
もちろん、正社員でもリモート可能な案件はあります。
ただし、「必ずフルリモート」「ずっと出社なし」を最優先にすると、選択肢は一気に狭くなります。
フルリモートを最優先するなら、フリーランスも現実的な選択肢
もし、あなたにとって最優先が「どこで働くか」なら、正社員だけで探すよりも、フリーランスという選択肢を持った方が現実的です。
フリーランス案件では、成果物や稼働内容、経験スキルを前提に、働く場所の自由度が高い案件もあります。
特に、開発、クラウド、SRE、データ、AI/DX、Web制作、PMOなどでは、業務内容や商流によって、基本リモートやフルリモートに近い働き方が可能な案件も存在します。
もちろん、フリーランスにも注意点はあります。
・案件がいつまでも続く保証はありません。
・スキルや経験が求められます。
・単価だけでなく、契約条件や商流も見る必要があります。
・正社員のような雇用の安定とは違う働き方になります。
それでも、働く場所を最優先したい人にとっては、正社員よりもフリーランスの方が条件に合いやすい場面があります。
正社員で選ぶなら、フルリモート確約より「経験が広がるか」を見る
一方で、正社員としてキャリアを安定させたい方は、フルリモートだけにこだわりすぎない方がいい場合もあります。
大事なのは、働く場所だけではありません。
・どんなプロジェクトに関わるのか。
・どんな役割を任されるのか。
・設計、改善提案、要件整理、課題管理に広がるのか。
・技術の幅が広がるのか。
・次のキャリアにつながる経験になるのか。
正社員として経験を積むなら、リモート可否だけでなく、経験の広がりも見るべきです。
フルリモートにこだわって、ずっと同じ作業だけを続ける。
これは、短期的には楽でも、長期的にはキャリアが止まる可能性があります。
逆に、ハイブリッドや一部出社があっても、上流工程、クラウド、AI/DX、PMO、品質改善、Web改善などに経験が広がるなら、数年後の市場価値は変わるかもしれません。
フェローシップでは、正社員とフリーランスの両方を用意しています
株式会社フェローシップ DX事業部では、正社員としてIT・Web・DX領域のプロジェクトに参画する働き方と、フリーランスとして案件に関わる働き方の両方があります。
正社員の場合は、安定した雇用を持ちながら、経験・希望・スキルを踏まえてプロジェクトに参画します。
案件に入って終わりではなく、参画前のすり合わせ、参画後のフォロー、その先のキャリア形成まで支援します。
フリーランスの場合は、これまでの経験や稼働条件を踏まえ、案件とのマッチングを行います。
フルリモートや基本リモートを希望する方は、正社員だけでなく、フリーランス登録も選択肢に入れてみてください。
・働く場所を最優先したいのか。
・正社員として安定しながら経験を広げたいのか。
・単価や自由度を重視したいのか。
・長期的なキャリア形成を重視したいのか。
どれが正解かは、人によって違います。
ただ、フルリモートだけを条件にして、選択肢を狭めすぎるのはもったいない。
正社員で経験を広げる道もある。
フリーランスで働き方の自由度を高める道もある。
フェローシップ DX事業部では、その両方の選択肢を用意しています。