道の駅を再生し、地域に新たな原動力を
株式会社シカケは、道の駅の再生や立ち上げ支援を行なっている会社です。
全国に1,213カ所(国土交通省 令和6年2月16日 第60回登録)ある道の駅のうち、なんと約1/3が赤字というデータがあります。ほとんどの道の駅は、行政が出資して運営する「第三セクター」という形式をとっているのですが、シカケはそんな第三セクターに改善策を提案し、道の駅のリニューアルや新規立ち上げをサポートしています。
代表の金山が独立する前に関わった「道の駅うずしお(兵庫県南あわじ市)」は大成功をおさめた事例として今でも視察が絶えません。「道の駅うずしお」を運営する第三セクターの売上を、新商品の開発などを通じて8億円から14億5千万円まで向上させたのです。
今回はそんなシカケの福岡オフィスで勤務するメンバーを募集します。代表直下の「ナンバーツー」として、金山のアイデアを具体的な資料に落とし込むことがまず大きな業務です。ゆくゆくは、その業務の中からノウハウを吸収し、金山と連携して道の駅再生に取り組んでいける方をお迎えしたいです。
「道の駅再生請負人」金山のアイデアを具現化
先ほどご紹介した「道の駅うずしお」を運営する第三セクターでは、新規事業なしで4年間で181%伸ばすことに成功しました。この実績が注目を集め「道の駅うずしお」は今でも全国からの視察が絶えません。
金山自身もその手腕が注目され、2022年6月には、テレビ東京「日経スペシャル ガイアの夜明け」に出演しました。
「道の駅うずしお」や関連施設では「白い海鮮丼」と「たまねぎキャッチャー」という施策が大ヒットしました。
たまねぎキャッチャー
白い海鮮丼 ~今日のネタなんですか?~
「白い海鮮丼」の場合は、瀬戸内海の白身の魚を食べてほしいという思いからスタートし「白身の魚だけで海鮮丼を作りましょう」と提案し商品企画がスタートしました。
最初はそのまま丼に乗せていましたが、白身の魚だとどうしても色味が悪く「これは1,000円いただけないな・・・」という見た目になってしまいました。
そこで「白い海鮮丼」というキャッチーな名前をつけ、高級焼肉店のように白身の魚を別盛りにしたり、魚の名札をつけたりしました。今では、道の駅うずしおの大人気商品となっています。
さて、そんなシカケの福岡オフィスで勤務する「ナンバーツー」の募集がスタートしました。だけど、業務内容以外にも、気になることってありますよね。
そこで今回は、実際にシカケで働いている先輩メンバー3名にインタビューしてきました!会社の雰囲気や重視している価値観など「シカケで働くリアル」が気になる方は必見です!
今回インタビューしたのは、デザインチームに所属する3名の方です。
Aさん→入社4年目。正社員としてフルリモート勤務。
Bさん→フルリモートの業務委託。関わりはじめてもうすぐ2年。
Cさん→同じくフルリモートの業務委託。入社して2年半が経過。
入社のきっかけ
入社のきっかけはみなさん様々ですが、Aさんはもともと「道の駅」自体にすごく興味があり、そこからシカケを見つけたそうです。
プライベートでも「道の駅めぐり」をするくらい道の駅やお土産品が好きだったそうですが、あるとき道の駅の商品の変化に気づいたそう。「あれ、なんだかここ最近すごくおしゃれな商品が増えてきたな。誰がデザインしてるんだろう?」そんな興味からたどりついたのがシカケでした。
道の駅はもちろん、全国各地の商品開発や地域活性化に関われるのは大きな魅力だったといいます。
シカケで働くからこそ感じる魅力TOP3
次に、シカケだからこその魅力・特徴を聞いてみました。ここでは特に意見の多かったTOP3に絞ってお伝えします!
①仕事内容がおもしろい!
みなさん共通して挙げていたのが「仕事内容自体がおもしろい!」というポイントでした。
道の駅自体への興味が強かったAさんはもちろん、Bさん・Cさんも仕事内容について言及されていました。
やはり 「道の駅再生請負人」として各地から引っ張りだこの代表 金山がいるからこそ、道の駅の立ち上げやリニューアル、その他商業施設の新商品開発など、魅力的で大掛かりな案件に深く関われるそうです。
とくに地域の仕事に興味のある方にとっては、ワクワクヒリヒリするような案件にめぐりあえる会社です。
②成果をダイレクトに感じられる
大手企業からシカケに転職したことで、自身の業務の成果をよりダイレクトに感じるようになったという方もいらっしゃいました。
Bさんは新卒でパッケージデザイン事務所に入社。テレビでもよく目にするような大手食品メーカーのデザイン業務を行っていたそうです。しかし、企業商品のため、制約の厳しいものが多かったといいます。
Cさんは、大手企業でデザインのディレクション業務を担当。たしかに商品の売上は向上しているけど、CMやスポット広告など多くの部署が一斉に大掛かりな施策を実施するので、自分の業務の成果を直接的に感じる機会は少なかったそうです。
それに対して、シカケの仕事は手ざわり感があります。
扱う商品はローカルに根差したものが多く、企画やデザインの裁量は大きいです。
たとえば、福井県小浜市の「道の駅 若狭おばま」リニューアルは、シカケのデザインチームが手がけた事例の1つです。
特産品である「鯖」を大胆にあしらった「入口のれん」をシカケチームがデザイン。
写真を撮ってInstagramに投稿してくれるお客様が増えています。
地元の和菓子屋さんが道の駅に出品する「おはぎ」もパッケージをリニューアル。
リニューアル前と比べ、はじめて手にとってくださる方が増えているようです。
オリジナルプリンのパッケージも担当。「鯖街道」を歩く行商人のイラストを好評いただいております。
このように、道の駅全体の印象を決める「入口のれん」をデザインしたり、地元の和菓子屋さんや道の駅オリジナル商品のパッケージをリニューアルしたりしています。
企画やデザインの裁量が大きく、自分が関わった施策の成果をダイレクトに感じることができるのは大きな特徴です。
自分たちの考えた施策やデザインによって、道の駅全体が見違えるような繁盛店になったり、ご支援している生産者の人生が変わる様を目の当たりにしたりするような機会があります。
③代表の金山から企画のノウハウを吸収できる
3つ目の魅力は、とくに現在募集しているナンバーツーのポジションほど強く感じることになるはずです。
デザインチームのみなさんも、代表の金山からデザインについての指示や相談を受けたりする中で「金山イズム」を自然と吸収しているそうです。
たとえば「こういう商品がいいんじゃないか」と打ち合わせで話が出たら、金山はすぐに行動します。メニュー開発やスイーツ開発の際に「美味しい」と聞いたら、その店にすぐに足を運んだり、有名店の行列に2時間くらい並んだりすることもあります。
今回の募集ポジションは、ナンバーツーとして金山の直下で、アイデアをパワーポイントなどの資料に落とし込んでいきます。
その中で、どこに着眼して企画を考えているのか、どこにアンテナを立てて最新情報を取り入れているのかなど、ノウハウを吸収することができるはずです。
シカケで働くのが向いているのはこんな人
最後に、どんな人がシカケで働くのに向いているのか(あるいは向いていないのか)。長く働いているメンバーだからこそ感じる、リアルで率直なコメントを集めてきました。
スキルを既に身につけている人じゃないと難しい
いきなり厳しいコメントですが「教えてもらおう、育ててもらおうという人には厳しい」というのが真実のようです。
会社としても大きな規模ではなく、代表の金山自身も全国各地を飛び回っているので、手取り足取りの教育体制は整備されていません。
「学ぼう」という目的ではなく、身につけたスキルを「よりダイレクトに誰かのために役立てたい」というスタンスの方が求められています。
行間を読み取り、いったんカタチにして提案できる人
最後にして最大の要素がこちらです。3名とも口をそろえて「行間を読み取り、いったんカタチにして提案できるスキル」がシカケで働くうえでは必須だとおっしゃっていました。
今回の募集は、代表の直下で働くポジションですが、 具体的で明確な指示が常に飛んでくるわけではありません。むしろ、少し抽象的な指示やアイデアを、具体的なかたちに落とし込んで提案するのがメインのお仕事となります。
その際に、少し疑問点やわからないことがあったとしても、いったん素直に飲み込み、具体的なかたちにしてから相談する姿勢がシカケでは求められるのです。
1回素直に飲み込んでみて、自分なりに考えてカタチをつくってみる。自分の頭で考えて、一度手を動かして具体的な資料やデザインを作ってみる。
そうして金山が選べるような具体的な選択肢を作ってから相談できるような人が向いているし、そのスキルや忍耐力・向上心は必須じゃないかなとおっしゃっていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自己成長のために入りたいという方には不向きかもしれませんが、世のため人のためにがんばりたい!とくに地域を活性化する仕事に取り組みたい!という人には最適の環境です。
みなさん共通して、仕事内容自体に強い魅力を感じていました。さらに「自分が納得できて、世の中からも愛される商品をつくりたい!」と追求し続けた結果として、自分自身も大きく成長していたというコメントが多く聞かれました。
ぜひあなたもシカケの一員になりませんか?まずはカジュアルにお話ししましょう!あなたのご応募をお待ちしております。