こんにちは。
アドバイザリー企画推進部のディレクターをしております、城戸と申します。
今回は、フロント業務を支えるアドバイザリー企画推進部の紹介をしていきます。
当部署の構想は、2020年10月頃にスタートしました。
当時は組織が拡大していく中で、人員も増え、いろんな考え方やライフステージのメンバーが集まってきていました。
それ自体はすごくいい変化だった一方で、それまでなんとなく成立していた働き方――いわば「働き方無制限」みたいな状態が、少しずつ難しくなってきていた時期でもありました。
これまでの働き方はかなりハードで、平日はクライアント先でデューデリジェンスや計画策定を行い、夜にホテルに戻ってからモニタリング資料や提案書を作る、というのが当たり前でした。
成果を出すためには必要なプロセスではあるのですが、正直なところ、全員がずっと続けられる働き方ではなかったと思います。
また、案件が始まるときも大変で、提案後に資料を受け取り、それを一気に読み込んで、経営者と会話できる状態まで持っていく必要があります。
この“読み込み作業”ってかなり大変なのですが、実際に価値を出しているのは、その先の分析やディスカッションの部分です。
つまり、価値を出す前段階の作業にかなりの時間と労力を使っている構造があったのですよね。
こうした状況の中で、「フロントメンバーが本来やるべきことにもっと集中できる環境をつくれないか」という問題意識が生まれました。
それが、「全員フロントじゃだめだよね」と考えたきっかけです。
そこで、こうした作業を切り出して担うチームをつくろう、という構想が立ち上がりました。
実際に立ち上げてみると、提案書などにしっかり時間をかけられるようになり、アウトプットの質は以前より確実に上がったと思います。
業務負担も軽くなった部分があり、一定の効果はありました。
また、モニタリング業務についてはもともと外部化していたのですが、このチームの中で機能として持つようになったのも大きな変化でした。
関西では主婦の方を中心に体制をつくっていて、いろんな働き方の人が関われるチームになっていたのも特徴です。
ただ、うまくいったことばかりではありません。
遠隔でデータを扱う難しさや、現場でしか取れない情報とのズレが原因で、結果的に「現場でやり直し」といったこともありました。
また、フロント経験や会計知識がない状態で業務を担うことの難しさもあり、当時の業務内容との相性という意味では課題もありました。
さらに、自分自身もフロント案件に入る必要があったため、チーム運営との両立が難しく、一度チームとしては解散に近い形になりました。
その後、非常駐案件への活用なども試みましたが、うまく形にはできず、試行錯誤が続きました。
そして2025年、これまでの経験を踏まえて、改めて組織を再設計することになります。
今度は中途半端にフロントと兼ねるのではなく、「完全に切り離したミドルオフィス機能」として、
事業会社でいう経営企画のような役割を担う部署――アドバイザリー企画推進部(API部)として再スタートしました。
現在のチームには、いろんなバックグラウンドのメンバーがいます。
フロントから復帰したメンバーは、どんな業務にも前向きに取り組み、チームの雰囲気をすごく良くしてくれています。
第二新卒で入社したメンバーは、資料作成のクオリティや理解力が高く、社内全体のアウトプットの底上げにもつながっています。
そのほかにも、テックに強いメンバーや、異なる専門性を持つメンバーが加わり、正直「こんなこともできるんだ」と感じる場面が増えました。
これまで財務中心だったチームとは違い、できることの幅が一気に広がった感覚があります。
現在の業務は、大きく以下の領域に分かれています。
・ 業務企画(基幹システムや採算管理)
・ 採用広報(魅力発信と採用戦略)
・ テック(業務効率化ツールの開発)
・ 研修事業(社内外の教育プログラム)
・ モニタリング/営業事務(業務支援全般)
例えば、金融機関や弁護士の方を含めた約200名規模のカンファレンスの運営や資料作成も、このチームが担っています。
正直なところ、まだ「これがAPI部です」と言い切れるほど確立された組織ではありません。
むしろ、「会社にとって必要なことを何でもやる中で、役割をつくっている」フェーズです。
フロントでもバックオフィスでもない、“ミドル”という領域をどう定義していくのか。
それを実際に手を動かしながらつくっているのが、今のAPI部です。
これまでフロントとして他社の経営改善に関わってきた方にとっては、
今度は「自社をよくしていく側」に回る、ちょっと違う面白さがあると思います。
このあと、API部で実際に働いているメンバーの紹介もしていきます。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ気軽に応募してみてください。