こんにちは、Hogetic Lab でデータ分析のインターンをしている小澤です。この記事では、データ分析が未経験だった文系学部生の私の目線から、実際のインターン経験を通じてスキルアップしたこと、社員の方にサポートしていただいたことを紹介して、Hogetic Lab インターンの魅力をお伝えできればと思います!
【登場メンバー紹介】
小澤
文系学部4年生。インターンとしてHogetic Labに入社後、戦略コンサルティングファームから内定取得、就職予定。
岩田
日系投資銀行、メガベンチャーを経て、Hogetic Lab に入社、顧客企業の分析案件のプロジェクトマネージャ兼インターンのメンターを務める。
【どうしてデータ分析のインターンを探し始めたのか・なぜHogetic Labを選んだのか教えていただけますか?】
岩田:Hoge* で小澤さんと仕事するのはいつもリモートだったので対面で対談するのは初めてですね、楽しみです、よろしくお願いします。
小澤:本当ですね、こちらこそ、改めてよろしくお願いします。
* 注:Hogetic Lab では皆が会社のことを略して Hoge と呼んでいます
岩田:まずはじめに、データ分析のインターンに関心を持った背景を知りたいです。小澤さんは社会学の専攻で、一見データ分析とは離れた分野に思えますが、どんなきっかけがあったのでしょう?
小澤:はい、データ分析のインターンを探し始めた理由は2つあります。まず、私は理数分野に苦手意識があって避けてきたんですが、いずれ社会に出たら必ず弱みになると思っていたんですね。そこで、学生のうちに理系分野のインターンにチャレンジすることで、自分の弱点を無くしたいと思ったのが1つ目の理由です。もう1つは、社会学という専攻を通して社会貢献に関心を持ったんですが、実際に貧困や格差といった大きな問題を解決しようとすると、現場を見るのと同じくらい、数的なデータを扱ったアプローチが鍵になると知りました。Hogeのインターンでは、クライアントの課題をデータ分析を通じて解決する実務を経験することができるので、そういった社会課題に貢献する私のゴールに大きく近づけると感じ、採用に応募しました。
岩田:いいですね、そのような動機を持たれていた中で、Hogeへ入社する決め手はありましたか?
小澤:はい、インターンを探しているとき、やはりデータ分析の領域が未経験の学生を敬遠する企業も多かったんです。そんな中で、Hoge COO(業務の執行全てを統括する最高責任者)の白石さんと採用面談をした際、非常にフランクな方で対応も優しく、データ分析の経験がなかった私でもなんとその場で採用が決まったんです!そのスピード感と、働きやすそうなオープンでフラットな雰囲気にとても惹かれました。また、初回の面接から役員の方が出てくる企業というのもあまり多くないので、インターン採用と育成に力を入れているんだな、ということを感じたのも決め手です。私の方も二つ返事でオファーを受け、入社が決まりました。
【入社する前とした後でギャップはありましたか?】
岩田:おー!そうだったんですね。確かに中途入社の私からしても、Hoge はメガベンチャーのデータ分析チーム出身の方が多く、未経験インターンでも研修できちんとデータ分析の基礎を教えて、実際のクライアント案件に入った後もメンターがサポートする育成体制にかなり力を入れていると思います。実際に入社して、面接時に感じたカルチャーとのギャップはありましたか?
小澤:いえ、実際に入社してみても、こうした社風は私の予想通りでした!データ分析の実務にかなり携われてスキルを身につけられましたし、リモートワークでもコミュニケーションが盛んなので社員の皆さんや他のインターンの方とも働きやすかったです。実際の仕事ではインターンでも意見が言いやすく、自分のアウトプット次第ではプロジェクトの方針に関する意思決定に携われるので、「ビジネスの裏側を見てみたい」「実際に仕事を進める立場になりたい」という人には非常に良い経験になると思います。また、旅行やプライベートでのお休みも取りやすく、自分の都合のいい時間に働けるのは、学生にとってありがたい点でした。
岩田:なるほど、それはよかったです!Hoge ではプロジェクトで大事な仮説検証をきちっとやりきって提案内容に影響を与えているインターンの方がたくさんいますよね。積極性のあるインターンの方は色々仕事を任されてどんどん成長していくので、私も本当に負けられないなと刺激になっています。
小澤:そうですね、私も自分より実務経験が豊富なインターンの先輩方とチームを組んで一緒に仕事をしたので、そういった積極性や完遂する動きを間近に見られたのも自分のスキル向上に役立ちました。
【実際に携わっていたプロジェクトについて教えていただけますか?】
岩田:なるほど、めっちゃいいですね。小澤さんがこれまでに携わったプロジェクトについて、ぜひ教えていただけませんか?
小澤:はい、私が参加したプロジェクトでは、エンタメ系のクライアントが効率的に売上を最大化できるような施策要素の分析・提案を行っていました。例えば、「アイスクリームを売りたい」というクライアントに対して、売上データや消費者の口コミ・トレンドなどを総合的に分析して、「夏にたくさん売ると良い」「イベント会場でプロモーションすると良い」といった示唆を分析した根拠とともに提案する仕事です。日々の業務では、SQL(データを扱う際に用いる言語)で大量のデータを解析することもあれば、何百という口コミの質的データを1つ1つ確認して定性的に分析することもありました。最初は、定量的なデータをプログラミングで処理することだけがデータ分析だと思っており、必ずしもスマートではない地道な定性データの分析に難しさを感じていたのですが(笑)、メンターの岩田さんから定性データも示唆の宝庫で、マーケティング領域の分析では避けて通れないと伝えられていたので、やり切ることができました!
岩田:確かにそれは私めちゃくちゃ言ってましたね(笑)。でもそれは本当で、実際小澤さんが取り組んでくださった顧客の口コミ調査によって、クライアント施策のターゲット顧客の理解が深まって、それまでの定量的な分析から生み出せる示唆の幅や説得力が全然変わったんですよね。あれは本当に助かりました。なかなかプロジェクトマネージャーのような立場だとそういう地道な生データの調査や分析に時間が取れないので、とても価値が高い貢献だと思います。
小澤:ありがとうございます、あの分析はとても褒めてくださったので自信にもなりました!
岩田:そんな大活躍だった小澤さんですが、プロジェクトの中で難しかった点はありましたか?
小澤:はい、ありました。私の場合は、プログラミングや統計といった実技的な部分に加えて、ビジネスの知見や考え方の型も十分な知識がなかったので、初めは指示待ちになってしまうことも多かったように感じます。また、タスクに取り組む中で、思った通りの結果が出なかったり、何の示唆も得られないということも多くありました。ただ、Hogeはオープンマインドな方ばかりなので、本当に基本的な質問にもみなさん丁寧に答えてくださり、とても心強かったです。また、インターンは週に1度メンターさんとの1on1があるので、定期的に働き方やマインドセットといった部分もチェックしていただけて、インターンとはいえ1人のビジネスパーソンとしての成長ができました。私のメンターは岩田さんだったので、課題解決の考え方や、自律的に成長するための振り返りの方法論、失敗を過度に恐れず前向きに挑戦する姿勢の大事さを徹底的に叩き込んでいただきました。
【Hogetic Labのインターンで身に付くスキルについて教えていただけますか?】
岩田:なんだか私暑苦しいですね(笑)。私自身が若手の時にたくさん失敗したり、逆に挑戦しなかったりしたことを反省しているので、少しでも若手の方が有意義に仕事できることに役立っていれば嬉しいです(笑)。ちなみに、小澤さんはそういった Hoge インターンの仕事で、具体的にどういったスキルが身についたと感じますか?
小澤:はい、身についたスキルは3点あると思います。1つ目はデータ集計、分析に必要なSQLの実務的なスキルです。私はプログラミングの経験がゼロから始めたので、SQLを実務で扱えるようになったのは大きな成長だったと思っています。2つ目は、課題解決のためのロジカルシンキングスキルです。自分の振られたタスクに留まらず、クライアントの課題を解決するプロジェクト全体の目的からタスクを構造的に整理すると、「なんとなく」で動くこともなくなり、自分の分析から明確に示唆が出せるようになりました。最後は、成長するためのマインドセットです。正直にお話しすると、結果がうまく行かずにへこむこともありましたが、振り返りをメンターとの1on1で徹底していったので、常に前向きに自分の課題をとらえて行動に結びつけることができました。今お伝えした3つはどれも汎用的なスキルなので、今後どんな仕事においても役立てられると感じています。
岩田:めちゃくちゃいいですね!そうですね、全体を通して、小澤さんはフィードバックを素直に受容することに優れていて、すぐに私がアドバイスしたことを次の1on1で実践していたのが本当に素晴らしいと思っていました。私は、周りが優しくも指摘してくだるのに、自分ができていないことに気付くのが遅れて、とても損した人間なので(笑)。自分ができていない部分って自分が見えていない部分なので、意識して気づくためには訓練がいるんですよね。それに気づくためには、まず素直に意図を汲んで実践するのが大事で、小澤さんはとてもそれが早かったです。
小澤:ありがとうございます。成果を出したかったので頑張りました(笑)
岩田:それに加えて、まだチームとしても深く理解しきっていない段階のテーマの調査でも、粘り強く自分の頭で考えて、最初の叩き台を作ってくださるのも助かりました。インターンの方にはまず具体的に実行しやすいタスクから渡していくのですが、そこから徐々に答えのない思考・分析テーマに移るためには、自分で成果物の叩き台を作る、という訓練が必要なんですよね。小澤さんは渡されたタスクだけでなく、このクライアントの課題解決のためには、どんな問いに答えるべきか?このプロジェクトの目的はどういったもので、自分は何をすべきか?という部分を自分の頭で咀嚼した上で、日々の業務にチャレンジしてくれていたと思います。
小澤:ありがとうございます。自分が考えた内容に毎回親切にフィードバックをいただけたので、ありがたかったです。
岩田:それはよかったです、私こそ、メンターとして色々成長させていただきました。
岩田:さて、そんなHogeでの仕事を経験して、小澤さんは卒業後はコンサルティングファームに就職するということですが、Hogeでの学びが進路選択に役立った部分はありましたか?
小澤:とても役に立ちました!Hogeのビジネスモデルはクライアントの課題解決という、コンサルティングに直結するものです。私はインターンを通じて、こうした答えのない問いに答えていく仕事や、自分が誰かの役立っている感覚が楽しく、コンサルティングファームへの就職を決めました。インターンで学んだことや経験も、今後の進路で必ず役に立つと思っています。
岩田:そう言っていただけてこちらも嬉しいです。最後になりましたが、Hogetic Labのインターンを検討している皆さんに一言あればお願いします!
小澤:私自身がデータ分析未経験で、初めは不安も大きかったのですが、率直なコミュニケーションができる環境で、経験豊富な社員の方々と共に仕事ができ、大きな成長を遂げることができました。自分を鍛えたい、チャレンジしたい!という方にはぴったりの場所だと思います。ぜひ皆さんも挑戦してみてください!
いかがでしたか?Hogetic Lab は現在学生インターンを絶賛募集中です!この記事を読んで関心を持った皆さん、こちらのリンクからぜひご応募ください!