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新卒10カ月で会社がコロナ倒産。フリーランスで食いつなぎ、SaaSスタートアップ立ち上げに参加する私の挑戦ストーリー。

こんにちは!西宮莉来(にしみや・りく)と申します。

紆余曲折あって、7月1日、株式会社グラフにフルタイムでジョインしました!

社会人として非常に経験の浅い私が、エキスパート揃いのSaaS創業チームに入ることについて「まったくビビっていない」といえば嘘になりますし、親しい知人たちからは一様に「大丈夫か?」みたいな反応を受けていますが、不思議と「絶対にやってやろう!やれる!」と意気込んでいます。

今、最高にワクワクしています

これまで私がどんな人生をおくってきたのか、どのようにグラフへのジョインを決意したのか、そしてこれから何がしたいのか、自身の半生を振り返りつつ、等身大で綴りましたので、是非ご一読ください。

【簡単なプロフィール】

千葉県の田舎育ち、実家はスポーツ用品店(自営業)。大学時代に東南アジア一人旅にハマり、4年時の半分はタイの唐揚げホステルでバイトをしながら生活。大学卒業後は、「カルチャー × ホテル」をコンセプトとしたmustard hotelの運営会社に入社。コロナの影響を受け、入社から10カ月で会社が倒産。その後はUber配達員、インサイドセールスのバイトで食いつなぐ。今年6月、株式会社グラフ(インターン)に応募し、7月からフルタイムでのジョインが決まる。


目次

1.新卒入社の会社がコロナ倒産。バイトで食いつなぐ

2.大人に囲まれて育ち、「成果」にこだわった学生時代

3.就活中に海外放浪、勉強しながら必死に働く

4.「スタートアップこそ求めている環境だ!」

5.グラフとの出会いは「直感的におもしろそう」

6.退路を経って自分ゴトで全力で取り組むスタンスを武器に


新卒入社10カ月で、勤めていた会社がコロナ倒産

大学卒業後に就職したのは、宿泊事業を営む企業「MUSTARD HOTEL」(マスタードホテル)。

「カルチャー × ホテル」をコンセプトとした事業を展開しており、新入社員の私にプロジェクトの責任者を任せていただいたり、多くの裁量を与えていただくなど、何でもトライさせてくれる素敵な会社でした。

「ホテルに住む(住むような体験が得られる)」プロジェクトを任されていました。

ところが、新型コロナが直撃。インバウンドをターゲットにしていたことも強く影響し、入社から10カ月で倒産。やむを得ず退職することになりました。

「新卒入社から10カ月で倒産」と聞くと悲観的な印象を持たれるもしれませんが、自身では「おもしろい人生になってきたな」と思えていました。

おそらく幼少期から楽観的に育ったことが影響しています。

その後、流行りのUber配達員や、インサイドセールス(テレアポ)のバイトでおよそ半年間くいつなぎながら、さまざまなスタートアップのミートアップに参加するなど、次の転機をうかがっていました。

大人に囲まれて育ち、「成果」にこだわった学生時代

新卒入社した会社が倒産しても、悲観的にならないのは、生い立ちや学生時代の経験が影響しているのかもしれません。

千葉県の田舎育ち、実家は自営業でスポーツ用品店を営んでいて、幼いころから大人に囲まれて育ったせいか、目上の人とのコミニュケーションが好きで、周りからは「世渡り上手」と言われてきました。

学生時代は陸上に専念しており、はっきり言って学業はかなり疎かでした。幼い頃から長年、毎年1回入院するほど重い喘息を持っていて、これを克服したいと思い始めた陸上でした。中学から始めた長距離は順調に成績を伸ばし、県の基準タイムを越した者のみ出場できる県通信大会を経験しました。高校はスポーツ入学、大学はサークルでしたが、がっつり練習して、最終的には自己ベストを更新することができました。

中学以来、大きな結果を残すことはできませんでしたが、一つのことに打ち込んだり、成果に拘れた良い経験です。

右から二人目が私です

就活中に海外放浪、勉強しながら必死に働く

陸上引退後にハマったのが「東南アジア一人旅」。

何でも自分で決められる(決めないといけない)一人旅は、自分との対話に最適でした。4年時のおよそ半分をタイで過ごすまでになっていました。

その間、とりあえず着手した就職活動で、序盤に数社の内定をいただくものの、どれも「ピンとこない」という漠然とした理由で内定を辞退し「何か」を探し求めるように一人旅に出てしまいました。

海外?と見せかけて、バリバリの東京(代々木八幡)

旅先での出会いをきっかけに、トリカホステル(タイのおしゃれなゲストハウス)で、コミュニケーションマネージャーとして働かせていただくことになりました。

自分以外のスタッフはすべてタイ人。コミュニケーションは英語とタイ語です。

語学堪能でなかった私にとって、決して楽な環境ではありませんでしたが、「とにかく伝える」ためになんでもやり、必死に勉強をすることで、1カ月程度でコミニュケーションをとれるレベルになりました。

この経験で、「退路がない=やるしかない環境」に身をおき、すべて「自分ゴト」でとらえ、全力で取り組むことが、成長する最短ルートであることを学びました。

やって、やれないことは、、たぶんない!!

唐揚げホステル(トリカホステル)@タイバンコク
現地ファミリーと


「スタートアップこそ求めている環境だ!」

私は「思考をフル活用できる環境」(言い換えると崖っぷちな環境)に拘るようになりました。一人旅であったり、いろいろで「食いつなぐ」経験もその思考にフィットしていたのかな、と振り返ります。

会社倒産後、次の転機を探す中で、ビジネス感度の高い友人の誘いでインサイドセールスのバイトをはじめるうちに、活発な事業を展開する数々のスタートアップの存在を知りました。

「まだ世に出ていない、受け入れられるかどうかも定かでないサービスを作り、社会にその是非を問いながら成長し、真に社会に貢献していく」

そんなスタートアップの環境は、私にとってまさに「求めているもの」だと確信していきました。

グラフとの出会い「直感的におもしろそう」

再就職活先をスタートアップに絞り、気になった企業に片端から連絡を取って採用担当の方とお話する機会をつくりました。

インサイドセールスのバイトをしていたこともあり、比較的多くのスタートアップから前向きなオファーをいただく中、創業したばかりのグラフの募集ページを見つけ直感的に「おもしろそうだ!」と感じ、すぐに応募しました。

そして、その3日後に藤田さんとZOOMで対面することになります。最初は「人事の方とお話するのかな?」と思っていたのでいきなり社長が出てきたことに正直びっくりしました。※そもそも人事担当者なんていないことは後で気づきました(笑)

多くの場合、この手の面談は、会社の事業説明からスタートしますが、藤田さんは出だしから私自身に質問をしてくれました。そこからは藤田さんとのコミュニケーションに惹き込まれ、ふつうの面談では話さないようなことを話していました。

「これから何がやりたいの?」「どんなビジョンをもっているの?」

こう聞かれた際、通常の採用面談では、冷静にテンプレートのような内容を答えていましたが、藤田さんに聞かれた時には、

「これといって、やりたいことないです!」

自分ゴトとして、必死に取り組めることがやりたいです!」

と夢中で、本音を話していました。

気づけば2時間ほど経過しており、なんとも言えない充実感と共に、脳が疲れているのを感じました。

「素直で率直。伸びしろありそう。」

「ジュニアクラスをフルタイム雇う予定はなかったんだけど、、、」

「やるか!よしやろう!!ついてこいよ!!!」

面談の終わり、なんと、藤田さんからその場でオファーをいただきました。

藤田さんの第一印象は「でかいオーラがある人」。

言葉に重みがあり、今後の事業について力強く語る姿は威風堂々としています。同時に、柔軟にものごとを捉え、周りの人の気持ちを思いやる、とても温かみのある人だとも感じました。

藤田さんはじめとして、各領域のエキスパートが集うこの会社で「同じ景色を見て、共に戦い、成長していきたい!」と、フルコミットでのジョインを決断しました。

退路を経って自分ゴトで全力で取り組むスタンスを武器に

基本、なんでもやります!

最初は、GRAPHではないスタートアップにインサイドセールスとして出向(武者修行)しつつ、並行してGRAPHメディアの立ち上げ、営業マネージャーのコミュニティ形成に挑戦していく予定です。

社内で唯一、業種未経験ではありますが、退路を経って自分ゴトで全力で取り組むスタンスを武器にして、グラフに新しい風を吹き込みたいと思います!

みなさま、精一杯突き抜けたいと思うので、どうぞよろしくお願い致します!

インサイドセールスメンバーとして、私の出向を受け入れていただける企業様!ぜひ連絡ください!

漏れなくインサイドセールスエキスパートであるグラフ代表、藤田のナレッジがついてきます✨

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