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長尾風花さん
2016年に新卒で親会社のインフォニックに入社後、2018年末にネクプロに転籍。
学生の時にシステムエンジニアに興味があり地元の京都に本社を構えるインフォニックに入社し、間も無く東京へ転勤、常駐先で仕事をすることに。そんな中、インフォニックに在籍しながらネクプロの仕事を手伝うことになり、営業として転籍に至る。
本日はよろしくお願い致します!
よろしくおねがいします。
前回、2020年にインタビューをさせていただきましたが、約2年で環境の変化はありましたか?
2年後の上場を目指してバタバタしています!会社の規模や従業員、働くメンバーも大きく変わって少しずつ組織になってきたなと実感していますね。
お忙しい中、インタビューに対応してくださりありがとうございます!
いえいえとんでもないことです。
✳︎2020年11月記事 https://www.wantedly.com/companies/company_9123504/post_articles/287242
SEを目指すも営業畑、今では営業のエースに
営業マネージャーとして活躍していると聞きましたが、もはや会社の中核ですね!
いえいえ、そんなことはありませんよ。ただ社歴も長くなってきましたし、歴史を知っていると思います。しかし、上場に向けて営業部門として忙しいですね。
その歴史を振り返ると大変だった時期、会社が大きく変わったタイミングなど思い出されるものはありますか?
ネクプロのバージョンがVer1からVer2へ完全リニューアルをされたタイミングは大きな転換期だったと思います。
2018年ごろから開発がスタートし、2019年にリリースし運用がスタートしたと記憶しています。当時の私はクライアントのカスタマーサクセスの仕事もしていましたので、このタイミングで新型コロナが蔓延し、オンラインの需要が高まったという実感がありました。会社としても軌道に乗ったという状況でした。
現在の仕事で、やりがいになっていることはなんでしょうか?
そもそも入社前は営業の仕事をするとは全然思っていませんでした(笑)しかしインフォニックでも営業の仕事に従事していたので、ネクプロでも同じ仕事を担当することは自然な流れでした。最初はクライアントからのヒアリングをエンジニアに伝えシステムの改良につなげたり、使い方などのサポートを主に担当していました。いわゆるカスタマーサクセスですね。セールスやカスタマーサクセスというポジションでネクプロのサービスを通じて会社を成長させるという部分にやりがいを感じていましたね。社員も10人弱で頑張っていたので!笑
実は、営業ではありますが、案件が取れたことで喜びはあまりないんです(笑)
ネクプロのサービスが開発されてクライアントの手に渡り、笑顔を生み出すといったサービスの成長を実感するときにすごく嬉しいです。
長尾さん自身の社会人としての転換期はありましたか?
2021年の10月から今年の前半にかけて転換期になりました。上場に向けて資金調達も行われた時期で、社員数も4倍近くに増えました。これまではみんなが全部やるという感覚だったのが、少しずつ業務の縦割りが整備され組織が形成されているのを感じられています。
上場って聞こえはかっこいいが実際はどうなの!?
内側から見るネクプロの魅力とは
上場を目指す組織の大変さってなんでしょうか?
組織を大きくして顧客からの信頼を高めていく、上場に向けて多くのミッションがあります。そんな中で前日まとまった話が翌日180度変わっているということも頻繁にある中で、自分を含めメンバー全体のモチベーションを維持することを特に意識しています。組織として日々改善を行うのは大切ですが、メンバーは会社の方針に左右されて大変な場合もあるので全体のモチベーションの維持をしていくことが大変ですね。
今のネクプロで働くからこそ得られる面白さは?
私たちのようなシステムベンダーは新型コロナウイルスの社会変化に直面することで上場への動きを加速させることができたと思います。続々と競合も増える中、ネクプロでは唯一無二のサービスの提供にこだわって日々仕事ができます。サービスを日々良くしていくという意思統一ができているからこそ、立場に関係なく社員それぞれの意見がサービスの改善に繋がります。キャリアや役職問わず主体的に働けるところが今のネクプロで働く面白さだと思います。
社員から見るネクプロの魅力とは?
経営陣である尾花社長と西山さんの考え方ではないでしょうか。ともにオンライン世界の未来について描いていることが斬新で、常に挑戦している姿勢を感じます。例えば、現在は多くの会社が取り組んでいるクラウドソーシングの仕組みが世に広まる前にチャレンジをしていたこともあります。ネクプロはサービスを通じて人と人を繋ぐことを理念としています。今思うと少し早すぎたのではないかと思いますが、このような未来を意識して挑戦していくトップの姿勢に刺激を受ける社員は多い印象です。
その中で感じる課題はありますか?
ネクプロが描いているサービスが社会を良くしていくというのは共通の理解なのですが、まだサービスの魅力を社会に伝えきれていないところや描くシステムを構築しきれていないところです。上場に向けてエンジニアやセールス、マーケターなど積極的に採用することで、一気に企業のフェーズが上がっていくまさに過渡期に立っていると実感しています。
営業職が「営業を必要としない」ツールを売る?
長尾さんが描くネクプロのサービスが社会にもたらす影響はどんなことなのでしょうか?
ネクプロはYouTubeの配信のような機能を有したサービスを法人向けに販売しています。もちろん一般的な配信では不可能な機能を有しているのが弊社の特徴であり強みですが、ただ配信をするだけでは「それ必要なの?」という反応が返ってきてしまう機能もあります。しかし、配信プラットフォームではなくマーケティングツールであると考えた時に弊社が有している分析機能がスポットライトを浴びます。以前に尾花社長もネクプロのサービスの特徴については語っていますが、その先にある社会は「不必要な営業職がいないセールス機能」だと思っています。コンテンツを蓄積していき、アーカイブ視聴ができるオウンドメディアを構築することで、お客様が欲しい情報をAIが選び効率的に届けることができます。
営業部の管理職である長尾さんが「営業をなくす」ツールを売るというのは矛盾を感じてしまいますが。
そうですね、自分の仕事が必要なくなるツールを売ることにもなりますからね(笑)
長尾さんの営業職に関する思いを教えていただけますか?
素晴らしい商品やサービスを広め販売する企業にとっては必要な役割だと思います。その反面、企業の営業の力量によって商品の価値が変わるという社会には疑念を抱いているのも事実です。またノルマや成績に追われて、必要な人に届けることよりも目先の利益に囚われる営業スタイルもまだ残る中で、商品やサービスの価値が思うように届かない社会を変えていきたいですね。将来的に商品やサービスの魅力が届けたい人に届く仕組みができた暁に不必要な営業職がなくなるのであれば嬉しく思います。
そうなのですね!
エンジニア志望で営業の世界に入り、少し俯瞰した感覚で仕事ができている私だからこその感覚かもしれませんが(笑)ただ、営業職がなくなることはないと思います!
どういうことでしょうか!?
今後もまずは人が実践をして可能な範囲でAIで代用していくことで、人が他の業務に時間を割けますよね。限られた人員でもできることが多くなっていけば、業務効率化や不必要な営業を減らすメリットを生み出せると思います。
現在ネクプロのクライアントはどんな企業が多いのでしょうか。
グローバル展開をしている大手企業が中心です。中には業界ごとのランキングではトップ10に入る企業もあります。ウェビナーマーケティング自体が国内企業よりもグローバル企業の方が浸透しているからだと思います。
「不必要な営業をなくす」というミッションを聞くと大手だけでなく人員に限りがある中小企業にもあっているのではと思いました!ネクプロのサービスにとって「オンライン配信」はあくまで機能の1つという認識でよろしいのでしょうか?
その通りです。オンライン配信を普及させるのがネクプロの使命だとは思っていません。オウンドメディアの構築の先にある「必要な情報を必要な人に的確に届ける社会」が企業と人、さらには人と人を繋ぐ社会の実現に繋がっていくと思っています。
今回はネクプロのセールス職で管理職を担う長尾風花さんにお話を伺いました!
上場準備に入った企業の過渡期に、変化を楽しみ企業の成長を感じながら働きたい皆さんのエントリーをお待ちしております!