《社員インタビュー#4》CEO経験者が、なぜスタートアップに再挑戦したのか? | タイムリープ株式会社
こんにちは、タイムリープ人事・広報の中薗です。私たちタイムリープは、2019年の創業以来RURAという遠隔接客サービスを提供している会社です。そんな当社の魅力として社内でよく挙がるのが、「人」!...
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こんにちは、タイムリープ広報の大羽です!
私たちタイムリープは、2019年の創業以来RURAという遠隔接客サービスを提供している会社です。
そんな当社の魅力として社内でよく挙がるのが、「人」!
ということで、人の魅力を感じていただくためにタイムリープのメンバーを紹介していく本企画。
第5弾は、今年4月にジョインし、QAグループのリーダー的存在として活躍中の「uechan」こと井之上心也さん。
「uechan」としてQAコミュニティの運営や登壇など社外発信にも積極的に取り組む井之上さんに、気になるあれこれをインタビューしてきました。
少しでも興味を持っていただけますと幸いです!
▼前回の記事はこちら
工業高校の情報技術科でプログラムや電子系のことを学んで、大手メーカーに新卒入社しました。 複合機の開発部門で4年ほどQAエンジニアをして、その後XR系スタートアップに転職し、品質保証を一手で担う形で4年ほど従事していました。
(QAとはQuality Assuranceの略称で、プロダクトや機能が期待通りに動作するかを検証し、ユーザーにとって安心して使える品質を担保する役割を担います。)
長く1人でQAとして品質に向き合い続けてきた中で、次のステップとして「チームを持ってやってみたい」「立ち上げを経験してみたい」という想いが強くなり、転職活動を始めました。
タイムリープと出会ったのは偶然で、wantedlyで求人を見かけたのがきっかけでした。 遠隔接客という領域自体が面白そうだったのと、プロダクトに対する愛がすごく伝わってきて。「こういうプロダクトを作ってる会社なら、きっと楽しいだろうな」と思いました。
自分が会社を選ぶときの軸にしていた「プロダクトを好きになれるか」と「会社の考えに共感できるか」の両方を満たしていたので、タイムリープへの入社を決めました。
実際に、入社してからプロダクト愛は日々強まっているなと感じます。「ここちょっと使いづらいな」「これってもっと良くできるな」と感じるポイントがたくさんあって。そういう“ちょっとした違和感”を見つけて、少しずつ改善していくプロセスを通してどんどん愛着が湧いてきました。
今はプロダクト部のQAグループで、リーダー的なポジションを任されています。グループは現在3人で、自分が朝会や定例の進行を担当しています。
業務としては、リリース前のテストや不具合の管理、新しいハードウェア(Webカメラやマイクなど)の検証など、ソフトウェアとハードウェア両方の品質を見ています。さらに、リリースフローやチケット運用の整備といった、チーム内外のプロセス改善にも取り組んでいます。
また、QAチームとしての立ち上げフェーズでもあるため、「そもそもQAってどういう存在か?」を社内に伝えていく活動も重要だと感じています。地道に発信しながら、信頼を得ていく日々です。
前職では1人で何でもやる必要があったので、今の「相談できる環境」が本当にありがたいです。Slackで気軽に話しかけられる雰囲気があるし、誰に聞いてもきちんと向き合ってくれる。ちゃんと考えて返してくれる人が多いので、安心して意見を出すことができます。
また、開発だけでなく他部署との距離が近いのも良いなと感じています。そういう積み重ねが、安心感や信頼につながっている気がしますね。
あとはなんだろう、なんて言うか「悪だくみしてる人がいない」っていうか(笑)。どの会社でも、自分の保身や得のために動く人って多少はいると思うんですが、タイムリープには本当にそういう人がいなくて。
みんなが「どうやったら会社が良くなるか」をちゃんと考えて動いていて、それがすごく居心地が良いです。
そうですね。職種的に開発以外のビジネスサイドとのコミュニケーションも多い方だと思います。特にカスタマーサポート・サクセスのメンバーは、業務上関わることが結構あります。
どうしても技術的な話になると専門用語が出てきてしまうのですが、専門用語を並べて伝えたいことが相手に伝わっていないのは意味がないと思っているので、「自分が相手に説明ができないような専門用語は使わない」というのを常に意識しています。
「こういう値が出ています」という結果だけを伝えるのではなく、「こういう現象が起きていて、それがこういう影響を及ぼす可能性があるんです」という風に、相手にとって意味がある情報や理解しやすい情報として伝えることを心掛けています。
入社から2〜3週間後に参加した合宿が、今でもすごく印象に残っています。CS(カスタマーサクセス)やビジネスサイドの人たちも、初対面でしたが気さくに話しかけてくれて、「この会社って本当に人があたたかいな」と実感しました。合宿の時点で、すでに安心感がありましたね。普段なかなか接点のないメンバーとも、自由時間やアクティビティを通して自然と会話できて、チームの空気感を掴むきっかけになりました。
あと、最近ではQAの存在感が社内に広まってきたなと感じる瞬間が増えました。 リリースのたびに「QA視点だとどう思う?」と声をかけてもらえたり、プロダクトの品質に対して興味を持ってもらえたり。 そうやってチームが成長していく様子を、間近で見られるのはすごく嬉しいです。
これからやっていきたいことは、会社と個人に分けて、大きく2つあります。
会社としては、「RURAのユーザー数を10倍にする」という目標に、品質という側面から貢献していくことです。 特にQAとして意識しているのは、「ユーザーが離れないようにすること」。どれだけ新規の導入が増えても、使いにくさや不便さで離脱してしまう人が多ければ意味がありません。 だからこそ「ここちょっと使いづらいな」「地味にストレスだな」と感じる部分をひとつずつ潰していけるよう、日々のテストでもその視点を持つようにしています。
個人としては、ものづくりに対して品質という観点から「いいものを作って、それを世の中に知ってもらって良さを届けるにはどうしたらいいか」ということを考えられるような人間になりたいと思っていて、キャリアのイメージとしてはCQO(Chief Quality Officer/最高品質責任者)になりたいと思っています。
そのために、日々の業務に向き合うだけではなく、露出の機会も増やしています。
QAエンジニアのコミュニティでのイベントで発表をさせていただいたり、テスト関連のカンファレンスの運営団体に参加したり、技術書のレビューを書かせていただいたり。なるべく外の世界に出ていくことを意識しています。
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また、趣味でアプリを作ったり、古いPCを修理したりと、日常的にものづくりに触れるようにもしています。 「バナナに俳句を読ませる装置」を作ったこともありますが(笑)、そういう一見くだらないことも、自分にとっては技術と創造力を磨く大事な時間です。
QAという仕事も、結局は“ものづくり”の一部だと思っているので、日々の生活でもその感覚を大事にしていきたいです。
一つでも「これは好き」と言えるものがある人と働きたいです。 それが何であっても、好きなことがある人って、考え方に芯があると思うんですよね。
タイムリープには、そういう「好き」を大事にしている人が多いので、きっと相性が良いと思います。
僕も「RURAは最強のプロダクトだ」と思っているので、これを一緒にもっと良くしていきたい。 そんな気持ちを持ってくれる方と、ぜひ働けたら嬉しいです!
uechanのアバターARと!
「プロダクトが好き」と言える気持ちが、技術にもチームにも良い循環を生んでいく。
井之上さんの言葉からは、そんなタイムリープらしい空気がしっかり伝わってきました。
記事を通してタイムリープの「人の魅力」が少しでも伝わったら嬉しいです!
興味を持ってくださった方、私たちと一緒に、会社と自分自身の成長を一緒に目指していきませんか?