こんにちは!株式会社IBISの採用担当です。
本日は、EC担当の臼倉さんにインタビューをしてまいりました。
- ・新ブランド立ち上げの課題、乗り越えた方法
- ・入社数ヶ月で成果を上げられた理由
- ・EC担当者に期待すること
についてお話しして参りますので、ブランドの立ち上げに携わりたい方や自由に発言できる環境で働きたい方はぜひ最後までご覧ください。
臼倉 空飛/EC担当
新卒から5年間、コーヒー業界に従事。バリスタとして接客や販売に携わりながら、ECサイトの運営や商品企画など幅広く活躍。2024年3月に退職し、フリーランスとしてさまざまな企業のECサイト運営をサポート。
同年9月、IBISグループにEC担当として入社。新たなヘアスタイリングブランドの立ち上げ、売り上げ拡大に大きく貢献。
ー直近までフリーランスとして働いていた臼倉さんですが、IBISグループに入社した経緯を教えてください。
前職を辞めてから5ヶ月ほどフリーランスとして働いていて、会社に所属したい想いはありながらも「焦らず、自分が本当に働きたい環境を探そう」と思っていました。いろんな会社を受けて内定ももらっていたのですが、自分の想いと合わずに辞退することをくり返していたんです。
そんなとき、Wantedly経由でスカウトメールをもらったのがIBISでした。興味のある家電業界だったことに加え、自分がこれまで経験を積んできたECサイトの運営に携わる仕事ということで、「おもしろそう!」とIBISグループに応募することにしたんです。
ー慎重に企業を選んでこられたなか、最終的にIBISグループを選んだ決め手はなんでしたか?
面接を受けたのが、ちょうどIBISグループが新ブランドを立ち上げる直前のタイミングでした。何もかもがこれからでEC担当者もいない状況で、「イチから作ってほしい」という説明を受けました。
私自身、学生時代にベンチャーの立ち上げを手伝ったり、前職でサービスを立ち上げたりした経験があります。大手企業に入社して歯車的な働き方をするより、経験を活かして「イチから作りたい」という想いが強くあったんです。その私の想いと、IBISグループが求めている人材とが合致したことが、最終的な入社の決め手になりましたね!
ー立ち上げに携わった新ブランドについて教えてください。
成長途中で規約が厳しいということもありまだブランドの詳しくはカジュアル面談や面接の場で実際にブランドをご紹介できればと思いますが
20代を中心に、30代〜40代女性もターゲットとしたヘアアイロンのブランドです。商品の価格帯は6,000円台が中心で手に取りやすく、かつ機能が豊富で、コスパの良さがお客さまから高く評価されています。また、くすみピンクのカラーリングやスタイリッシュなデザインも、多くのお客さまから好評いただいています。
初めてのヘアアイロンの購入で安価な商品からスタートされた方が、「次はもっとこだわったヘアアイロンを使いたい!」と選んでくださるケースがよくあります。
ー新ブランドの立ち上げに際し、課題だったこと・どう乗り越えたかを教えてください。
課題は大きく2つありました。
1つは、インフルエンサーの影響力をいかに販売力に繋げていくかです。新ブランドでは、Z世代に圧倒的な人気を誇るインフルエンサーの方をイメージモデルに起用しています。
彼女の影響力をいかに活かしていくかは引き続きの課題ですが、新たな取り組みとして、まさに先日、初めてのインスタライブを行いました。お客さまからの反応も上々で、ひとつの成功体験になったと考えています。
2つ目の課題は、ターゲットの見直しです。当初は彼女のファン層をターゲットに据えていたものの、ブランドに興味関心を持ってくれているお客様の属性を分析したところ、20代〜40代までターゲットを広げていくべきだと気づきました。
そこで、10代20代が多いQOO10では彼女のを前面に押し出し、30代40代が多い楽天では商品の機能性やビジュアルを押し出すようにしたんです。その結果、立ち上げ当初と比較して、売り上げは『約50倍』に伸びました。
入社してまだ4ヶ月ですが、皆さんに協力いただきながら、自分の提案や企画が売り上げに繋がっている手応えがあり、大きなやりがいを感じていますね。
ー入社して4ヶ月という短期間で成果を上げられた、その理由はなんだと思いますか?
私がこの会社で一番好きなところでもあるのですが“自由に意見を言える環境”が大きいと思いますね。
立場の上下がなくフラットで、入社して間もない私の意見を汲み取って挑戦させてもらえるんです。承認のスピードが速く、「それ、いいね!」となればすぐに動いてもらえるので、チャレンジしたい人にとってはすごくいい環境だと思います。
入社してから、マーケティングのことから数字の管理方法までいろいろと提案してきました。その一つひとつに耳を傾けて私のやりやすいようにさせてもらえたことが、成果を上げられた大きな理由ではないでしょうか。
ー改めて臼倉さんの担当業務を教えてください。
全社のブランディングを統括する責任者のもと、私と、商品企画とEC担当を兼任しているメンバーとの2人でECサイトの運営を担当しています。
現在、当社では自社サイトとQoo10、楽天に出品しており、それらの企画の立案・進行、日々の数字管理、商品ページの作成などを行っています。プロダクトに関わることは少ないですが、たとえば冬限定ギフトセットを企画した際には、ギフトボックスの制作など、いわゆる資材を作ったりすることもあります。
ーECのマーケティングで重視している戦略や指標はなんでしょうか?
これからのブランドということもあり、戦略や指標も含めて、いろいろと試しながら作っていく段階だと考えています。
ただ、常にブレずに持っているのは、「お客さまにとってどうか」という軸です。「お客さまが使いやすい商品なのか」「お客さまが買いやすいモールなのか」を一番大事にしながら、みんなで話し合ってトライ&エラーを続けています。
加えて、モール側との関係構築も非常に大切だと気づきました。
たとえば、QOO10では、ビッグセールイベントであるメガ割特設サイトの代表枠に商品を載せてもらったり、楽天でも勢いのある店舗としてプッシュしてもらったり。
近年はモールへの新規参入が難しく、1年で数十万円ほどの売り上げしかない店舗もあるなか、当社は立ち上げ2ヶ月で売り上げ3桁を突破できました。モール側に当社の勢いを感じていただけたことに加え、モールの方とコミュニケーションをとって後押ししてもらえたことで、よい導線を引けて売り上げ拡大に繋がったと考えています。
ーIBISのプロダクトの強みは、どういったところにあると思われますか?
たくさんありますが、お客さまからのフィードバックを反映させるスピード感はすごいですね!
お客さまのレビュー・フィードバックは、私から商品の企画・開発を担当する部署に伝えています。すると、次回の発注時には、そのフィードバックが反映された商品へと改良されているんです。
以前、「ヘアアイロンの挟む力が弱い」というレビューを数件いただいたことがありました。すぐに「試作品を作ろう!」となり、1週間後には中国から試作品が到着。
それを、レビューをいただいたお客さまに実際に使ってもらいフィードバックをもらった、ということがありましたね。
商品開発の担当者がよく言っています。「私たちは商品をよく見過ぎているからこそ、気づけないことがある」と。その前提があるからこそ過信せず、商品に関して素人である私の意見を汲み取り、ヘアアイロンを初めて使うお客さまの意見をとても大事にするのだと思います。
ー今後、参画されるEC担当者に期待することはなんでしょうか?
当社は本当に自由な環境ですので、その分、自分を律するマインドも必要です。
また、最初は商品ページを作っていただくなど、受け身な業務も多いと思います。ただ、発言や提案は自由にできますので、気づいたことは遠慮せずにどんどん発信していただきたいです!
みんな「結果を出さなきゃ」という共通意識は持ちつつも、殺伐としたところがまったくなく柔らかい雰囲気なのが、当社の良いところです。そういった柔らかい雰囲気に馴染める方に来ていただけると嬉しいですね!
ー最後に、未来の仲間へのメッセージをお願いいたします。
ありがたいことに、プロダクトに対してお客さまから非常に好評いただいており、どんどんブランドの認知が広がっていくであろう手応えを感じています。
同時に、まだ立ち上がったばかりですので、今後、イチから考え・作り上げていくことはたくさんあります。
ブランドをイチから作り上げていきたい、これから大きくなるブランドに携わりたい、という方にとって、すごく楽しい環境だと思います。そういった野望を持った方と一緒に働けることを、心からお待ちしています!