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やりたいことが明確でない人は、やりたいことを見つけるために独立したっていい

1本目のストーリー記事に引き続き、この記事では私が起業するまでに考えたこと・やってみたことをみなさんにお伝えしたいと思います。

<目次>
まず独立を決めた
1つだけ稼げそうなものを見つけたけど・・・
とにかくやりたいことを片っ端からやってみる
やってみて、自分にとって輝く1つの仕事を選ぶ
本当にやりたいことを見つける方法


先日、知人が副業からはじめて独立へと至る経緯をまとめた記事を読みました。そこに書かれていたのは、

少しずつ会社員からフリーに向けて、収入バランスを変えていく。

ということ。

まさに理想的な独立だなと思います。とってもうらやましいです。

一方で、そうできたらいいんだけど、会社員の仕事が忙しすぎて、独立に向けた準備の時間なんて取れない。そんな人もいるんじゃないかと思います。

というのも、僕自身、会社員だったときは、毎日午前9時-深夜1時まで働いていて、かつ、独立して何をやればいいかも明確になっていなかったので、会社員時代に独立に向けてやれることは、週末に勉強と情報収集のみでした。
(今なら他にもやり方は思いつくかもしれませんが、当時はこれでも精一杯でした)

でも、いくら考えてもいくら学んでも、体験の伴わないものには、実感が持てませんでした。


まず独立を決めた

だから、「いまのままじゃダメだ」と思い、とりあえず独立を決めました。そして会社にも退職し、独立することを報告しました。おしりが決まれば、あとはなんとかするだろう、と。

退職時期も決まり、そこからは背水の陣。逃げられない状況に自分を追い込んで、とにかく何をすれば良いかひたすら考えました。


1つだけ稼げそうなものを見つけたけど・・・

色々調べたり、動いたりする中で、1つだけ努力すれば稼げそうなものを見つけました。多少初期投資はかかるけれど「努力すれば稼げる。自分次第。」と思い、そこに飛び込むことにしました。

当時(いまも?)流行っていたネットビジネスでした。ですが、退職した後、本格的に1ヶ月やってみて、「こりゃ、無理だ。時間の無駄だ。」と即辞めました。実は初期投資もかけていて、大変もったいないのですが、サンクコストだと諦めて、きっぱりその道を断念しました。


とにかくやりたいことを片っ端からやってみる

その後、自分がやりたい(かもしれないこと)10個以上にチャレンジしました。

・企業研修講師
・小学生の教育
・野外教育
・グローバル人材育成
・飲食店の立ち上げ
・もう一度一緒に働きたかった先輩と働く
・スタートアップの営業支援
・インターンシッププログラム開発
・イベント事業の立ち上げ などなど

細かいものをあげれば、もう少しあったかもしれません。自分でも何やってるの?と聞かれると困るくらい、色々やっていました。

でも、色々やったけど、大事にしていたことは、目先の収入よりも自分が進むべき道を見つけること。だからこそ、稼ぐためだけの仕事は絶対にしませんでした。


やってみて、自分にとって輝く1つの仕事を選ぶ

本当にたくさんのやりたい(かもしれない)ことをできるだけたくさん経験した後に、その中で一際輝いていた1つを選びました。

それが企業研修講師の仕事でした。

詳細はまた別の機会に詳しくまとめたいと思うのですが、企業研修講師の仕事を選んだ理由は2つあります。

1つは、「早く次の研修の仕事こないかな」と思えたこと。

そして、もう1つは常に頭の中で「あのときもっとこういうふうに言った方がよかったかな」と自然ともっとうまくできるようになりたいと思っていたこと。

この2つでした。

自分がやるべきことが定まってからは、数年で単価も案件数も軒並み上がっていきました。


本当にやりたいことを見つける方法

企業研修で出会う方々や会社員で働く友人と話していて、時々いただく相談は「やりたいことがわからない」です。その相談を受けた時に私がお伝えすることは「まずちょっとでもやりたいなと思うことをどんどんやってみたらいいよ」です。

トップ画像の図は、UXデザインのダブルダイヤモンドを参考にした、キャリア形成におけるダブルダイヤモンドです。

■トップ画像(再掲)


新しい価値を作り出す人材になるためには、こんなキャリア形成のステップが必要なのかなと思います。

その最初の一歩は、まず自分が進むべき(Focus)道を見つけること。そのためにも、まずはどんどんやりたいことをやってみる、という段階が必要ではないかと思います。

それと、やりたいことは「正のフィードバック」で、やりたいことをやればやるほど増幅されるものだと考えています。なので、やりたいことをやっている人はやりたいことがなくなることなんてまずない。増える一方です。

ですが、与えられた仕事をこなすことばかりで、本当に自分がやりたいことをやっていないことに慣れてしまうと、自分のやりたいことを見つける察知能力(やりたいセンサー)が衰えてしまう。

私は、野球を16年続けましたが、それ以外は、基本与えられたことをこなすばかりでした。勉強も仕事も。だから、やりたいセンサーは全く磨かれていませんでした。

だからこそ、やりたいことがわからない人は、とにかくちょっとでもやりたいと思ったことをやり続ける。そして、自身のやりたいセンサーを磨く。それをやってみてください。

なので、もし独立したいけれど何をやりたいかわからない人は、ひとまず独立して、自分で仕事を選べる身においてみて、やりたいことをとにかくやってみることも良いと思います。

もちろん収入的にはオススメはしませんが、「絶対になんとかする」というマインドを持っている人は、とりあえず独立してしまってから考える、という手もあります。

そして僕たちビータップが作っているサービスは「副業・複業をうまく使ってやりたいことを見つけていこう」というもの。

興味を持っていただける方はぜひ、ビータップの募集記事や私の自己紹介記事をご覧ください。

<ビータップの募集記事/オープンポジション>

オープンポジション
作りたいのは、ユーザー自身には見えていないキャリアの選択肢を照らすサービス
アセスメント・デザインリサーチ・経験学習を通じて、ありのままの自分で活躍できるユニークなパラレルキャリアを見出すサービスを提供します。 私たちキャリア支援サービスは、 ・お客さまの勝ちパターンを見出す「アセスメント」 ・そのお客さまの唯一無二の価値が最も発揮できるフィールドを探索する「デザインリサーチ」 ・新たなフィールドへの適応を支援する「経験学習」 という、「分かる・活かす・伸ばす」の三位一体の機能を持っています。 この3つの機能を組み合わせ、1人1人の ・Will(やりたいこと) ・Can(できること) ・Needs(求められること) を満たす、最も付加価値の高い(レアキャラになれる)最高のキャリアづくりを一気通貫で支援します。 従来のキャリアコンサルティングのように、過去の経験やスキルに依存することはありません。 お客さまご自身が気づくような提案、いまの仕事と似たような提案しか出せないならば、私たちの存在価値はないと考えています。 お客さまの持つ潜在的な価値を発掘し、あらゆる職種を横断的に探索し、お客様にしかできない物語を紡いでいく。そんなキャリアづくりを支援します。 私たちが提供するものは、一方的に提案するコンサルティングではありません。お客さまと共創し、新たなキャリア、それも唯一無二のキャリアを発見していくキャリア探索ナビゲーションです。 お客さまが「1%の人材」、「レアキャラ」となり、未来市場でインパクトある価値を発揮する「面白い」キャリアを築く。そこに情熱を持つ私たちだからこそ、できることがあります。
株式会社ビータップ

<柳瀬の自己紹介記事>

本気になれる仕事がない......。自分を追い込むために選んだフリーランスの道と、その先にあったある仕事との出会い | 株式会社ビータップ
はじめまして。株式会社ビータップ代表の柳瀬浩之と申します。 今回は、 フリーランス、もしくはパラレルキャリアで活躍していきたい人に役立つ のではないかと思い、私のストーリーをお話させていただきます。 私は正社員時代に熱中できる仕事を見つけられず、 フリーランスとして独立した先で全力で取り組める「やりたいこと」と出会いました。 ...
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