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What we do

例えば、OSSを使ったAPIゲートウェイサービスを社内で汎用的に使えるように設計、構築、運用を行いました。これらの要求、組合せから可能な限りスクラッチ開発や独自の組込みを行わず、OSSの標準的なな使用方法を用いて構築することを主眼として取り組みました。 結果として要求レベル、難易度が高い作業となりましたが、後の開発や運用でも大きなアドバンテージとなりました。 そしてドキュメントは多く残します。 なぜそうしたのか、なぜ、それを選び、こちらは選ばなかったのか、そこに至った過程も記録することでのちの設計や運用時の考え方に影響を与えるためです。

Why we do

企業の要求を丸呑みすると、システムをスタンダードに構築することは難しくなります。 必要性や考え方、運用、アプリケーションの立ち位置や本来の使い方を考えて提案、設計する必要があります。 たくさんのモノを組み合わせるからこそ、スタンダードな基準で組んだシステムはのちに大きなアドバンテージを生み出します。 バージョンアップや追加開発だけでなく、セキュリティ事故防止やシステム統合などでもたくさんのメリットが享受できます。

How we do

よく考え、シンプルでスタンダードな構成を考えること。 そしてそれを整理すること。 我々の作業につじつま合わせは重要です。本来とるパターンも前提で変わることも多く、好みで決めて構わないこともたくさん出てきます。決め打ちすべきことと、どちらでも問題ないこと、そういった温度感を伝えることが重要です。 またそれができるエンジニアを育てるために、アプローチ、考え方を重視して教育しています。この考え方ができるエンジニアとそうでないエンジニアでは、成果も顧客評価もまったく違ったものになります。 だからこそ、技術を知っているだけでなく、使える、よく使える、コンセプトを持って設計できるといった自分のレベルを認識しながら作業に取り組むことを重視しています。 この考え方は6ヶ月程度で腹落ちして身についている方が多いように思います。