皆様こんにちは!
ギグーで広報を担当している宇佐美です🐰
ギグーでは毎月、AIに関するさまざまなテーマについて意見を交わす「AIラウンドテーブル」を開催しています!
今回のテーマは、
「開発現場のAI活用のリアルを共有」
開発現場でAI活用が広がる中、実際にはどんな業務で、どこまでAIが使われているのでしょうか?👀
今回は、開発・データ分析・インフラ・コンサルなど、さまざまな立場でプロジェクトに参画するメンバーが集まり、それぞれの現場でのリアルなAI活用について意見を交わしました!
開発現場では、AIをどう使っている?

議論では、
- Geminiを活用した情報収集や資料作成
- NotebookLMを活用したナレッジ共有
- Snowflake Cortex AIを活用したデータ分析
- Copilotを活用した調査・業務支援
- AIによるファイルのフォーマットチェック
など、さまざまなAI活用事例が共有されました。
特に印象的だったのが、マニュアルや手順書、勉強会の録画などをNotebookLMに読み込ませ、分からないことを質問できる環境をつくるという活用方法です。
個人の作業効率化だけではなく、AIを使ってチームに蓄積された知識を活用する動きも広がっています。
そこで見えてきたのが、
「AIを、チーム全体の知識を活かす仕組みにする」
という考え方でした。
📝このパートの要点
AIは個人の業務効率化だけではなく、ナレッジの蓄積や共有にも活用できる。
AI活用によって、チーム全体のスキルの底上げにもつながる。
Claude Codeにツール開発を任せる

ある現場では、新機能をリリースする際に、
環境ごとに異なるパラメータファイルを誤って反映してしまう事象が発生。
そこで再発防止のため、Claude Codeを活用して、パラメータファイルをチェックするツールを開発した事例が紹介されました。
さらに、
- Google Apps Scriptを使ったプログラム開発
- データ同士の差分チェック
- テストの自動化
- コードや設計書のチェック
などにもAIを活用。
実際に試してみた中では、細かく仕様を一つずつ指示するだけでなく、
「まずAIに作らせて、そこから人が調整する」
という進め方も有効だったそうです。
📝このパートの要点
AIはコードを補助するだけでなく、ツールそのものを作るところまで任せられる。
まずAIに形を作ってもらい、人が確認・調整することで、開発の進め方そのものを変えられる。
AIにも「役割」を持たせる

今回、特に盛り上がったのが、AIにそれぞれ異なる役割を持たせる活用方法です。
例えば、
- 要件定義
- 設計
- コーディング
- テスト
- セキュリティチェック
- レビュー
など、工程ごとにAIの役割を分けて活用します。
テストでも、一つのAIだけに確認させるのではなく、「コードの視点」「設計書の視点」など、それぞれ異なる観点からチェックさせることで、手戻りの削減につながったという事例が共有されました。
そこでポイントになったのが、
「一つのAIに、何でも任せすぎない」
ということ。
📝このパートの要点
AIに細かく役割を与えることで、より精度の高いアウトプットにつながる。
人間のチームと同じように、「誰に何を任せるか」を考えることが重要。
AIを使える環境は、現場によって違う

一方で、AI活用の進み方は現場によって大きく異なります。
今回参加したメンバーからも、
- Claude Codeなどを活用できる
- Copilotのみ利用できる
- NotebookLMは利用できない
- コーディング支援AIがまだ導入されていない
など、さまざまな環境が共有されました。
AIを使いたいという声が多くても、セキュリティや社内ルールの観点から、すぐには導入できない現場もあります。
だからこそ、
「使えるAIを、今の環境でどう活かすか」
という視点も大切です。
📝このパートの要点
AI活用は、ツールの性能だけでは決まらない。
セキュリティやルールを守りながら、限られた環境の中でどう活用するかを考えることも重要。
AIに任せること、人が考えること

コンサルティングの立場からは、開発とは少し異なるAI活用についても共有されました。
AIを活用しているのは、
- 情報収集
- 情報の整理・比較
- 仮説の壁打ち
- 文章作成
- ロジックの抜け漏れ確認
など。
一方で、AIから出てきた情報をそのまま使うのではなく、「何を調べるのか」「その回答は正しいのか」を考えることは、人間の重要な役割です。
そこで共有されたのが、
「問いを立てることと、答えを評価することは人が担う」
という考え方でした。
📝このパートの要点
AIに任せるのは、情報収集や整理、壁打ち。
人間が集中すべきなのは、「問いを立てること」と「AIの回答を評価・判断すること」。
AIが使えないなら、ローカルで作る?

後半には、セキュリティ上クラウド型のAIを利用できない場合の選択肢として、ローカルAIについても話が広がりました。
紹介されたのが、
- Ollama
- AnythingLLM
- Obsidian
などを組み合わせ、自分のPC内でAIを動かすという方法です。
まだ検証段階ではありますが、外部に情報を出さずに、NotebookLMのようにナレッジを蓄積・検索できる環境をつくれないかというアイデアが共有されました。
「使えないなら、別の方法を考えてみる」
そんな発想から、新しいAI活用の可能性も生まれています。
📝このパートの要点
セキュリティなどの理由でクラウドAIが使えない現場でも、ローカルAIという選択肢がある。
制約があるからこそ、その環境に合ったAI活用を考えることが大切。
まとめ🌱

最後に参加者と写真を撮りました✌️✨
今回のラウンドテーブルでは、開発・データ分析・インフラ・コンサルなど、さまざまな立場からAI活用のリアルな事例が共有されました!
同じ「AI活用」でも、現場によって使えるツールも、使い方も大きく異なります。
今回の議論を通して改めて感じたのは、
「AIを使うこと」ではなく、「AIをどう仕事に活かすか」が大切だということ。
AIに任せられる作業は任せながら、人は判断や設計、問いを立てることに集中する。
そして、他の現場で生まれた活用方法を共有することで、「自分の現場でも試してみよう」という新しいアイデアにもつながっていきます。
ギグーではこれからも、さまざまな現場で得た知識や経験を共有しながら、会社全体でAIリテラシーを高めていきます🙌
次回のAIラウンドテーブルもお楽しみに!😊