ご覧いただきありがとうございます。株式会社G&I代表の池田です。
前回からお話ししているわたくし池田が考える"G&Iのエンジニア教育論"、最後はオーナーシップ(当事者意識)についてです。
はじめに:G&Iが大切にするエンジニアのスキル
前回のおさらいとなりますが、G&Iが大切にしたいと考えるエンジニアのスキルは3つです。Vo.1ではお客様が何を求めているのか、自分がすべきことは何かを想像する力、ビジネスエンパシーを、Vo.2ではお客様の要望やプロジェクトの意図を正しく理解するための力、ブリッジコミュニケーションを育てるG&Iの教育についてご紹介しました。
詳しくはVo.1ビジネスエンパシーの育て方、Vo.2 ブリッジ・コミュニケーションの育て方をお読みいただけますと幸いです。
そして今回、G&I流SE教育の集大成としてお話しするのが、3つ目の人間力であるオーナーシップ(自分事化する力)です。
プロとしてシステムを自分事化する力:オーナーシップ
G&Iでは、弊社エンジニアが案件を任されたとき、以下のように意識することが必要であると考えています。
・自分がこのシステムで、お客様のビジネスを絶対に成功させる
・指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて提案する
一般的に一介の下請けエンジニアがこのような考えのもとに仕事をしていたら、「ずいぶんモチベーションの高い人だな…」「意識高い系なんだな…」と思われるでしょう。個人的にずいぶん張り切っているイメージであり、本人の資質や考え方、仕事に対する個人的な取り組み方によるものであると考えられがちです。
しかし、わたくし池田はそうは思いません。当事者意識もまた、会社が提供する環境とチーム体制によって自然と芽生えるものだと考えています。
なぜエンジニアには当事者意識が欠けてしまうのか
ではそもそも、仕事を任されてきちんと任務を遂行しているはずのエンジニアには、どうして当事者意識がないのでしょうか。それは、"1人きりで現場に放り出され、責任だけを押し付けられる環境に置かれているからである"とわたしくしは考えています。
もちろん、作業に入る前に現場の上司やお客様からどのようなシステムのどのような部分になるのか説明を受けているかと思います。しかし実際に作業に入ってしまうと自分の仕事がどうプロジェクトやシステムに貢献しているのかが見えず、ただ期日までに必死に作業をこなすだけとなってしまうのです。このような状況では、このプロジェクトをよりよくするために自分にできることを考えたり、システムが完成して心から嬉しかったりすることはないでしょう。
G&I流オーナーシップの育て方
G&Iでは、案件の規模に応じて必ず3人から10人程度のチーム体制でプロジェクトに入ります。絶対にエンジニアを1人きりで現場に孤立させません。このチーム体制こそが、当事者意識を育てる大切な土台になると考えます。
チーム内に先輩や同僚がいるからこそ、お客様への提案事項が生まれたり、新しい技術に挑戦したいと思ったりしたとき、圧倒的に実行しやすい環境が生まれます。また1人の現場では物理的に1人分のパーツしか情報を得られませんが、3人いれば3人分、10人いれば10人分のパーツを理解し、知ることが可能です。知りたい情報を気負ってお客様や他社の上司に尋ねなくとも自分の先輩や同僚から得られる安心感は想像以上に作業効率を高め、プロジェクトを広い視野でみることができます。
さいごに
チーム内で「背景を理解し(ビジネス・エンパシー)」「自分の言葉で提案し(ブリッジ・コミュニケーション)」「責任を持ってやり遂げる(オーナーシップ)」という経験を一度でも味わったエンジニアは、顔つきが劇的に変わります。単に指示されたコードを書くだけの"作業者"とお客様の悩みに寄り添い、一緒に未来を作る"プロフェッショナルなパートナー"、どちらのエンジニアに仕事の依頼が来るでしょうか。
G&Iのエンジニアには、「自分は口下手だから」「下請けで言われたことしかやってこなかったから」といったありきたりな理由で自分のエンジニアとしての限界を決めてほしくないとわたくしは考えます。G&Iが会社として環境を整え、型を学ばせ、信頼できるチームを構築できるならば、どのようなエンジニアもお客様と一緒に未来を作る"プロフェッショナルなパートナー"になると信じています。
もし、わたくし池田の考えにご共感いただき、3つの人間力を高めたいと考えるエンジニアの方がおられましたらお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。